性格改善の心理療法ハッピーライフ 1998年開業 認知療法、よむだけでも役に立つ内容を提供しています。。

対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

誰が大切な人ですか? 対人緊張症 対人不安症

2007年06月07日 | 心理療法ハッピーライフ
誰が大切な人ですか? (対人緊張症、対人不安症)

2007年6月7日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


二日間お休みしまして、ごめんなさいね。
今日からは、何日か、誰がシリーズ、を書こうと思います。
本日は、誰が大切な人ですか? 
で、明日は、誰の人生ですか?
という題名を考えています(笑)。


さて、あなたの人生で誰が重要で誰が重要ではない、とか、優先順位などを考えた事がありますか?

対人関係で悩まれていない方は良いのですが、対人関係で悩まれたり困られたりしている人には今日の内容はとても役に立ちますよ(笑)。
誰が自分の人生の中で大切で、誰は自分の人生の中ではそんなに大切ではないという事をしっかり認識しましょう。
すると、怖い、という感情が減ります。


では、本題に入ります。

想像して下さい。

私が東京時代にセラピストとして雇われていた時の話です。
ですから、10数年前の話です。

そこの先生が申し込みを受け、私が担当する事になった、40歳過ぎの、人に嫌われたら怖い、という対人恐怖症の女性がいらっしゃいました。

正直、中々受け取って頂けませんでしたが、東京時代は雇われていましたから今の私の所とは料金設定が全く違っていまして、そこの料金は完全前払いで10回(10時間、1回1時間)13万円でしたから、中々受け取って頂けなくても、13万円を前払いしていますから来られました。
そして、7回目か8回目だったと思いますが、この女性が、
「先生、分かりました。」
と言って話されました。

矢野先生、先生には色々話して頂きましたが、正直言って、私は何を話しているのだろう、という感じで、ほとんど分かりませんでした。

しかし、先日の出来事で良く分かりました。

先生は、そんなに、全ての人に良く見せたい、全ての人に良く思われたいと思い続けていたら、あなたは誰かに利用されますよ。
と言っていましたよね。

その通り、実はもう私を利用しようとする人が側にいたのです。
私より、一つ下の女性なのですが、その女性は車も車の免許も持っていないので、しょっちゅう私に何処何処に連れて行ってと電話をして来るのです。
私は、先生の言う通り、全ての人に良く見せたい、全ての人に良く思われたい、の塊ですから断って嫌われるのが怖いですから、無理してでも連れて行って上げました。

或る時は、幼稚園の息子とデパートに行く直前、玄関のドアに手を掛けたら電話が鳴ったのです。
電話に出たら、あの女性なのです。
そして、いつものように、
「何々さん、私、今すぐ何処何処に連れて行って欲しいの。」
と言うのです。
私は嫌われるのが怖いですから、はい、と返事をしました。
そして、幼稚園の息子に、
「お母さんは急用が出来たからデパートは今度にしよう。」
息子は、昨日から、
「明日はデパートだ!」
と喜んでいましたから、泣き出しました。
でも、私は息子の頭を叩いて、
「お母さんが嫌われたらどうするの!」
と言っていました。

矢野先生は言っていましたよね。
あなたの人生で価値の有る人は、普通は、家族、友人、の順番で、近所の人や会社の人は多くの時間会う可能性が有っても、あなたの人生の価値からみると価値の低い人でしょう。
と、また、
嫌われたら怖い、を価値基準にしていると、本当に大切な人を邪険に扱い、どうでも良い人に気を使うような事になりますよ。
と、良く分かりました。

私にとって重要な人は、旦那や息子で、この女性は良く考えてみたら、向こうからは何処何処に連れて行って、という電話はしょっちゅう掛ってきますが、私から電話をする事はまずありませんから。
良く考えたら、この人は私の人生で見たら、そんなに価値の有る人じゃなかったのに、今思うと、旦那や息子は許してくれる、嫌いにはならない、という甘えが有ったのでしょう、邪険に扱う事が有りました。

3日前なのですが、デパートと同じく幼稚園の息子と出かけようとしてドアを開けようとしたら電話が鳴ったのです。
今日は、デパートではなく、念の為ですが、息子を病院に連れて行く所だったのです。
電話を取らなければ良かったとも思うのですが、取らなかったら、あの電話は何だったのだろうと気になってしまうので取りました。
すると、あの女性でした。
いつものように、
「何々さん、私、今すぐ何処何処に連れて行って欲しいの。」
と言うのです。

しかし、今日はデパートではなく息子を病院に連れて行くのです。
そして、矢野先生の言う事も少しは受け入れていたと思います。
確信を持って、今日は息子を病院に連れて行くのだから断っても大丈夫、
と思い、ごめんなさい、今日は駄目なの、と初めてこの女性にNOと言ったのです。
すると、この女性は、どうして、と色々聞いて来るのです。
「今日は息子をこれから病院に連れて行くの。」
「何処が悪いの、どんな感じなの。」
と根掘り葉掘り聞いて来るのです。
私も、念の為とは言え、病気の息子を玄関に立たせたまま、一つ一つにしっかり答えているのです。
気が付いたら、10分から15分くらい経っていました。
馬鹿な母親だと思いましたが、
「分かったわ。」
と言ってくれたので、分かってくれたと安心したら、次にビックリする言葉が出ました。
「分かったわ。そんなに酷くないのね。念の為に病院に連れて行くのね。」
「そうなの。念の為なんだけど、病院に連れて行くから、ごめんなさいね。」
と言うと、
「念の為でしょう。念の為だったら、私の用事の方が重要よ。先に私を送り迎えしてから病院に連れて行ったので良いじゃない。それよりも、念の為なんだから、連れて行かなくても大丈夫よ。病院代も馬鹿にならないんだから。大丈夫。それよりも、私の方が重要なんだから、今すぐ来てくれるわよね。あなたは人が困っているのを見過ごす事の出来ない人よね。私、困っているのよ。迎えに来てくれないと、あなたを嫌いになるかも知れないわよ。」
と言うのです。

ビックリしました。
そして、目が覚めました。
本当に、今まで、こんな人に気を使って来たのかと思うと、自分が本当に馬鹿だったと分かりました。

そう言えば、この女性は一度もガソリン代を払った事がないのです。
何十回も、下手すると、100回以上連れて行ってあげたかも知れないのですよ。
しかし、この女性からガソリン代のガの字も出た事がないのです。
私は、矢野先生の言う通り、全ての人に良く見せたい、全ての人に良く思われたい、の塊ですから、本心はガソリン代を払って欲しいのですが、ガソリン代を払ってと言うと嫌われるのかも知れないと怖がって、
(この人は車の免許も車も持っていないから車にガソリンが必要という事が分からないんだ!)
と、言い聞かせて来ましたが、そんな事が有る分けがないですよね。
うちの息子もたまに、
「ママ、ガソリン大丈夫?」
と言うのですから、分からない分けがないですよね。

この女性から見たら、只(無料)のタクシーなんですよね。


さて、これは実話、本当の話です。

さあ、皆さん、いかがでしたか?


人の振り見て我が身を直せ、


今日のお話、お分かり頂けましたでしょうか?

まずは、自分の間違いに気付く事です。

次に、本当にその通りだなあ、と深く納得する事です。

言える事は、誤認知、勘違い、勘違いから出ている妄想のようなものですから、大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は本当の病気じゃないですからね(笑)。

では、明日(笑)。

明日は、誰の人生ですか? の題名の予定です。