誰があなたをそんなに見ているのですか? 対人緊張症 対人不安の神経症
2007年6月13日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
昨日、帯状疱疹と書きましたら、ご心配を頂くメールを頂きました(笑)。
有難うございます(笑)。
しかし、皆さんが想像されている帯状疱疹と比べて、ほとんど楽ですから、心配しないで下さいね(笑)。
昨夜の体温は37.3度でした(下がっています)、痛い事は痛いのですが、時々です。
かゆくて困っている方が強いですから(笑)。
有難うございます(笑)。
さて、今日は、誰があなたをそんなに見ているのですか? という題名です。
対人緊張症や対人不安が原因の神経症の人たちの大きな、誤認知、勘違い、勘違いから来る妄想、の話です。
正しい認知に修正すれば楽になりますからね(笑)。
大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。
想像して下さい。
赤面症で困っている30才くらいの男性サラリーマンです。
私の所に来て、私と話をしています。
男性サラリーマンが私に言います。
「毎日、会社で赤面しています。そして、赤面した私を会社の上司や同僚や部下が大笑いするのです。」
私が質問をします。
「大笑いをされているという事ですが、どんな風に大笑いをされているのですか?」
男性サラリーマンが言います。
「そりゃあ、みんな、大人ですから、声に出して笑ったり顔に出して笑ったりはしませんが、心の中では私が赤面する度に大笑いをしているのです。そして、自宅に帰ったら、家族と一緒に私の赤面の事を大笑いしているのです。」
私が質問をします。
「自宅でも家族と一緒に大笑いをしているとはどういう事ですか?」
男性サラリーマンが言います。
「自宅に帰ったら、奥さんや子供やおじいさん、おばあさんたち、みんなで、私の赤面の話をずっとしているんですよ。今日は何回赤面をしたのか? とか、どんな風に赤面をしたのか? とか、子供やおくさんは私の赤面した顔を見たいから、パパ、今度その人を連れて来てよ。と言っていたりして、私の事を毎日、何時間も噂話して笑い続けているんですよ。」
私が質問をします。
「その光景を見たり、毎日あなたの事を家族と話している、という事を聞いたりした事はありますか?」
男性サラリーマンが言います。
「見たり聞いたりした事はないですけど、毎日、私の赤面の事を話題にして家族全員で笑っているに違いないですよ!」
私が質問をします。
「あくまでも、この事を見たり聞いたりはしていないで、あなたの想像なのですね?」
男性サラリーマンが言います。
「そんな事を言われても絶対に家族そろって私の事を大笑いしているのです!」
私が方向を変えて質問をします。
「念のために聞きますが、あなたは上司や同僚や部下は一緒に会社で仕事をしているのですから、よく知っているでしょうが、上司や同僚や部下の家族もあなたはよく知っているし、知られているのですよね?」
男性サラリーマンが言います。
「家族の事など知っている分けがないでしょう。私が、ほとんど、知らないのですから、向こうも知りませんよ。」
私が言います。
「普通、自分の知っている人の事も毎日は噂をしないと思うのですが、知らない人の事を何度かは噂したかも知れませんが、毎日はしないと思うのですが。あなたも、よく知らない人の事をそんなに噂をしないでしょう。」
男性サラリーマンが言います。
「そんな事、知りませんよ。知りませんけど、絶対に毎日私の赤面の噂をしているのです。日によったら朝まで私の事で家族全員大笑いしているんですよ!」
私が質問をします。
「若しかして、あなたは有名な歌手や俳優さんですか? そういう人でしたら、こちらは知らないけれども、先方はテレビや映画であなたの事を知っていますからね。」
男性サラリーマンが言います。
「バカな事を言わないで下さい。私は歌手でも俳優でも何でもないし、テレビにも出た事はありませんよ。」
私が言います。
「という事は、あなたの事を上司や同僚や部下と家族が一緒に毎日話題にしていると言うことはないと思うのですが。」
男性サラリーマンが言います。
「しているんですよ! 絶対に毎日私の噂話をしているんですよ!」
彼が苛々(いらいら)し始めたのが、分かりましたから、私は話しの方向を変えます。
「話を少し変えますね。あなたは赤面している人を見た事はありますか?」
男性サラリーマンが言います。
「私が赤面で苦しんでいるからでしょうが、今までに何人か赤面している人を見つけた事がありますよ。」
私が続けて質問をします。
「赤面した人を見た夜、あなたは家族とその人とその人の赤面の話をしましたか?」
男性サラリーマンが言います。
「するわけがないでしょう。」
私がいいます。
「家族と赤面した人の事は全く話さなかったのですね。」
男性サラリーマンが言います。
「当たり前じゃないですか! 私が赤面で苦しんでいるのですから。そして、赤面した人の話を家族にしたって楽しくも面白くもない話ですからするわけがないでしょう。」
私が言います。
「では、あなたの場合は何故、毎日、噂をされるのでしょうか? 本当にあなたが思っているほど、あなたの事を人は見ているのでしょうか? また、あなたにも悩みが有るのと同じく、あなたの上司や同僚や部下そして家族の人たち、みなさん色々な悩みを持っていると思いませんか? 子供の事、健康の事、舅姑問題、など。皆さん、人生を生きているのですから、あなたの赤面の事を毎日、場合によっては朝まで、話しているほど暇でしょうかね?」
この話は本当の症例です。
人の振り見て我が身を直す材料にして下さい。
この話の続きは明日、
あなたはあなたの人生の主人公ですが、この世の中の主人公ではない、
という内容で続けて行きます。
大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。
ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。
必ず、ブログで取り上げます(笑)。
では、今日も、早めに休みますね(笑)。
