徹夜っぽいことが近頃たびたび起こり(今日もそうだけど)、
2日前も、朝事務所から自宅に帰るとき
すでに白々と空けた空の下、2本のアベマキの梢に2羽のシジュウカラがとまって
「源平ツツジ白つつじ」とかわいい声でさえずっていた。
バレンタインデーが近いことを、そして春がそこまで来ていることを教えてくれた。
陽の光はあきらかに白く明るく力強くなっている。
夕刻の恵那山がピンクに輝くのもこの時期。
今は2月 たったそれだけ
あたりにはもう 春が聞こえている
だけれども
たったそれだけ
昔むかしの約束はもう戻らない
ああ 花はまた開くであろう
そして鳥は変わらずに鳴いて
人々は春の中で笑み交すだろう
というのが私が20歳の頃から好きだった歌。
そして、
チューリップの花咲くような明るさであなた私を拉致せよ2月
というのも私が20代のころから好きな、俵まちさんの短歌。
どんなに悲しいことが起ころうと
容赦なく花が開くことに憤りに似た気持ちを感じたこともある。
季節の移り変わりは時をどうしても止めることができないことを
私の目の前に突きつける。
明日どうなるか、さっぱり分からない。
そんな無計画ではいけないけれど
とにかく今日はすでに明日になっている。
2日前も、朝事務所から自宅に帰るとき
すでに白々と空けた空の下、2本のアベマキの梢に2羽のシジュウカラがとまって
「源平ツツジ白つつじ」とかわいい声でさえずっていた。
バレンタインデーが近いことを、そして春がそこまで来ていることを教えてくれた。
陽の光はあきらかに白く明るく力強くなっている。
夕刻の恵那山がピンクに輝くのもこの時期。
今は2月 たったそれだけ
あたりにはもう 春が聞こえている
だけれども
たったそれだけ
昔むかしの約束はもう戻らない
ああ 花はまた開くであろう
そして鳥は変わらずに鳴いて
人々は春の中で笑み交すだろう
というのが私が20歳の頃から好きだった歌。
そして、
チューリップの花咲くような明るさであなた私を拉致せよ2月
というのも私が20代のころから好きな、俵まちさんの短歌。
どんなに悲しいことが起ころうと
容赦なく花が開くことに憤りに似た気持ちを感じたこともある。
季節の移り変わりは時をどうしても止めることができないことを
私の目の前に突きつける。
明日どうなるか、さっぱり分からない。
そんな無計画ではいけないけれど
とにかく今日はすでに明日になっている。