熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

豆本の世界

2010-02-22 05:03:53 | 文章
2月22日(月)、晴れ。

只今、女子カーリング対ロシア戦の9対9の延長戦。
どうなりますか。

昨日岐阜県の方から、「豆駒」について速達で問い合わせ。
中には、手紙とともに脚付きの小型盤と「豆駒」の写真が同封されておりました。
そして、「豆本」も収集されているとのことでした。
「豆本」は小さいのは、手のひらに収まる位のものから1ミリにも満たないものもあるそうで、小さいにもかかわらず、装丁等が凝ったつくりになっているものも多く、好事家の収集対象になっています。

■■■只今、日本の勝利が決まりました。見事です。■■■

小生が「豆本の世界」と出会ったのは30年前。山形県酒田市の佐藤公太郎さんをお尋ねしたときです。
佐藤さんは、竹内淇洲さんの愛弟子。
その前に、ご子息・竹内六朗さんとお会いして、六朗さんの紹介で佐藤さんを尋ねました。目的は、本間美術館に収められている「錦旗姉妹駒」と、佐藤さんが所蔵されている駒を拝見することでした。

このとき佐藤さんから、ご自分が作られた「錦旗の駒」や、明治時代の実話を書いた「露西亜船遭難記」なる豆本(いずれも名刺ほどの大きさです)をいただいて、この世界のことを知りました。
この2冊の豆本は、現在も大切に所蔵しています。

さて、岐阜県の方からの手紙では、「豆本をはじめ小さいものが好き。将棋の道具も何軒かの店に聞き合わせたりして2組の「豆駒」を盤とともに買ったが、駒は満足するものでは無く、たまたま小生のブログ写真の豆駒を知って、作ってもらえるだろうか」との問い合わせでした。

小生の「豆駒」が、果たして満足いただけるかどうかは分かりませんが、とにかく次のようなことをお話しました。
1、オーダーメイドなので盤の大きさが決まっておれば、駒はそれに合わせて作ります。
  ご希望なら「カヤ盤」も一緒に作ります。
2、文字は、小生の肉筆の書き駒です。
  希望により盛り上げも作りますが、既存の文字のときは、ご相談で。
3、値段は木地にもよりますが、普通サイズの盛り上げ駒の1/3ほど。
  ご予算や希望は遠慮なくおっしゃってください。
4、(これは、言い忘れましたが)納期は2ヶ月くらい。
  木地整形も小生がします。  

と言うことで、手持ちの盤の升目のコピーを送ってもらうことになりました。
充分吟味したいい材料で「豆駒」を作りたいと思っております。

■■■カーリング。日本は「3勝2敗」。予選突破に向け希望が高まりました。■■■
只今5時40分。もう一眠りします。
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駒の写真集

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