詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

北斎展

2012-11-19 | 随筆・雑感


<北斎展>

北斎の実物版画を初めて見た。御存じのとおり版画は作家・版の彫師・刷り師
と分業制になっており、彼が彫刻刀でせっせと彫ったのでもないし、バレンで
スリスリしたわけではない。もちろん原画が有っての世界なのだが彫師や刷り
師の気の遠くなるような技の裏打ちが有るからにほかならない。一番見たかっ
たのは富嶽図の中腹部分茶版の木目。桂か桜の版木の木目が(板目である)
はっきりしているので刷り師との距離がいっぺんに近くなった感じ。満足。
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横断歩道

2012-11-18 | 随筆・雑感


<横断歩道>

ジムへ行く途中に保育園が有る。この周辺にはいくつかの保育園や幼稚園が有
るのだが、天気の良い日にたまにここの子供たちと出会う。3~4歳児だろうか、
1本のロープに吊り輪を付けそれにしっかりつかまって歩く姿がカルガモの行列
のようでほほえましい。みんな先生のいう事を良く聞いているようで、こんな素直
な時代も有ったんだよなぁ、と思いながら見ている。
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薄日さす

2012-11-17 | 短歌


<薄日さす>

図書館横の緩い坂道は枚方公園(老舗のテーマパーク)へ向かう道。すぐ横に
中央公園という野球場を囲んだ桜並木やブナや、ナラなどの木の生い茂る自然
公園が有り、木々の若葉、花、紅葉など良く撮影のモデルとしてお世話になる。
この木の名前は知らないけれどフェンス沿いに植えられ紅葉の時面白い被写体
になる。図鑑で調べたけれどわからなかった。
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さくら貝

2012-11-16 | 短歌


<さくら貝>

しおさいの夏のあの日は遠くなり記憶は白いさくら貝かな

暑さにしおれていたあの夏からわずか三月でもう冬。時の移ろいとはこんな
ものなのか。「さくら貝」と言う晩秋の季節にそぐわぬピンクの美しい花を見
ながら記憶のむこうに想いをはせる。
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白い薔薇残照

2012-11-15 | 随筆・雑感


<白い薔薇残照>

おはようございます。季節は冬へ駆け足。
少しの陽射しでも暖かく感じますよね。
人の心もそうだと思います。
今日一日暖かい心で人に接することが出来るといいな。
そう思います。 
11/15 twitter朝のごあいさつより
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冬の旅人

2012-11-14 | 


<冬の旅人>

白鳥が二羽水面をすべっている。ゆっくりとつかず離れず。先を行く鳥がとき
どき後を振り返る。苦労をわかちあった連れを労わるように。
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2012-11-14 | 俳句


< 葦 >

万葉の昔より詩歌の題材となった「葦」種類も沢山あるようだが淀川河川敷の
葦は特に有名。ふゆがれまえの穂はボリュームが有りススキと違った趣がある
水辺を背景に揺れる様はまさに「絵になる」風景だ。
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白い薔薇/秋の終わり

2012-11-13 | 短歌


<静謐>

白い薔薇の静かに咲くそのまわりに漂い来る風は、すでに白い色を帯び指に当
たるその感覚でひそかに秋の終わることをつたえてくる
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野紺菊さく

2012-11-13 | 短歌


<野紺菊さく>

野紺菊この花の持つ雰囲気がとても好ましい紫苑も品が有っていいけれど紫苑
の京都風の取り澄ました美しさでなく何となくひなびた姿が心をとりこにする。
恋文などしたためてみたい花である。



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静謐

2012-11-12 | 短歌


<静謐>

初冬になると色づいた木々の葉がはらりはらりと散り始める。風のない日の昼
下がり音のない空間に動いているものは落ちている木の葉だけで、勿論それを
ながめている方もジッとして身動きもせずながめている。木の葉が散ることで静
けさが浮き彫りになる。
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陶芸教室/花器

2012-11-11 | 陶芸・工芸
 
 


<陶芸教室:焼き上がりの日>

<花器/香具夜>外を黒天目、内をアカの釉薬をかけたもの。土が赤土なので
相乗効果か茶色の濃い色になって一発でおきにいり。写真は正面・背面(白鳥座
の☆を刻んである)・教室のメンバ達制作の最後なので全員で1+1=2のポーズ。

径80㎜×高300㎜  赤土に外:黒天目 内アカ釉


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風船かずら

2012-11-11 | 短歌


<風船かずら>

「ふうせんかずら」皆さん良くご存じのほおずきみたいな実が垣根やフェンス
に沢山なっているアレです。この花と実がまたかわいい。豆に良く似たはなで
数ミリの小さい白い花。みは朝顔くらいの黒い実にきれいなハートが目印。
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CUBE to the SKY 展

2012-11-10 | 随筆・雑感


<CUBE to the SKY 小さな箱から無限の空へ>会期 11/11(日)~11/24(土)

明日11/11(日)より大阪市大絵画部現役およびOBによる8人展がスタート。
若者たちの自由な発想を作品にした楽しい作品展です。まずは、入ってすぐ
(何故か)雲の上を飛んでいるヘリコプターをごらんください。

★ARTLABOそら★  入場無料 水曜日定休
開廊時間  12:00~19:00  最終日 12:00~16:00まで
交通地下鉄谷町線 谷町6丁目4号出口右階段を下り突き当りを左折すぐ。
駐車場が近くに有りません、なるべく電車をご利用ください
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2012-11-10 | 随筆・雑感


< 静 >

少し前の事、書家の方から漢字の成り立ちについてのお話を聞く機会が有り、
その中で心に残った言葉から”静”の印象をこの静かなたたずまいの薔薇に
かさねてみた。
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なんでもない風景。

2012-11-09 | 随筆・雑感


日々なにげなく見過ごしていることを、意識していないということは心が落ち
着いて自然体でいるからなのだろう。
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