詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

忍冬/すいかずら

2017-07-04 | 短歌



もどかしき記憶の先の忍冬縺れ絹糸まさぐるごとく

<忍冬/すいかずら>

すいかずらが咲いている。とあるマンションの駐車場のフェンスに

這わしてある。ところが「ア!・・・・」名前がどうしても出てこない。

よく知っているのだがふとした拍子にぽんと出てくる。

良くのどもとまで出かかって出てこないと言う。それなのである。

そして、答えはスーパーのレジに並んでいる時などに突然でて来る。

何の脈絡もなしに。ど忘れするのは脳が年取ったからかなぁと思う。

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アガパンサス/紫君子蘭

2017-07-03 | 短歌



 疎水路行く人のあと君子蘭

<アガパンサス/紫君子蘭>

君子蘭は風格のある花だが、この紫君子蘭(アガパンサス)は女性的な

たおやかさと華やかさを持っている。 百合のような花弁は薄い青紫で

真ん中に同系統のも少しこい色の筋がはいっている。

朝によくお似合いの爽やかな花である。

※花色は白もあります。アガパンサスの方が一般的な呼称。

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あじさいの紫

2017-07-02 | 俳句


          紫陽花の色に染まりて寺の門

<紫陽花の紫>

お盆の相談にお寺を訪ねる。少しのぼりの階段の前や横にはあふれるばかりの
紫陽花の花々。よく見かける水色の他に赤っぽいものや、ピンクがかったもの
星状のものや風車のような見ていて楽しい形のものが訪れる人を飽きさせない。
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瑠璃茉莉

2017-07-01 | 俳句


           その碧も花の命の瑠璃茉莉

<瑠璃茉莉/るりまつり>

なんと優し気な名前なのだろう
なんと優し気な色なのだろう
こんな涼し気な色の似あう人は
きっと足取りも軽いにちがいない
そばに行くときっといい香りが
するにちがいない
薄花色

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