風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

「しんぶん赤旗」との出会いと今

2019-06-27 | 社会
以下は、地元の共産党(JCPしまもと)から要請され、「しんぶん赤旗読者ニュース」(2019年5月号・月刊)に寄稿した一文です。同ニュース編集部の了解のもとに紹介します。

「どきどきした出会い」
 中学校を卒業して、テレビを製造する会社に就職した。時は昭和36年、一般家庭にテレビが普及し始めた頃。
 事業所には、3000人くらいの労働者が働いていて、労働組合運動も盛んだったが「60年安保」のすぐ後で、会社による組合弱体化の攻撃もあり、いろいろな騒動?が起きていた。18歳頃だったか、職場の先輩から昼休みの更衣室で広告紙に包まれたあるもの?を「一度、読んでみて」と渡された。周りに誰もいないことを確認して、そっと開けてみたら「赤旗」だった。胸がどきどきした。「赤旗」とは、それ以来の付き合いで、55年くらいになる。
「ありがとう『赤旗』」
 こんなこともあった。就職試験の面接で面接官から「共産党は世間から嫌われているが、どうしてだと思いますか?」と聞かれた。共産党を意識した?最初だった。
 青年運動に没頭していた若い頃、会社から差別攻撃を受けて悩んだ時、「早期退職」という名のリストラとたたかった時、そして今。いつもそばに「赤旗」があった。
これからもよろしく!