風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

お薦めの歌 「星の語りべ」岩本公水

2021-05-21 | 日常

カラオケを趣味にしている私ですが、このところ新型コロナ感染の影響によってカラオケ店も休業になり、ご無沙汰しています。今は、もっぱらネット(YouTube)にて楽しんでいます。

「星の語りべ」という曲を見つけました。学校の教材用の曲だそうですが、どのような経緯か、演歌歌手の岩本公美さんが謳っています。よかったら聴いて見てください。

星の語りべ-岩本公水  Hoshi no kataribe-Kumi Iwamoto


生い立ちの景色58・・・新たな職場で

2021-05-15 | 生い立ちの景色

1967年4月。小型テレビとカラーテレビを作っていた我々の職場が無くなるという噂が広がった。火の無いところには煙は立たずで、噂は本当だった。総勢200人くらいいた職場が閉鎖され、所属して人の多くは同じ構内の他の部署に配置転換されることになった。俺はテレビのキャビネットを作る職場に移動した。

キャビネットとはテレビセットの箱で金属製と木製があった。配属されたのは木製の部署だった。幅70㎝、長さ3メートルくらいの合板に電動バフで研磨して箱の天板・側板のそれぞれの長さに切り落とす。次に、それぞれの板の接合部になるところに溝を削るのである。

なかなかの力仕事だった。手袋はもちろん、木の粉塵が多いので、帽子・マスク・防護メガネの完全武装?だった。もちろん、冷房などなかったので夏は背中まで汗びっしょりだった。俺は生まれつき?こまこましたことが性に合わなかったので、男らしいこんな仕事が好きだった。職場の班も小じんまりしていて、みんなと和気あいあいと楽しい職場生活を送った。終業後は、更衣室にあった風呂に入り、さっぱりして帰ることが習慣になった。

職場は変わったが民青同盟の青年運動は続けていた。民青新聞を同盟員に配ることも俺の任務になっていた。同盟員に対する会社の攻撃も激しくなり、残念だが退職したり同盟を去っていく仲間も出てきた。

同じ同盟員で隣の職場の年下のTさんと付き合うようになった。

東京では美濃部革新都知事が誕生した。