詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

姫椿

2014-10-10 | 短歌


<姫椿>

もの思う人あり。心憂う人あり。この姫椿でさえも川の瀬音が待ち人の気配に
思えたほどだから。秋は月見てよし、薄見てよし、虫の音、風の透明なるもまた
よし。生身のこころもの思いてなおよし。まだ心に柔らかさの残っている証し。

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