風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

Tree of Life

2013-04-28 | 日常

友人の生け花師?磯野由理さんが出展している、第49回新創美術展(京都市美術館)に行ってきた。天気が良すぎるくらいで、これで電車で行ったら罰が当たるというもの。8時過ぎに自転車で家を出て、いつものように桂川から鴨川の左岸をぶらぶら道草サイクリング。

今日が最終日だったので、本人が来ているかどうかわからなかったが、「これから行きます」とメールをすると、「私も10時くらいに行く」と返信。
着くと、由理さんが入り口で待っててくれて、「へェー自転車で来たん!」と言うと、すぐに自分の作品の前に案内してくれた。ひと際目立つ奇抜でギンギラギンの大きな立体作品。横に作品名が「Tree of Life」(生命の樹)とある。そして、なんとその下に「兵庫県知事賞」とあるではないか。「すごいやーん」というと、「そうやろ、すごいやろ」とにっこり。

作品をじっと見ながら、「ふㇺー」とため息をついていると、「ヤマちゃん、どう思う。思うままに感じたこと言って」と。一息ついて、「苦しみや喜びを持ちつつ、人それぞれが懸命に生きているような感じかな」と、ちょっときざに言ってみた。「それ貰うた。これから、みんなにはそんな風に言うわ」と。その後、記念に2ショット写真を撮った。

帰り際、「こんなこと聞いていいかなァ」とつぶやくと、「何でも聞いていいで」というので、思い切って聞いてみた。「生活どうしてんのん。花の先生で食べていけるの」と。言った途端に、失礼なこと聞いてしまったと悔やんだが、後の祭り。〝そんなこと聞いて、お前が面倒でもみてやる甲斐性があるのか〟と言われそうだが、さすが太っ腹(失礼)の由理さん、気を悪くしないで???ちゃんと話してくれた。由理さんゴメンナサ~イ。今度ゆっくり飲みましょう。

ゴールデンウィークで、京都の街はすごい人と車。裏通りを抜けて、いつものようにコンビニで合計580円の昼食を調達。人が少ないところまで鴨川を下って、木陰でゆっくりと昼食。少しだけ昼寝をした後、追い風の道を家に向かって自転車を漕いだ。

   
   
※磯野由理さんのFBはここから

これこそ〝アベノリスク〟

2013-04-26 | 社会
                       (上図は「しんぶん赤旗」3/26日より)            

昨日、参院予算委員会の国会中継があり、そこで、日本共産党の大門美紀史議員が「アベノミクス」の実態を厳しく追及していた。
その中で、大門議員は「アベノミクス相場のもと、大企業・大資産家が大もうけしている」、「マネーゲームによって大金持ちはさらに大金持ちになり、一方で、勤労者の賃金は上がらない」と告発するとともに、米オバマ政権が経済対策として大幅な最低賃金引き上げをやろうとしていることを紹介し、「日本政府も大規模な最賃引き上げをすべきだ」と求めていた。

上の表は、その時に使っていたものです。
「アベノミクス」によって大資産家は何千億円、何百億円という資産が寝ていても転がり込んでくるのに、一方で、燃油価格の高騰で採算が取れないとイカ釣り漁船が一斉に休漁に追い込まれ、「イカ釣り漁業者は生産体制を存続できるか廃業するかの瀬戸際に立たされている」(全漁連の訴えより)のです。

今、国民が求めているのは、こんなばくちのようなマネーゲームによる見せかけの景気回復でなく、国民の所得と仕事を増やして日本経済を本格的な景気回復の軌道に乗せることではないだろうか。
「アベノミクス」に騙されてはならない。

日本共産党大門実紀史議員の質問(You Tube)

一年ぶりに

2013-04-26 | 日常

若葉の頃、今年も日本最大級の手づくり音楽イベント「高槻ジャズストリート」の日がやってきた。
この催しは「高槻を音楽あふれる明るく楽しい街に」しようと、1999年に始まり、今年で15回目。
今年も5月3・4日の両日、600組・3000人のミュージシャンが市内の53会場に集合。すべての会場が入場無料で、誰でも気軽に音楽を楽しむことができる。

去年、たまたま出会ったSPY(スパイ)というグループを思い出した。大変感動して、その模様をブログにUPしたところ、写真に写っていたメンバーの一人(ドラマー)のHIROさんからコメントをいただいた。
その時に、「よかったらライブにも」とお誘いをいただいていたのに、まったくご無沙汰している。HIROさん、申し訳ない。

なんでも、ここに出演するには大変な競争率だそうで、実績があるグループでも抽選に漏れることがあるらしい。SPYのことが心配になり、この催しのホームページを見て出演者を確認した。よかった、SPYの名前があった。
1週間後のたった45分間だが、あのSPYとHIROさんに会えると思うと今から胸がワクワクしてくる。

●SPYの出演は
日時:5月3日(金) START/17:00~
場所:TENJINN会場(地図

※各出演者の会場&出演時間はここから

こんな感じになる?

2013-04-21 | 社会

この写真は、淀川の支流の一つ、宇治川に架かる第二京阪道路(阪神高速8号京都線:京都市伏見区)のものです。
先のブログで取り上げた、高槻市鵜殿の淀川右岸河川敷のヨシ原に計画されている橋の感じはこんな風になるのか。
ヨシ原の状況や、橋脚の幅や橋脚間隔はこれとは同じではないとしても、ヨシの生育や河川敷の景観への影響は一体どうなるのか。
広大で美しい(と表現したい)ヨシ原に、このような人工物を造ること自体をどう考えるのか。我々は、高度経済成長時代に経済性を優先させて、環境や安全を後回しにしてきたことを反省したはずだったのではないのか。

〝このヨシ原だけはこのまま残してほしい〟こんな思いを強くした、今日の伏見へのチャリン歩(自転車で散歩)だった。

※新緑の伏見(京都市)
  

ここに橋が…

2013-04-20 | 社会
ここ、淀川右岸の上牧町と道鵜町(大阪府高槻市)に、対岸の八幡市(京都府)から第二名神の橋が架けられることが問題になっています。
というのも、この橋、国土交通省やNEXCO(旧道路公団)西日本の計画では、河川敷のヨシ原のど真ん中を通ることになるからです。
ここ道鵜町のヨシ(葦)は、雅楽の篳篥の吹き口使われるなど(詳しくはこちらから)、かけがえのない貴重なものなのです。

もし、近くに住んでおられる方は一度現地を見ていただきたいのです。こんなところに大きな橋を造ってもいいものでしょうか。
私は、道路や橋を造ることに反対しているのではなく、なんとかこのような貴重な自然を残してほしいと思うからです。

現在のところ、NEXCOや国交省なども、一応は「ヨシ原を守れ」の声に慎重な態度を見せてはいるのですが、ここに橋を通すという基本点については変更はしないという。(検討会議の資料等)

昨日、自転車で散歩をしてカメラに収めてきた写真をUPしますので、よかったら見てください。