前日の2ラウンドの社交ダンスレッスンの疲れが残っていたが、絶好の秋日和に誘われるように自転車で家を出た。時間は、すでに10時を過ぎていた。行き先は、これまで何回も行っている京都の伏見。いつも通りの淀川~桂川の河川敷道を通って、宇治川右岸の堤防を走るコース。
※以下、写真はクリックすると大きくなります。
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写真左より①淀川の河原 ②桂川河原 ③宇治川右岸 ④淀の木田醤油
ただ、今回はできるだけいつもの道でなく他の道を探し探し走った。そうすると、いままで気がつかなかった道があちこちにあるのです。たとえ、その道が短くても、やっぱり今までに通ったことのない道を走るとワクワクしてくる。風に揺れる河川敷の白くなったヨシの穂の間を走るのは、何とも言えないくらい気持ちがよい。
天気が良すぎて、少し走っただけで汗ばんできたので上着を脱いで腰に括り付けた。後ろからの陽が気になり、途中でバンダナをキャップの下に挟んで後ろと横に垂らした。顔は紫外線カット用の少し大きめのサングラスを掛け、一見、〝変なおっさん〟スタイル。
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写真左より①豪川河口の三栖閘門 ②東高瀬川 ③宇治川の河原 ④龍馬とお龍の像
道草をしながら走ったので、随分時間を費やしたようだ。腹が減ってきたので時計を見ると、すでに昼をだいぶ過ぎていた。どこか店に入ってゆっくり昼食をと思ったのに、足はコンビニに。ゲットしたのは、500mlの麦汁と少しのおつまみ。それにおにぎり2個という毎度のセット。我ながらの貧乏性に苦笑。伏見港跡公園の木陰のベンチに腰を下ろし少し遅くなった昼食をいただく。
目の前の豪川(ほりかわ)を行き来する遊覧十石舟を見ていると、昨日の疲れか、それとも先ほど頂いた500mlの麦汁のせいか少し眠くなってきた。ベンチに横たわって青い空に流れる雲を見て、少しばかりの考え事をしていたら、いつのまにかウトウトと。しばし夢と現実が交差するような時間が過ぎた。
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写真左より①伏見港跡 ②かわいいネコちゃん ③大倉記念館裏 ④宇治川のヨシ原
ふと気がつくと、陽が少し傾いてベンチは木陰から外れていた。時計を見ると、もう2時を過ぎている。
少しすっきりしたので、豪川沿いの道を遡って寺田屋や月桂冠大倉記念館などがある街の中心部の方に自転車を走らせた。行きたいところがあったわけではないので、少しぶらぶらしただけ。まだ紅葉のシーズンには少し早いこともあって、観光客はそれほどでもなかった。
夕方からの用事もあったので、少し早かったが3時過ぎに伏見を後にして宇治川右岸道を走り帰路についた。風に揺れる宇治川のヨシの穂が、少し傾いた西陽を浴びてキラキラと光っていた。
※空高く しばしベンチで 夢心地
※西陽射し 葦の穂眩し 宇治の川
※白い穂に 陽が傾きて 人恋し
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写真左より①淀川の河原 ②桂川河原 ③宇治川右岸 ④淀の木田醤油
ただ、今回はできるだけいつもの道でなく他の道を探し探し走った。そうすると、いままで気がつかなかった道があちこちにあるのです。たとえ、その道が短くても、やっぱり今までに通ったことのない道を走るとワクワクしてくる。風に揺れる河川敷の白くなったヨシの穂の間を走るのは、何とも言えないくらい気持ちがよい。
天気が良すぎて、少し走っただけで汗ばんできたので上着を脱いで腰に括り付けた。後ろからの陽が気になり、途中でバンダナをキャップの下に挟んで後ろと横に垂らした。顔は紫外線カット用の少し大きめのサングラスを掛け、一見、〝変なおっさん〟スタイル。
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写真左より①豪川河口の三栖閘門 ②東高瀬川 ③宇治川の河原 ④龍馬とお龍の像
道草をしながら走ったので、随分時間を費やしたようだ。腹が減ってきたので時計を見ると、すでに昼をだいぶ過ぎていた。どこか店に入ってゆっくり昼食をと思ったのに、足はコンビニに。ゲットしたのは、500mlの麦汁と少しのおつまみ。それにおにぎり2個という毎度のセット。我ながらの貧乏性に苦笑。伏見港跡公園の木陰のベンチに腰を下ろし少し遅くなった昼食をいただく。
目の前の豪川(ほりかわ)を行き来する遊覧十石舟を見ていると、昨日の疲れか、それとも先ほど頂いた500mlの麦汁のせいか少し眠くなってきた。ベンチに横たわって青い空に流れる雲を見て、少しばかりの考え事をしていたら、いつのまにかウトウトと。しばし夢と現実が交差するような時間が過ぎた。
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写真左より①伏見港跡 ②かわいいネコちゃん ③大倉記念館裏 ④宇治川のヨシ原
ふと気がつくと、陽が少し傾いてベンチは木陰から外れていた。時計を見ると、もう2時を過ぎている。
少しすっきりしたので、豪川沿いの道を遡って寺田屋や月桂冠大倉記念館などがある街の中心部の方に自転車を走らせた。行きたいところがあったわけではないので、少しぶらぶらしただけ。まだ紅葉のシーズンには少し早いこともあって、観光客はそれほどでもなかった。
夕方からの用事もあったので、少し早かったが3時過ぎに伏見を後にして宇治川右岸道を走り帰路についた。風に揺れる宇治川のヨシの穂が、少し傾いた西陽を浴びてキラキラと光っていた。
※空高く しばしベンチで 夢心地
※西陽射し 葦の穂眩し 宇治の川
※白い穂に 陽が傾きて 人恋し