goo blog サービス終了のお知らせ 

熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

春よ来い

2010-02-03 07:21:19 | 文章
2月3日(水)、晴れ。

日の出が少し早くなったように感じます。
今日は「節分」。
節分は春夏秋冬それぞれが終わる日。つまり冬の終わりの日ですね。
明日からは、いよいよ春、立春。「春よ来い」です。

今日やることは特に決めておりませんが、手紙を3通と、暖かければ「木地の整形研磨」、残りは「彫り」。
朝は、そんなことを考えています。

8時現在の外気温は2℃。
先ずは一杯目のコーヒーを飲みながら外を眺めていると、線路向こうの建物の陰から陽が差し込んできました。
外へ出ると風もなく日光が暖か。
手紙3通のうち急ぎの1通は書き上げて、急遽、気になっていた2台の「チェスト」に漆塗りをすることに。
朝、寝起きで考えていた「木地の整形研磨」と「彫り」は後回し、今日はパスでした。

白木地の「チェスト」は、わざわざ自分で塗装するために4台取り置きしていて、1台は塩井さんへ渡し、残り3台のうち今回は2台を塗装し、残る1台は白木のまま。
左はアフター。右はビフォアーです。


「チェスト」への漆塗りは、「刷毛」ではなく「箆」を使います。
ちょっとしたこコツが要りますが「箆」は、平面塗装には非常に便利な道具なのです。
「箆」で漆を塗るというのは、案外知られておりませんが、「刷毛」より均質に漆が塗れて仕事が早く、漆の無駄が出ないという利点があります。

「これで出来上がりですか」って。
「いえいえ、あと何回か塗り重ねなければなりません」ネ。

では、また。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726