風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

コスモスが

2007-06-21 | わんちゃん
なんと、なんと!これはコスモスではないか。ワンちゃんの散歩の途中で見つけたものです。
まだ6月だというのに、いったいどうしたことか?突然変異か、それとも温暖化の影響がここまできたのか…。

このところにわか雨がよくあり、天気が安定しない。しかし考えてみれば今の時期は梅雨。スカッと晴れの日が少なく雨がよく降るのはあたりまえ、これが普通なのだ。

雨蛙の大きな鳴き声が家の中まで聞こえてきた。ふと窓の外を見ると一匹の雨蛙が喉?を大きく膨らませたり萎めたりして鳴いている。体長2㎝くらいなのに膨らませた喉の大きいこと鳴き声の大きいこと。

何はともあれ、雨が降って蛙が鳴いて梅雨。それにしてもこの蒸し暑さは…。

父の日

2007-06-18 | 日常
15日は父の日。長男と次男から宅配でプレゼントが届いた。二人とも酒関係のものだった。
子供が小さかった頃は少しはオヤジを意識したというより、せざるをえなかった。が、彼らが成人してからは、こちらはともかく子供らからはどうしても必要な時以外は「無視」?されてきた。
二人とも家にいてた頃にはオヤジの存在に気がつかなかったのか無視していたのかわからないが…。

一人は結婚し、もう一人は仕事の都合で家を出てはじめてオヤジの存在に気がついたのか。(家にいる三男はまだ親父の存在に気がつかない?らしく、今日現在、何も届いていない)

何はともあれ少し大人になった息子たちよ、プレゼントありがとう。今晩は美味しい酒をいただきま~す。

企業犯罪1

2007-06-05 | 社会
またまた松下電器の記事で申し訳ない。
「ビエラ」といえばPanasonicブランドのプラズマテレビ。最近コマーシャルがすごい。このテレビを造っているのが最先端の設備を備えた松下プラズマ(株)の工場である。

この工場、出来てからまだ7年くらいの新しい工場だが、非常に前近代的?な体質を持っている。何が前近代的かといえば、「法律を守らない」体質を持ち、これがいっこうに改まらない。

2005年にいま流行の「偽装請負」で労働局からお叱りを受けた。06年、今度は「偽装請負」を「偽装」したことでまたもや当局のお世話に。世間を騒がしてマスコミの大きな批判を浴びた。07年、今度は「サービス残業」でまたまた労基署の立入り調査を受けることに。

詳しい内容はさておいて、働かしておいて賃金を払わないのは立派な労働基準法違反の企業犯罪。会社の役職者、労働組合の役員も知っていながら、労働者の告発があるまで「当たり前」のように「犯罪」がまかり通っていた。
法令順守を社会に約束している松下電器の「企業行動基準」にも違反している。

松下はリストラに次ぐリストラで大量の社員を早期退職で職場から追い出し、人件費の安い請負に代えて大もうけ。本来会社がやるべき仕事に必要な「研修」や「資格取得」の費用もすべて労働者に負担させている。

利益のために雇用を破壊し、法違反を繰り返す。そして、自ら決めた社会への約束も守らない。松下電器への信頼に傷を付けているのは一体誰なのか。
今日も腹の虫が収まらない。

報道された事、されなかった事

2007-06-01 | 社会
欠陥石油ファンヒーターで大きな市場品質問題を引き起こした松下電器が、またまた電子レンジなど3製品で305万台を対象にしたリワーク(市場対策)を行うという。
松下のHPを見て驚いた。2000年以降だけでも欠陥商品の「お知らせ」が50件以上、総台数にすれば一体何百万台になるのか。
なんでこのような品質問題を次から次へと引き起こすのか?ここに至っては、この会社のモノづくりに致命的な欠陥があると思わざるをえない。

在職中、テレビの設計に携わっておられた方の話を思い出した。
その方は「新製品の開発・設計・製造にはまず発売期日が決められ、何が何でもそれに合わせよということになる。途中で問題が発生しても絶対に遅らせることは許されない。」「要するに品質での検証が十分できないまま市場に出さざるをえないことがある。このようなやり方をしていたらいつか大きな問題を引起すことに…。」と。

残念ながら一連の欠陥製品の多発はこの方の忠告が的中することになってしまった。
この問題での松下の「社告」を見た。消費者への謝罪と反省はあるがそれで問題が解決するとは思えない。なぜかといえば、「今でも現場では同じようなことがやられている」(松下社員の話)からだ。

根本的なところに“気がつかず?是正されない”とすれば、松下電器の品質問題は“また、また、また”マスコミに報道されることになるだろう。