詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

ひとひらの雪

2012-02-20 | 短歌




<ひとひらの雪>

雪ははかなく美しい、色も結晶のひとつひとつも。

その日はどうしても抜けられない仕事で他出しており、

その時刻が刻一刻とすぎていった。

その人の旅立ちの日もわた雪が舞っていた。(追憶)


時よ止まれ 今美しき一瞬(とき)なれば手面にうけるひとひらの雪

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図書館

2012-02-20 | 短歌


<図書館>

土曜の図書館は静かですいててとてもいい。本を探して歩き回る音さえ控えめで、大人の
作法を感じる。本棚の本越しにすてきな人と目があってどぎまぎした頃を思い出す。

本棚の 本のにおいと 棚越しの すきまに見える あの日あの時 (2010・9)
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