詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

冬の薔薇

2018-01-17 | 短歌



<冬の薔薇>

一面に枯れた芝生の庭の隅に赤いバラが咲いている。

この時期の赤い色は山茶花か椿くらいのものだが、それにしても薔薇の

赤い色は目立つ。冬前の剪定の後に花芽が出てしまったのだろう。

少し哀れな気もするが美しいとほめてあげよう。

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冬大樹/南京櫨

2018-01-16 | 俳句


<冬大樹/南京櫨>

秋に最もモデルをしてくれる南京櫨(ナンキンハゼ)。これは近所にある老木で
高さ10数メートルもある。こんな大樹になると市の公園課も手が出ないらしくて
毎年冬場に行われる枝の剪定もまぬがれているようだ。 この大きさに育つには
いったい何年かかるのだろう。その年数分枝もひねくれ人間のささやかな日常を
せせら笑っているようだ。癪に障るけれどこのおおぞらを独り占めする大きさは
畏敬の念をもって眺めるしかない。老木よ今年もよろしく。
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夜明け前/細い月

2018-01-15 | 俳句


<夜明け前/細い月>

今、6:20細い月、明日は新月で最後に見える月。かぐや姫の座れる場所は先端か
下端か。切れ切れの雲の間にその姿を浮かべている。寒い、冷たい!
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かぐや姫の物語:天の川27

2018-01-14 | 

 
 
月齢27

<かぐや姫の物語>

きれいな月の朝。am5:30  月は毎日約10度ほど太陽に近寄ってゆき

だんだん細くやせてくる。月齢27

新月を過ぎるとその逆でだんだんふくよかになる。 天空の乃木坂27の

ぐやはその分忙しく、とても一人の殿方に恋など許されない身なのだ。

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冬化粧/紫陽花

2018-01-14 | 俳句


<冬化粧/紫陽花>

おはようちきゅう。おはよう寒い朝。

バス停の向かい側、今はお箸を突き刺したような紫陽花の群れの中に花がそのまま
冬を迎えた様に紫の枯れ花が有った。 もはや6.7月の頃の生き生きとした姿は望む
べくもないが、往時の顎紫陽花の美しさのエッセンスだけが切り取られて、そこに
存在しているように感じられる。
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雪の山/砂場

2018-01-13 | 俳句



<雪の山/砂場>

雪が少し降ったらしい。毎日雪かきをされる雪国の方にはとてもとてもの

雪の風景なのだろうけれど。小公園の砂場に小さな山を見つけた。

キリマンジャロ!雪が積もったたからこそ気が付いた雪の山。おもちゃの

スコップを持った小さな子供と見守る母親の姿が見えた気がした。

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凍る朝/下弦の月

2018-01-12 | 俳句


<凍る朝/下弦の月>

今冬初めての積雪?何もかも凍てついた朝。空は良く晴れ裸木の上に薄い色の月が
残っている。もう1時間もすると太陽の光が増して月は空の青さの中に溶け込んで
しまう。あちこちに薄氷が光っている道を職場へと急ぐ。
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夏蜜柑

2018-01-11 | 俳句



<夏蜜柑>

夏蜜柑は春の季語なんだそうな。

 勤務先へ向かう途中のとあるお宅は庭にも畑にも夏蜜柑が植えてあり

黄いろい実がたわわになっている。たまたまその実を収穫している所に

通りかかった。そのまま放っておくとおちてしまうんだそうな。

一個いただいた実はずっしりと重く暖かい色をしていたが、 皮と実は

硬く砂糖をかけないと口にできないほど酸っぱかった。

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朔風/越冬あじさい

2018-01-10 | 俳句


<朔風/越冬あじさい>

日本列島を包み込んだ風の強い厳しい冷え込みの一日だった。バス停横の紫陽花は
冬芽を守る様に残っている赤い葉が2~3枚。小さな鳥が羽を広げて飛んでるようだ。

紫陽花は植えられている場所によって丸裸だったり、紅葉した葉がいまだにたくさ
ん残っていたり、不思議な植物だ。
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立待月に覗かれる

2018-01-09 | 短歌



<立待月に覗かれる>

スパームーンの後の掛け初めの頃を捉えようと雲の多い暮れ色の空。

ゆっくりと昇った月は形さえさだかでない。

暗がりの中で目を凝らしてカメラの操作ダイアルをいじっていたら突然

雲が切れたらしく少しのぞいた月に逆にナンパされた。デヘヘ f^^

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成人の日

2018-01-08 | 俳句


<成人の日>

近所の娘さんが美容院で着付けしたらしく 七五三を大きくしたような可愛らしい
姿で帰ってきた。お母さんが前から、後ろから横から写真を撮って上げている。
「おめでとう。一緒に写して上げましょか?」親子の姿を撮って上げた。
天気予報は雨。程なく本降りになった。折角の晴れの日に天も罪なことをなさる。
毎年、雨が降ってるような気がするけど気のせいか・・・
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さざんか

2018-01-07 | 俳句


<さざんか>

おはよう地球。霜で真っ白な朝。

さざんかは花期が長い。12月初め頃から2月末頃まで赤や白の花を見せてくれる。
さざんかもつばきもお茶の仲間だが、異なるのはつばきの花がポトリと落ちるのに
比べさざんかは花びらが一枚ずつはらりとおちる。
久しぶり早朝ウォークを試みるすれちがったご夫婦からと小さな歌声が聞こえた。
「さざんかさざんか咲いた道~♪」 多分奥様の方だったろう。
道横の大きなさざんかに花がいっぱい咲いているのを見上げながら家へ向かった。
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野ぶどう

2018-01-06 | 俳句


<野ぶどう>

仕事の行き帰りに何回か様子見に行った野ぶどう。農家の土蔵にはっており緑や青
紫の実が混在して実りなかなか美しいのだが、いつもの年と様子が違う。夏の強い
台風の際ほとんどつるが吹きちぎれ痛んでどんどん枯れていった。このままでは黄
の葉っぱや野ぶどうらしく色づいた景色は期待できず、おもいきってカメラの中に
収穫した。今年の秋は大丈夫かな。
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新暦/白椿

2018-01-05 | 俳句


<新暦/白椿>

さざんかの赤い色が花枯れの茶色の世界に色を添えている中、白椿も咲き始めた。
新しい年になり五日。白い椿は年はじめを寿ぐように清楚に咲いている。今年は
いい年になりますようにと心から祈る。
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スーパームーン2018

2018-01-04 | 随筆・雑感

スーパームーン 2018.1.2 ※7月の最小満月の約1.13倍


2018年7.28 最小満月 ※比較のため約88%に縮小

<スーパームーン2018>

年初を飾る天体ショー。月が最も地球に近づき視覚の直径が7月末の満月最小直径
の約1.13倍に見える。年初早々のスーパームーンとはいいことが有りそうです。

新年早々暗がりで月を撮影していましたが、 テレビや新聞で「スーパームーン」
を宣伝してくれたおかげで「怪しい人」に見られずにすみました。 1月2日
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