詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

無言劇

2013-06-17 | お気に入り


<無言劇>

京都三条「ART COMPLEX 1928」の<GEAR>が面白い。http://www.gear.ac
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問わず語り/でんごんばん

2013-05-06 | お気に入り



<問わず語り/でんごんばん>

「メッセージを待っている。」20:30 

「携帯にメールちょうだい。」21:47


いろんな人のメッセージ、伝言板。

届かないメッセージ。1ケ月は早い。

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花散る里

2013-04-17 | お気に入り



<花散る里>

桜の花の遠景は何故か着物姿が良く似合う。

この風景は京都でなくとも情緒があふれるとてもいい光景だ。

「花散る里」はもちろん源氏物語11帖の表題。

4/16(my Birthday)にいただいた写真によせて歌を詠んだ。

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4/16終えるとき

2012-09-17 | お気に入り


<4/16終えるとき>

静かにペンを置いた時こころの火もとめてしまった。後は静かな時間の筈だっ
たのに、いまこうして朝の筋雲をながめながら一度消して冷えてしまったエンジ
ンを再点火して動き出している。
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G線上のアリア

2012-09-03 | お気に入り


<G線上のアリア>

「G線上のアリア」は、J・S・バッハの《管弦楽組曲第3番》のうち、「アリア」
楽章に付けられた愛称。 シンプルな楽曲は私のお気に入りで一枚のCDの
1枚にいろんな楽器による演奏スタイルが入ったものがありi・podに取り込み
よく聞いている。

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言葉レシピ:それをする意味・・・探していたもの

2012-08-06 | お気に入り


― 言葉レシピ:それをする意味。―

する意味。巡ること
でも、その人からは、
返って来ないかも知れない。
その人から返ってきたらいいな。

って、思った瞬間、
その人から返ってくる希望は、
叶いにくくなるのが、常だったりする。
でも、いつか、
どこからともなく、
必ず還ってくるコトが、
する意味なのだと思うのです。

たとえば、「返る」ことが一巡だとして、
「還る」ことは、何巡だか分からないくらい
続いていくものなのかな。
するから、巡ってくる。

待っていても、
何も巡ってこなかったもの。
することが止まっちゃうと、
還ってくるコトも、止まっちゃった。
返ってくることすらなくなっちゃった。


する理由ばかり探すとね、
されたいことばかりが、心を埋め尽くす。
でも、それをする意味を知ると、
もっとしてもらえたりする。


する意味って、たぶん、
理由もなにもなくって、

ただ、好きとか、やりたいとか、
やってあげたいとか、
そんな想いのもっと先にある、
その人の喜ぶ顔を見たいと想う
気持ちだけなのかなって、思う。

この気持ちが
溢れでそうになったら、
何かせずにはいられない。


それが、「する意味」。
そして、「してもらえる意味」。
「すること」は、
一方通行だからこそ、
またそこに還るしかないの。

いつか。
きっと。
また、あなたのもとへ。

還る。

(7/25 ブログnana-project 言葉レシピ:それをする意味より―コピーライターnanaさん)
http://nana-project.com/?p=2603

やっとめぐりあえた言葉の世界。<その人の喜ぶ顔が見たい>ただそういう気持ち
だったんです。探していたことば・・こういうことだったんです。粗末でも、心を
詠い 心を紡ぐ。言葉が未熟で誤解もされてしまったけれど、誤解されやすい言葉
達だったけど、気どらずに、飾らずに、水みたいに心に浸み込む。自然体な言葉を
つぶやきたかったし、そういう言葉がとても好きなのです。 


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香里園遠望

2012-07-16 | お気に入り


<香里園遠望>

香里ケ丘は名の通り小高い丘陵地帯に位置する。家の近くに税務大学がありその
上辺りが最高地点。したがって見晴らしがきき今日のように天気がいいと南の方
に香里園の駅前の高層マンション、少しずれて大阪市内の高層ビル群が遠望でき
る。先日来折りにふれて取り上げている「けやき通りの並木」は税務大学の正門
前から始まる。写真の中央に香里園駅前のビル。左に守口市街とその向こうに大
阪市内の高層ビル群と大阪駅近辺が見える。右端奥は六甲山。
ローカルな居住地区のご紹介。
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万葉集ーあかねさす

2012-03-01 | お気に入り


<万葉集 額田王>
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る (1.20)
茜色の あの紫草の野を行き その御料地の野を歩いてるとき 野の番人は
見ていないかしら あなたそんなに袖を振ふらないでよ
 
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北の便り-枯葉の手紙

2012-02-28 | お気に入り


<北の便り-枯葉の手紙>

冬の終わりに出会った白い鳥を 
雪の化身だといまだに思っている。
なごり雪の止んだ春の日に 
無事に北の国へ着いたらしいけれど
あの鳥が風切羽で 
美しい物語を紡いでいた事を全く気付かず
見てはならない戸の隙間から
折れた羽がのぞいていて

知ったのは深い深い鳥の哀しみ

遠くで北へ帰った鳥の鳴き声を聞いた 
たった一声だったけれど
未だに羽の傷は癒えないらしく 
南へ飛べるのは雪の舞う頃か

私は鳴けないから笛を作る事にした 
たぶん忘れているだろう私の声の代わりに
目印になるように空色にして 
北斗七星を刻むことにした

「笛の色はね、あの北の湖の 
エメラルドブルーにしたんだよ
音はかすかで届かないかも知れないから
目印に北斗七星を刻んだよ
ひしゃくの柄の先端に向かって
飛べばいいから
新しい風切羽できっと飛べるから・・・」

めずらしく夜更かしをしていて
カーテンをゆらす風の気配
夕方の雨が
連れてきたのか置き忘れたのか
懐かしく白い風の気配 
線香花火の火が消えないよう 
あわてているうちに
煙のにおいだけ
のこして過ぎる夏の夜の夢
窓のカーテンを揺らした風の中に 
その鳴き声は紛れ込んでいた
本物かまぼろしかととまどううちに 
風は止みカーテンは澄ましている

ふた月もすると北の山々は雪になり 
雪に乗って鳥たちの渡りが始まる

風の去った窓ガラスに
木の葉の手紙が一枚はさんであり
「わたしはげんき ふえのおともきこえているよ」
と書かれたひらかなだけの文字の手紙
北の便りには
枯葉の切手に雪模様の消印が押されていた
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つりかわ

2012-02-24 | お気に入り



とってもお気に入りの詩 < つりかわ > 言葉のひびきに癒されている。
「いてくれるだけで 安心なん あんたのことなん」 自分的に大好きな詩。

<詩人:水月りらさん>   photo:白桂
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北の便りーかげろう

2012-02-22 | お気に入り


<北の便り-かげろう>
                               
もやいを解かれた白い小船は
ゆらゆらと暗い海へ漂っていく
ゆっくりと 引き潮に導かれるままに
霧の海はむやみに深く
霧の海はやたらと静かで
もやいを解かれた白い小船は
ゆらゆらと暗い海を漂っている

朝の光がぼんやり海を照らすころ
小さな魂が小船から夜明けの空へ
フワーッとたちのぼり
白いかげろうになる
イカロスの翼を持たないかげろうは
たよりなげな羽で
フワリフワリと宙に浮かび
ぼんやりと朝の海を漂う白い小船と
軽くなった自分のぬけがらを
ながめている

2011・3



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