9月2日(金)、雨。
台風が近づいています。
風雨に備えたいと思います。
ーーーー
チョッと小さな古水無瀬の彫り埋め駒が出来上がりました。
勿論、盤もチョッと小さめ。
旅行用のボストンバッグに入る大きさです。
以前から、将棋仲間との旅行などに持って行ける雰囲気の良い「携帯用の盤と駒」が欲しいと思っておりました。
何年も前のことです。
日常の仕事の隙間を利用して、アレコレ素材も幅広く、考えて設計図を書いたりスケッチしたり。
一昨年は、ある素材でチョッと小さい2つ折りの盤や、チョッと小さい組み合わせ式の盤などを幾つか試作したものの、
何かもう一つもの足らないところがあって、ボツにしました。
今回は、原点に立ち戻って、シンプルで機能的なものを指向しました。
そのコンセプトですが、
①、旅行用にふさわしく、携帯に便利であること。
②、小さすぎず、普通サイズの駒と変わらない感覚で指せ、指しやすいこと。
③、安価でも本格的な雰囲気があり、ゆったりと気持良くさせる道具であること。
さらに言えば、場合によってはタイトル戦の継盤としても使っていただけそうなもの。
まあ、およそこんな考えでありました。
と、言うことで、小さいながら、駒は普通の指さばきで使える(使いやすい)大きさと厚み。
盤の大きさは、最終的に、30センチx27センチを想定しました。
色紙より一回り大きく、普通サイズの盤と比べれば一回り半小さい。
このくらいが携帯出来る盤として、最大だろうと考えました。
また、自宅で詰め将棋を作る時も、レギュラーサイズより、このくらいが使いやすいのではないかという考えもあります。
なお、この「チョッと小さい駒」は、幕末から明治時代の「安清の駒」よりも大きく、レギュラーサイズの将棋盤の上で使っても、
格別な違和感は無い大きさです。
盤は日本産カヤと、別の材の二種類を用意。
カヤ盤は、木味の良い柾目の古い碁盤をつぶして仕立てました。
もう1面は、携帯用として軽くても丈夫でシッカリしたもの。
どちらが良いかは、好みとか、主たる使い方で選択出来ればと思うのです。
駒箱は、縦長で薄い長方形。
これだと、携帯に便利だし、詰め将棋の時などは駒の所在が分かって特定の駒を取り出しやすい。
そんな考えです。
テーブル上で使うときの携帯用駒台もつくりました。
駒は、普通のものと比較してください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7f/3f2577c9c2fa3b802cd382431883baef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0c/5718696509a9c8857178b23dadb05727.jpg)
駒は3組。
このうち1組は注文を戴いて、1組は自分用。
残る1組は、どなたか親しく使っていただける方にと思っています。
いずれも御蔵島ツゲ古材の柾目を使用。
製材して25年くらい経過している細かな木目を選びました。
今回は、試作の段階かもしれません。
まあ、無い知恵を絞っていろいろ考え、作ってみることは楽しいということです。
何か、もっと良いアイデアをお持ちの方は、是非、ご意見をお寄せ下さい。
台風が近づいています。
風雨に備えたいと思います。
ーーーー
チョッと小さな古水無瀬の彫り埋め駒が出来上がりました。
勿論、盤もチョッと小さめ。
旅行用のボストンバッグに入る大きさです。
以前から、将棋仲間との旅行などに持って行ける雰囲気の良い「携帯用の盤と駒」が欲しいと思っておりました。
何年も前のことです。
日常の仕事の隙間を利用して、アレコレ素材も幅広く、考えて設計図を書いたりスケッチしたり。
一昨年は、ある素材でチョッと小さい2つ折りの盤や、チョッと小さい組み合わせ式の盤などを幾つか試作したものの、
何かもう一つもの足らないところがあって、ボツにしました。
今回は、原点に立ち戻って、シンプルで機能的なものを指向しました。
そのコンセプトですが、
①、旅行用にふさわしく、携帯に便利であること。
②、小さすぎず、普通サイズの駒と変わらない感覚で指せ、指しやすいこと。
③、安価でも本格的な雰囲気があり、ゆったりと気持良くさせる道具であること。
さらに言えば、場合によってはタイトル戦の継盤としても使っていただけそうなもの。
まあ、およそこんな考えでありました。
と、言うことで、小さいながら、駒は普通の指さばきで使える(使いやすい)大きさと厚み。
盤の大きさは、最終的に、30センチx27センチを想定しました。
色紙より一回り大きく、普通サイズの盤と比べれば一回り半小さい。
このくらいが携帯出来る盤として、最大だろうと考えました。
また、自宅で詰め将棋を作る時も、レギュラーサイズより、このくらいが使いやすいのではないかという考えもあります。
なお、この「チョッと小さい駒」は、幕末から明治時代の「安清の駒」よりも大きく、レギュラーサイズの将棋盤の上で使っても、
格別な違和感は無い大きさです。
盤は日本産カヤと、別の材の二種類を用意。
カヤ盤は、木味の良い柾目の古い碁盤をつぶして仕立てました。
もう1面は、携帯用として軽くても丈夫でシッカリしたもの。
どちらが良いかは、好みとか、主たる使い方で選択出来ればと思うのです。
駒箱は、縦長で薄い長方形。
これだと、携帯に便利だし、詰め将棋の時などは駒の所在が分かって特定の駒を取り出しやすい。
そんな考えです。
テーブル上で使うときの携帯用駒台もつくりました。
駒は、普通のものと比較してください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/7f/3f2577c9c2fa3b802cd382431883baef.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0c/5718696509a9c8857178b23dadb05727.jpg)
駒は3組。
このうち1組は注文を戴いて、1組は自分用。
残る1組は、どなたか親しく使っていただける方にと思っています。
いずれも御蔵島ツゲ古材の柾目を使用。
製材して25年くらい経過している細かな木目を選びました。
今回は、試作の段階かもしれません。
まあ、無い知恵を絞っていろいろ考え、作ってみることは楽しいということです。
何か、もっと良いアイデアをお持ちの方は、是非、ご意見をお寄せ下さい。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726