お休みなさい(笑)。
また、明日(笑)。
2007年6月13日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
昨日、帯状疱疹と書きましたら、ご心配を頂くメールを頂きました(笑)。
有難うございます(笑)。
しかし、皆さんが想像されている帯状疱疹と比べて、ほとんど楽ですから、心配しないで下さいね(笑)。
昨夜の体温は37.3度でした(下がっています)、痛い事は痛いのですが、時々です。
かゆくて困っている方が強いですから(笑)。
有難うございます(笑)。
さて、今日は、誰があなたをそんなに見ているのですか? という題名です。
対人緊張症や対人不安が原因の神経症の人たちの大きな、誤認知、勘違い、勘違いから来る妄想、の話です。
正しい認知に修正すれば楽になりますからね(笑)。
大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。
想像して下さい。
赤面症で困っている30才くらいの男性サラリーマンです。
私の所に来て、私と話をしています。
男性サラリーマンが私に言います。
「毎日、会社で赤面しています。そして、赤面した私を会社の上司や同僚や部下が大笑いするのです。」
私が質問をします。
「大笑いをされているという事ですが、どんな風に大笑いをされているのですか?」
男性サラリーマンが言います。
「そりゃあ、みんな、大人ですから、声に出して笑ったり顔に出して笑ったりはしませんが、心の中では私が赤面する度に大笑いをしているのです。そして、自宅に帰ったら、家族と一緒に私の赤面の事を大笑いしているのです。」
私が質問をします。
「自宅でも家族と一緒に大笑いをしているとはどういう事ですか?」
男性サラリーマンが言います。
「自宅に帰ったら、奥さんや子供やおじいさん、おばあさんたち、みんなで、私の赤面の話をずっとしているんですよ。今日は何回赤面をしたのか? とか、どんな風に赤面をしたのか? とか、子供やおくさんは私の赤面した顔を見たいから、パパ、今度その人を連れて来てよ。と言っていたりして、私の事を毎日、何時間も噂話して笑い続けているんですよ。」
私が質問をします。
「その光景を見たり、毎日あなたの事を家族と話している、という事を聞いたりした事はありますか?」
男性サラリーマンが言います。
「見たり聞いたりした事はないですけど、毎日、私の赤面の事を話題にして家族全員で笑っているに違いないですよ!」
私が質問をします。
「あくまでも、この事を見たり聞いたりはしていないで、あなたの想像なのですね?」
男性サラリーマンが言います。
「そんな事を言われても絶対に家族そろって私の事を大笑いしているのです!」
私が方向を変えて質問をします。
「念のために聞きますが、あなたは上司や同僚や部下は一緒に会社で仕事をしているのですから、よく知っているでしょうが、上司や同僚や部下の家族もあなたはよく知っているし、知られているのですよね?」
男性サラリーマンが言います。
「家族の事など知っている分けがないでしょう。私が、ほとんど、知らないのですから、向こうも知りませんよ。」
私が言います。
「普通、自分の知っている人の事も毎日は噂をしないと思うのですが、知らない人の事を何度かは噂したかも知れませんが、毎日はしないと思うのですが。あなたも、よく知らない人の事をそんなに噂をしないでしょう。」
男性サラリーマンが言います。
「そんな事、知りませんよ。知りませんけど、絶対に毎日私の赤面の噂をしているのです。日によったら朝まで私の事で家族全員大笑いしているんですよ!」
私が質問をします。
「若しかして、あなたは有名な歌手や俳優さんですか? そういう人でしたら、こちらは知らないけれども、先方はテレビや映画であなたの事を知っていますからね。」
男性サラリーマンが言います。
「バカな事を言わないで下さい。私は歌手でも俳優でも何でもないし、テレビにも出た事はありませんよ。」
私が言います。
「という事は、あなたの事を上司や同僚や部下と家族が一緒に毎日話題にしていると言うことはないと思うのですが。」
男性サラリーマンが言います。
「しているんですよ! 絶対に毎日私の噂話をしているんですよ!」
彼が苛々(いらいら)し始めたのが、分かりましたから、私は話しの方向を変えます。
「話を少し変えますね。あなたは赤面している人を見た事はありますか?」
男性サラリーマンが言います。
「私が赤面で苦しんでいるからでしょうが、今までに何人か赤面している人を見つけた事がありますよ。」
私が続けて質問をします。
「赤面した人を見た夜、あなたは家族とその人とその人の赤面の話をしましたか?」
男性サラリーマンが言います。
「するわけがないでしょう。」
私がいいます。
「家族と赤面した人の事は全く話さなかったのですね。」
男性サラリーマンが言います。
「当たり前じゃないですか! 私が赤面で苦しんでいるのですから。そして、赤面した人の話を家族にしたって楽しくも面白くもない話ですからするわけがないでしょう。」
私が言います。
「では、あなたの場合は何故、毎日、噂をされるのでしょうか? 本当にあなたが思っているほど、あなたの事を人は見ているのでしょうか? また、あなたにも悩みが有るのと同じく、あなたの上司や同僚や部下そして家族の人たち、みなさん色々な悩みを持っていると思いませんか? 子供の事、健康の事、舅姑問題、など。皆さん、人生を生きているのですから、あなたの赤面の事を毎日、場合によっては朝まで、話しているほど暇でしょうかね?」
この話は本当の症例です。
人の振り見て我が身を直す材料にして下さい。
この話の続きは明日、
あなたはあなたの人生の主人公ですが、この世の中の主人公ではない、
という内容で続けて行きます。
大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。
ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。
必ず、ブログで取り上げます(笑)。
では、今日も、早めに休みますね(笑)。
お休みなさい(笑)。
また、明日(笑)。