図書館
<図書館>
土曜の図書館は静かですいててとてもいい。本を探して歩き回る音さえ控えめで、大人の
作法を感じる。本棚の本越しにすてきな人と目があってどぎまぎした頃を思い出す。
本棚の 本のにおいと 棚越しの すきまに見える あの日あの時 (2010・9)
<心境―手術後>
2月のガンの手術のあと自分の心が変わった。
自分のまわりのあらゆるものが愛おしくあらゆるものに「ありがとう」
と思っている自分がいた。
人は皆、性別も性格もちがうし、生き方も違う。背に負っている荷物の
中身も重さも違う。「理不尽」を感じながら自問自答した。
そして、悔やんでも始まらないから「ありがとう」と思うことにした。
恨んでもつまらないから「ありがとう」と思うことにした。
泣いてもしようがないから「ありがとう」と思うことにした。
明日のことは誰にもわからないけれど、今自分は生きている。
そして、自分を見守ってくれる人達が沢山いることを知ることができた。
<ブログができた!>
ブログができた。友人の力を借りて。頭とか帳面とかちらしの裏とかに
いっぱいの落書俳句や落書き短歌をやっと整理整頓できる。
ぜんまいねずみのようなアナログ頭の考えることなどたかが知れている
のだろうが、自分の中で羽を生やしてどっかへ飛んでいってしまう言葉
の切れ端を記憶させるために、大事にしよう。そして、ブログの存在を
教えてくれた舞鶴の方、ブログを登録してくれた友人達にありがとうを
伝えるために素敵なものにしよう。心からアリガトウ・・・
<つき>
指先でチョンチョンってつついたら
笑いころげるようなまんまるこの月が
うかんでいる
今日いいことが有ったんだね
とてもうれしそうだ
今日いっぱい楽しかった子にも
今日とてもがんばった子にも
そのうれしい光をわけておやり
今日しんどかった子にも
今日泣きそうになった子にも
そのやさしいひかりをわけておやり
みーんなにすこしずつ
魔法の光をわけておやり
<ゆきわりいちげ>
私のこよなく愛している山野草。約4cm位の瑠璃色の花が咲く。きんぽうげ科の花
で東一華/あずまいちげ などの仲間。身近では京都北山の植物園、野草コーナーの
池の端に大切に植栽されている。 絶滅危惧種だそうで、結構ファンも多い。
花期(3月半ば~月末ぐらい)には撮影中のカメラマンによく出会う。毎年の気候
により花時は気まぐれ 今年は遅いのかもしれない。
<雪割一華> またも来む雪割一華に恋をして木の下闇の花に逢うため