詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

恋の歌/おだまき

2020-05-10 | 短歌

 

<恋の歌/おだまき>

おはよう地球。元気ですか お変わりありませんか。

半径300mが今の遠出の距離スーパーのあるところです。途中で特養の

庭の花を愛でながら行くのが好き。今ね、おだまきが咲いています。

おだまきを見ると恋の歌。 一番好きなのは万葉集の

「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る 額田王」

二番目に好きなおだまきの恋の歌。

昔 鎌倉の御世 源頼朝と義経の争いにより捕らえられた義経の恋人

「白拍子 静」が頼朝の妻政子の命令で舞を舞うことになった。

「 静という白拍子にございます。」と名乗ったあと

「 吉野山 峰の白雪 踏み分けて 入りにし人の あとぞ恋しき 」

「 賤や賤 しずのおだまき繰り返し むかしを今に なすよしもがな 」

と歌い舞ったという。

身分の無い自分と静とかけて歌っている。

苧環おだまき)

紡いだカラムシ(苧)や麻糸を丸く巻く道具が花の形 に似ている。以上webより。

 

コメント (2)
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