資本主義の弱さに
資本主義の崩壊が、ドイツのヒトラーのような、アメリカ大統領候補のトランプ氏により起こりかねない。
トランプ現象、キーワード「分断」を煽る言動を重ねることで、不満を噴出させる有権者の歓心を買っている。扇動者は複雑な状況を「単純化させて一面的に語る」ひたすら扇動的な暴言を重ねて熱狂的な集団の支持をつくる。(朝日新聞 トランプ現象 民主主義・資本主義の脆弱さ視野に インターネットイニシアティブ会長 鈴木幸一さん 6月18日)
民主主義(民主政治制度)とは人民が持つ人権を守る制度。資本主義とは資本家が所有の生産手段を使って、自分たちの利益追求のために労働者を働かせて生産を行う経済体制を言う。「格差」は、より激しくなっており、ある限界を超えると扇動者が跋扈すると言う。
さらに、民主主義の根幹ともいえる国民投票の基盤は、簡単に扇動者に席巻される程度に弱いことを視野に入れるべきとも言う。確かに、資本主義の弱さは、「格差」が環境をつくり、「扇動者」が引金を曳くと、多数決制度において現われそうだ。
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