― 言葉レシピ:それをする意味。―
する意味。巡ること
でも、その人からは、
返って来ないかも知れない。
その人から返ってきたらいいな。
って、思った瞬間、
その人から返ってくる希望は、
叶いにくくなるのが、常だったりする。
でも、いつか、
どこからともなく、
必ず還ってくるコトが、
する意味なのだと思うのです。
たとえば、「返る」ことが一巡だとして、
「還る」ことは、何巡だか分からないくらい
続いていくものなのかな。
するから、巡ってくる。
待っていても、
何も巡ってこなかったもの。
することが止まっちゃうと、
還ってくるコトも、止まっちゃった。
返ってくることすらなくなっちゃった。
する理由ばかり探すとね、
されたいことばかりが、心を埋め尽くす。
でも、それをする意味を知ると、
もっとしてもらえたりする。
する意味って、たぶん、
理由もなにもなくって、
ただ、好きとか、やりたいとか、
やってあげたいとか、
そんな想いのもっと先にある、
その人の喜ぶ顔を見たいと想う
気持ちだけなのかなって、思う。
この気持ちが
溢れでそうになったら、
何かせずにはいられない。
それが、「する意味」。
そして、「してもらえる意味」。
「すること」は、
一方通行だからこそ、
またそこに還るしかないの。
いつか。
きっと。
また、あなたのもとへ。
還る。
(7/25 ブログnana-project 言葉レシピ:それをする意味より―コピーライターnanaさん)
http://nana-project.com/?p=2603
やっとめぐりあえた言葉の世界。<その人の喜ぶ顔が見たい>ただそういう気持ち
だったんです。探していたことば・・こういうことだったんです。粗末でも、心を
詠い 心を紡ぐ。言葉が未熟で誤解もされてしまったけれど、誤解されやすい言葉
達だったけど、気どらずに、飾らずに、水みたいに心に浸み込む。自然体な言葉を
つぶやきたかったし、そういう言葉がとても好きなのです。