詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

のぞき見/白彼岸

2017-09-28 | 俳句


<のぞき見/白彼岸>

誰かの視線を感じた!少しだけ来た道を引き返す。こんなところで、こんな時間に
道を引き返す人などいない。川の向こうが私鉄の駅なので たまに追い越してゆく
人はみな急ぎ足である。
見つけた!コンクリートの壁の水抜き穴から白彼岸が外の気配をうかがっている。
「大丈夫だよ。誰も気が付いていないから」心の中で声をかける。
コメント (2)
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