詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

水魂/みずたま

2013-10-23 | 短歌


<水魂/みずたま>

雨のやみ間薄日を受けて水滴が光っている。

何事も無かったように。

何事も知らぬように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の月/たますだれ

2013-10-23 | 俳句


<今朝の月/たますだれ>

もうすぐ9時、日も高く昇ったのに西の空に満月に近いふくらみを持った月が
残っている。バス停への道、たますだれが一緒に月を見上げてくれた。
10/22 朝
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第59回一陽展

2013-10-22 | 随筆・雑感


<第59回 一陽会展>

知人の水彩画家榎本紀代文氏の属しておられる「一陽会」の大阪展を見に大阪
市天王寺美術館をのぞいてきた。ほとんどが150~200号の油彩画で榎本氏の様
な水彩画家は氏をふくんで2名だとか。彼の作品は B0(1000×1414)サイズが
展示されており希少な存在。水彩紙に透明水彩で描いたもので「淀川」葦原の情
景が丁寧に描かれている。

第59回 一陽展<大阪展>
2013年10月22日(火)~10月27日(日)大阪市立美術館 地下展覧会室1・2
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄色コスモス

2013-10-22 | 短歌


<黄色コスモス>

大好きな黄色コスモスがやっと咲いた。記録的な酷暑で一度立ち枯れたのだが
懸命の世話に答えてくれたのか脇芽が伸びて少し頼りないけど花と蕾が4個!
花はやや小さく色も薄めだけれど、黄色コスモス(イエローキャンバス)に間違
いない。来年はもっときれいに咲かせてあげよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の香り/すすき

2013-10-22 | 短歌


<秋の香り/すすき>

街中は季節の移りが解りにくい。スーパーや果物屋の店先で少し感じられるが
年中いろいろな「季節知らず」のものを見ていると、ますます季節感が薄くなって
行くような気がする。体内暦の狂いを是正するにはやはり一叢のすすきや一枝
の萩などは必要な季節のもののようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

路の人/萩

2013-10-21 | 俳句


<路の人/萩>

ギャラリーのすぐそばにたくさんの花や木を栽培されているお宅が有る。季節
の花に気が付いた時お断りして写真を撮らせてもらう。今、萩の花が満開で道
端へ大きな花房が垂れており、雨の日などそこを通ると傘や体を雫で濡らすが
皆さん気にならないようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

円形ステージ

2013-10-20 | 短歌


<円形ステージ>

人気のない野外音楽ステージ。若者の歌う姿もなく、ギターの音色も響かない
昼下がりのステージはただ白く秋の陽射しを照り返している。拍手やざわめき
は遠い潮騒のように蒼い空のむこうにながれて少しずつ薄れてゆく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しじみ蝶

2013-10-20 | 俳句


<しじみ蝶>

秋の日だまりによくみかける蝶。1.5cmくらいの小さい蝶はそばへ行っても逃げ
ようともしない。小さな花を見つけては無心に蜜を吸っている。秋は深い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

錦紫蘇

2013-10-20 | 随筆・雑感


<錦紫蘇>

この鮮やかな色の対比は錦紫蘇(コリウス)の紫と緑。梅干しやしば漬けに
使われる紫蘇でなく鑑賞用。とても種類が多く色々な斑入りの物もある。
紫蘇は御存じのように食欲増進、食中毒予防などの薬効が有ることは知ら
れているが、鑑賞用は食用にはならないそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緋の色/ウイスキーマック

2013-10-19 | 短歌


<緋の色/ウイスキーマック>

このばらの名は「ウイスキーマック」何となく大人の集まる酒場の歌姫の
イメージが湧く。そこはジャズピアノが流れていなくてはならない、そして
静かな話し声がそこかしこでしていなければならない。セピア色の空気の
中に歌姫の緋の色だけが色彩であれば十分だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うしろすがた/秋桜

2013-10-19 | 俳句


<うしろ姿/秋桜>

うしろ姿は無言のメッセージ。喜んでいたり、泣いていたり、怒っていたり
面と向かい合わないからこそより多くの事を語りかける。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節はずれ

2013-10-18 | 短歌


<季節はずれ>

小春日和の大川沿い遊歩道。何を勘違いしたのか菜の花が咲いている。桜の
狂い咲きは時折見かけるけれど、この花は初めてのような気がする。
きっと厳しい暑さがこの前まで続いて体内時計を狂わせてしまったのだろう。
「もうすぐ春」でなく「エーッ 菜の花!」である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一枚の絵/秋空

2013-10-17 | 短歌


<一枚の絵/秋空>

良く晴れて気持ちのいい空だ。蒼空高くすじ雲が流れている。刷毛の先に少し
だけ白い絵具をつけてササッと撫でたように。今の瞬間だけの一枚の絵。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひるさがり

2013-10-17 | 俳句


<ひるさがり>

なーんもすることがない昼下がり、ぼーんやり秋の午後をながめるのも又いい
暖かい日だまりの中、姫女苑ももうすぐ終わるのだろうかすかに揺れている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どしゃ降り

2013-10-16 | 



<どしゃ降り>

横殴りの雨。台風和歌山沖を通過中。傘も人も走る傘も人も急ぐ。台風は遠い
のに人の心を不安にする。人の心をせかす。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする