詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

陽だまり

2017-12-16 | 俳句


<陽だまり>

普段は黒い土がむき出しになっている小公園の小路。この季節落ち葉が降り積もり
小路と木の植えてある芝生の境目もさだかでない。ふかふかとして歩くとサクサク
おとがする。弱い陽ざしが降りそそぎ、ここだけ陽だまりの暖かいスポットが当た
っているように錯覚してしまう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬空のアラベスク

2017-12-15 | 俳句


<冬空のアラベスク>

残したい風景がある。 白濁した冬空にそびえる銀杏の金色の葉と黒い枝の複雑な
コントラスト。 黄色と黒の組み合わせは最も視認度の高い組み合わせといわれる。
工事現場の標識や、交通標識、コダックというフイルム会社のコーポレートカラー
などこの色の組み合わせは際限がない。 それほど鮮やかな色彩が家の近辺に沢山
見られるがここ数日の寒波による冷え込みと、寒風にあとわずかの寿命しかない。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒菊

2017-12-14 | 俳句


<寒菊>

自転車で近道をするとあるマンションの横を通る。そこの駐車場の出入り口にこの
黄色い小菊が咲いている。日陰なので咲き始めが遅いのだろうまだ十分にかわいい
頭を揃えている。「垣根の垣根の曲がり角♪」子供たちの歌声が聞こえて来そうに
あたたかい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まぼろしの双子座流星群

2017-12-14 | 短歌


<まぼろしの双子座流星群>

話題の双子座流星群に出会いたくてam3:00に起きる。東の空15度くらいに昇った
ばかりの三日月。雲量30%くらい。寒さをこらえて夜明け前の空に目をこらす。
何も起きないまま30分。もうたまらん!あきらめてまた布団へ。残念。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤い葉のトッピング

2017-12-13 | 俳句


<赤い葉のトッピング>

公園の横のツゲの垣根にけやきの赤い葉が降り積もっている。濃い緑になかなか
いい風景である。実は「トッピング」と言う言葉アイスクリーム屋さんで知った
。「トッピングはどれにしますか?」「??・・・」あのチョコレートや赤や白
や緑のつぶつぶの名前がトッピングと言うのか・・・ところが若者たちはうどん
にもこの言葉を使う。!!!そーかそういう意味か。ご飯のふりかけとおんなじ
なんや!それ以来使ってみたくてやっとチャンスが。
若い人達この言葉使い合ってる?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つわぶきの花

2017-12-12 | 短歌


<つわぶきの花>

つわぶきは冬の花である。一重の菊の花によく似た鮮やかな黄色の花だ。蕗:フキ
は春の植物らしく黄緑の大きな葉を持ち、花はフキノトウで知られている。春先の
ふきはご存知の通りしゃきしゃきとした食感と味で、いかにも春!という感じだが
つわぶきはアクが強くフキのように水っぽくない。私は独特のこの味の方が好きだ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陶芸作品展の作品提出

2017-12-11 | 陶芸・工芸



<陶芸作品展の作品提出>

作品展に並べる自信作?トトロの花瓶を結局二つ作った。他に植木鉢や

お茶椀とか作ったけれど ま、いいかでトトロにする。頭の小さい穴は

一輪挿し用、大きい穴は剣山の小さいのを使うとよいと思う。

他のクラスの先生がカトレアやカサブランカ等立派な花は似合わないね。

と評したけれど、もともと道の花を意識しているので気にしない。

「まっくろくろすけ」はアメリカ楓の実に目をつけた。

作品展後は知人に差し上げる予定。※花瓶は個人用です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鮮/せん

2017-12-10 | 随筆・雑感


<鮮/せん>

おはよう地球。おはよう気温3℃の朝。

鮮、すなわちあざやか。年齢と共に鮮やかな立ち振る舞いが出来なくなってきた。
私は大人の習い事をやったことがないので普段の体のキレがそれにあたる。
スポーツの現役のころは90度180度の体の向きを変えることなど造作なくこなした
が今はいけない。知人が自分の足にけつまづき 顔のおでこから鼻にかけて擦り傷
を作った。明日は我が身である。芸事をなさっている方は体幹がピシッと決まって
動きに無駄が感じられない。猫背ズリ足を直すには行儀作法でも習うべきか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉せく。

2017-12-09 | 俳句


<紅葉せく>

見事な紅葉が急速に裸木になってゆく。「なにもそんなにせかんでええやんか」と
声をかけたくなるような急ぎぶりだ。こちらはまだ未練たらしく赤い色に憑かれた
ようにシャッターを押す。モデルは冷たく振り返りもしない。見返美人というのも
有るんだよ と教えたくなるほど急ぎ足だ。
※写真は加工でなくコンパクトデジカメの魚眼機能を使って撮影。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八つ手の花

2017-12-08 | 俳句


<八つ手の花>

頭上の樫の梢からヒヨドリの鳴きかわす声が降ってくる。その木立は葉が生い茂り
周囲よりやや暗い。その分だけ静かなたたずまいなのだがエサになる木の実もない
のにヒヨドリは余分だ。八つ手の白い花がこの辺りの冬景色を強調している。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くるむ

2017-12-07 | お気に入り



<包む/くるむ>

なんと暖かい響きと意味を持った言葉だろう。大事なものを包む。

壊れやすい物を包む。そこには愛情いっぱいの行為がある。

くるみたくなる対象がある。だから大事に大事に幾重にもくるむ。

無償の愛情をもって。

冷たい風が肌を刺す一日だった。通勤途中目にした何気ない光景に

愛情ってつつみ込むことなんだ と気が付いたひとこま。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彩さくら

2017-12-06 | 短歌


<彩さくら>

美しいものは少し目を離すとすぐ終わってしまう。さくらはその最たるものだ。
春のおぼろげな華やかさの花もいっせいに咲きそろい、気が付くともう散りはじめ
水面にその哀れさを浮かべ流れる。秋の紅葉もとりどりの赤い色を並べ見惚れる間
もなしに散り始め,その生のつかの間の輝きを人々に印象付ける。
印象としては桜の美しさは「動」もみじの美しさは「静」といったところか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝の満月/スーパームーン

2017-12-05 | 短歌


<早朝の満月/スーパームーン>

スーパームーンの4日、天気予報はあいにくの下り坂。この分だと月の出18:30
ごろは雨で今日の月見は無理かな・・・ふと気が付いた月の出の時間の12時間前
は西の空や!飛び起きて西の空を見ると沈む直前の満月がおりからの切れ切れの
雲の間にぽっかりと。雲のベールをまとったスーパームーンもまた情緒がある。
※真の満月が4日の0時ごろだったらしいので正味の満月。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金の褥/銀杏落ち葉

2017-12-04 | 俳句


<金の褥/銀杏落ち葉>

家の前はいちょう通り。その通りの向こうは小さな公園。ここ数日はほとんど風も
吹かず静かに季節が進んでいる。はらりはらりと黄色い落ち葉が降り積んでゆく。
足をふみいれるとふわりとした感触が靴底に伝わってくる。この見事な光景を一人
占めする日曜日はすばらしい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家路/月の出5:45

2017-12-03 | 俳句


<家路/月の出5:45>

東のはるか遠く片野連山よりもっと北の方に月は昇ってくる。最初は夕霞に溶けて
ボウとしているが時間を追って光が増して月らしくなってくる。家路を急ぐカラス
が二羽西の神社の森のねぐらへと帰って行った。

canon7i iso400 f5.6 +1.7露出補正 1/60sec トリミング有り
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする