「維新、企業・団体献金の禁止決定『身を切る改革』」と報道されていますが、果たして身を切っているのか。
2015年度の維新の党が受け取る助成金は27億円で、党本部の運営費の84%を占める。
政党助成金は国民の税金です。支持をしてもいない政党に事実上の「献金」を強要するものであり、「思想信条の自由」「政党支持の自由」に反する、憲法違反の制度です。
汗もかかず、なんの苦労もせず巨額のお金が転がり込むこの制度は、政党・政治家の金銭感覚をマヒさせ、政治腐敗を加速させています。政党助成金ほしさに、政党が離合集散するなど、政党と政治を堕落させる元凶です。
私の支持する日本共産党は、この制度ができてから、この20年間一円の助成金も受け取らずに、機関紙の発行や支持する国民からの浄財によって活動してきた唯一の政党です。年金生活の私ですが、少しばかりの寄付をしています。
政党助成金は、赤ちゃんからお年寄りまで、国民一人当たり年間250円がこれに取られているのです。
因みに、わが町大阪府三島郡島本町の人口約3万人で計算してみますと、年間750万円にもなります。
維新は国民の税金で賄われている政党助成金はこれからもぬくぬくともらい続けるというのです。
「身を切る」というなら、何にでも使え、報告すらしないでよい政党助成金こそきっぱりやめるべきです。
※政党助成法廃止を求める署名用紙のダウンロードは
こちらから。