熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

大雪

2010-02-06 20:53:08 | 文章
2月6日(土)、朝晴れるも雲多し。

寒空です。
北陸から新潟は大雪。テレビで雪に埋まったその様子が映されています。
雪に埋まった自動車。
暖気を取ろうとして、エンジン排気ガスの一酸化中毒で、複数の方が亡くなったそうです。
大雪では、こんな危険も隣り合わせ。十分に注意しなければなりません。
娘一家が富山に住んでいますので、昨日から今朝にかけてこれが一番気になりました。

昨日の国会中継で感動したのは、「普天間問題」を取り上げた沖縄県出身の代議士・照屋寛徳さんの演説。
聴く人の魂に届く語りっぷり。
きのうほど重みある演説は、記憶がありません。

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朝方、加茂の里にも雪がチラつきました。
10時、尾崎さんたちが到着。四日市方面は近年にない積雪だとか。

コーヒーの後、11時に尾崎さんの車で工房を出発。大阪商業大学に行ってきました。
シンポジュームの前に、多少時間の余裕があったので、先ずはアミューズメント産業研究所の「世界のチェスと将棋店Ⅱ」に。小生は今日が2回目でしたが、シンポジュームの流れもあり、来館者は前回より多めでした。

シンポジューム会場では、久しぶりに飯田弘之先生にお会いしました。
飯田先生は、ご承知のとおり元々は棋士ですが、将棋を学問として研究(コンピュータ関連)するため、静岡大学に転進されて今は北陸先端科学技術大学院大学教授として教鞭をとっておられます。
初めてお目にかかったのは10年前。国際日本文化研究センターの尾本恵一先生が主宰されていた共同研究「将棋の戦略と日本文化」に押しかけオブザーバー参加させていただいた時でした。
以来、2ヶ月ごとに開かれる研究会や、大阪の桃山大学での研究会で時々お会いしたり、あるときは石川県能見市にある大学にも呼んでいただいて、この時は「将棋駒はなぜ5角形か」という講演をさせていただきました。

九谷焼人間国宝の徳田八十吉さんにも引き合わせていただきましたし、その時手配いただいた宿が辰口温泉の素晴しい日本旅館「まつさき」でした。
思わず、フロントで「社長さんは居られますか。こちらは将棋タイトル戦に相応しい宿です。少しお話を聞いていただけないでしょうか・・」と。

結果、翌年の「森内対谷川の名人戦第6局」が、ここで行われました。
飯田先生とは、そんな思い出が重なります。

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谷川九段の「高速ノート」に、過日の対三浦戦の自戦記が出ています。
「あまりにも痛かった敗戦・・」と、述べられています。
次は誰だったかは覚えておりませんが、まだ希望はあります。

では、また。

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