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心理療法ハッピーライフで上手く行く人、上手く行かない人

2007年06月03日 | 心理療法ハッピーライフ
心理療法ハッピーライフで上手く行く人、上手く行かない人

2007年6月3日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


昨日は、富山県から学生時代の友人が松山に来たので、ブログを休ませて頂きました。
約20年ぶりに会いましたが、予想していたより、ぜんぜん若くて、びっくりしました(笑)。
旧友との再会はとてもとても楽しかったです。


さて、今日のテーマは、心理療法ハッピーライフで上手く行く人、上手く行かない人、です。


何回か前のブログに書きました通り、私は、医師よりぜんぜん予備校の先生に近い存在ですから、病院で良くなる人や良くならない人を想像するのではなく、予備校で良くなる人や良くならない人を想像して頂くのが良いです。

ですから、予備校で学力を上げて希望大学に入るにはどうすれば良いかと考えて下さい。

出来が良い悪いは気にしなくても良いです。

何故ならば、新入社員のA君B君のA君のように自分で修正できる出来の良い人は、人生予備校のような、私の所には来ませんから(笑)。

自分で誤認知(勘違い、勘違いから発生した妄想のようなもの)が修正できる出来の良い人は、病院にも私の所にも来ないで解決していますから(笑)。

私の所には出来の悪い人が来るのですから(笑)。


では、上手く行く人は、どんな人かと言うと、
素直な人です。
私の言う通り(予備校の先生が言う通り)、今までの自分を困らせていた常識を捨てて、自分の意思で、誤認知(勘違い、勘違いから発生した妄想のようなもの)を、もちろん私のコーチを受けながら、修正しに行こうとする人です。
素直と言っても、私の言う事を鵜呑みにする人ではありません。
「本当にその通りだなあ。」
と納得できるようになる為に、何でも良いですから、受け入れられない疑問などを遠慮なくぶつけて下さい、
と言うと、
素直に、深く納得する為に、どんどんぶつけて来る人です。

予備校と同じような感じでしょう(笑)。
納得できるまで、予備校の先生を捕まえて質問攻めにしている学生のようなものです。


では、上手く行かない人はどんな人かと言うと、
素直でない方です。
例えば、何度も、
「私は予備校の先生のような人ですから治せないのですよ。」
と言っても、理解はするのですが、受け入れようとしない人です。

「治してもらおう。」
「楽にしてもらおう。」
という感じの、自分で自分の人生のハンドルを握ろうとしない、受身で依頼心の強い人です。


最近の事例でお話をすると、こういう人がいました。

通信セラピーを二回受けられて、あきらめられた方がいました。
通信セラピーですから、たった二時間です。
たった二時間で、
「自分の力の無さに落ち込みます。」
という一方的なメールで終了を通告して来ました。
この方は30代の男性で、母親からもお電話を頂き、危惧を感じていましたから、私の提案は本人と母親と私の三人四脚で行きましょう、としたのですが、本人が絶対大丈夫だから母親は一緒にしなくて良いと母親に言うので、危惧を抱えたままお受けしましたら、危惧した通り二日でセラピーを終了するとメールで通告して来ました。

また、女性で、この方は電話だけで来られていませんが、何度説明をしても、最初のカウンセリングでどれ位楽になりますか? と聞き続けてくるのです。
最初のカウンセリングはどうしたら楽になるのかという事を話す時間ですよ、
と何度説明をしても、もちろん私の資料をお送りして読んで頂いているはずなのですが、
そんな事を言っても楽になるのですよね。
上手くすると最初のカウンセリングを受けただけで病院も行かなくて良くなるくらい楽になりませんか?
と壊れたレコードのように続けるのです。

お二人共に、通信セラピーの方は2時間、この女性は最初のカウンセリングですから3時間で楽にならないと駄目だと言っているのです。

当たり前の話ですが、
予備校の勉強は楽ではありません。
楽ではありませんが、希望大学に行く為に勉強を頑張ってして頂かなければなりません。

自分の人生を楽にしたいのでしたら、深く納得するという事をやって頂かなければなりません。
少なくとも、数ヶ月は掛ります。

私の所で良くなるには、
真剣は真剣でも治してもらう真剣ではなく、
自分が誤認知(勘違い、勘違いから発生している妄想のようなもの)を正しい認知に治しに行くという真剣が必要です。

余談ですが、こういう人たちは、誤認知(勘違い、勘違いから発生している妄想のようなもの)を持っていますから、色々なものを怖がっています。
怖がっていますから、過剰に自分を守ろうとします。
論理は通用しません。
「自分は正しい。」
「相手が悪い。」
「親が悪い。」
「先生が悪い。」
「周りの皆が悪い。」
「世の中が悪い。」

ちなみに私には、
「ハッピーライフの矢野先生が治さないのが悪い、しゃべり方が悪い、腕が悪い。自分は治してくれなかったから被害者。など。」
インターネット上で私の悪口を匿名で書かれていた人がいました。
私は昔から治せないと言っているのですが、論理は関係ないのです。
自分を正当化するだけです。

この二時間であきらめた30代の男性のメールも、
「私の話し方が噛み合わない、難しい、」
という自分を正当化する理由を付けています。

しかし、自分の人生は自分がハンドルを握っている、そして自分の意思でハンドルを切っている、という自覚を持たなければ一生変わりません。

この男性も十数年も悩まれて病院に掛り続けて、ここだと思って、私の所に申し込んだとおっしゃっていましたが、
「治してもらおう。」
「努力をほとんどしなくて楽になりたい。」
というような依頼心を捨てて、
自分の人生は自分でハンドルを握り、自分でハンドルを切っている、そして、自分の人生の責任は自分で取る、という考え方にならなければ上手く行きません。
十数年も悩まれて来たのですから、今までの考え方や方法ではこの状態がもっと続くだけというのは分かっているはずですがハンドルの切り方を変えないのです。
同じ状態がもっと続くだけなのですが。

あなた方の望んでいる、治してくれる人や努力をほとんどしなくて楽になる方法は、存在しません、方法は無いのです。

何故ならば、原因は、病気ではなく、誤認知(勘違い、勘違いから発生する妄想のようなもの)ですから。

私は、このお二人がこのブログを読まれて気付かれる事を望んでいます。

では、明日(笑)。

大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。

おやすみなさい(笑)。