詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

初盆/なでしこ

2019-08-13 | 俳句

<初盆/なでしこ>

去年のお盆から丁度一年、私の周りで初盆の方が二人おられる。

私の仲人で職場の上司だった方と京都の知人のご主人。無事お帰りに

なっただろうか。 私も去年の秋大病をしたが幸い「生きる」方向で

運命が流れたようだ。今年は台風の影響で姫路への墓参りはできない

けれどなでしこの華奢な花を見るといろいろなことに想いをはせる。

 

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火照り/夕焼け

2019-08-12 | 俳句

 十三夜月

<火照り/夕焼け>

今日もフライパンの底のような熱気の一日。その熱気が空を焦がすのかすざましい

までの夕焼け。お盆の入りは熱風の中、中日辺りは台風襲来。 極端すぎる気候に

体が悲鳴を上げる。明日は十三夜月古来より最も美しいとされるが愛でる余裕が

出るかどうか・・・

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青柿の影

2019-08-11 | 俳句

<青柿の影>

連日の猛暑で有る。ご近所の高い塀越しに青い柿が影をおとす。葉っぱの濃い緑の色

はこの猛暑から若い実をかくすように広がっている。青い柿は赤く熟れるまで今少し

時間が有るがいっぱしの柿の実の形をしている。

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せみしぐれ

2019-08-10 | 俳句

<せみしぐれ>

おはよう地球。おはよう夏休み。

台風9号・10号のニュースにおびえながら36℃越えの毎日で「虫の息」の日々です。

ところがどっこい虫の息どころかセミたちはますます元気で、花壇に水やりしている

私のシャツにまでしがみついてくる始末。しかし、私たちの子供の頃に比べ今どきの

子供が真っ黒になって虫取り網でセミを追っかけている姿を見かけない。昆虫と遊ぶ

という単純な狩猟本能を持ち合わせていないのか気になるところである。

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紫陽花挽歌

2019-08-09 | 短歌

<紫陽花挽歌>

紫陽花は枯れ果てるまで美しいものらしい。濃いピンクだった花がしだいにパステル

グリーンになりさらにはその色も褪せてグリーングレーの大人びた色になり、秋が深

まるとアースカラーのブラウンになり見る者を飽きさせない。もっとも虫のつかない

傷のない花を時間をかけて観察する必要はあるが・・・

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立秋の月

2019-08-09 | 俳句

<立秋の月>

八月八日は早くも立秋なんだそうな。しかし、世間も甲子園も真夏の真っ最中。

連日36越えの暑さで病院の行きかえりで病気になりそう。

でも、心なしか空の色が深くなったような気がする。空にはきれいな上弦の月。

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夕立ち一瞬

2019-08-07 | 俳句

<夕立ち一瞬>

九州を縦断した台風8号、知人たちも無事スルー出来たようでひとまず安心。

近畿は猛烈な暑さと不安定な天気。台風の流れらしい強い湿気を含んだ風と

突然の夕立ちそれもほんの一瞬、あわただしく過ぎて蒸し暑さだけを残した。

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さわやか朝顔

2019-08-06 | 俳句

<さわやか朝顔>

朝顔の世話はするけれど咲いている姿はめったに見られない。大抵蕾か赤ちゃんの

にぎりこぶしのようなしぼんだ後の花柄だ。この前は月を探して早起きした時まだ

つぼみがほどける途中でしばらく待ったけれどきれいに咲いてくれなかった。

となると綺麗な姿は人が時間を合わせなくてはならないムズイ花のようだ。

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夏藤涼やか

2019-08-04 | 短歌

<夏藤涼やか>

夏藤は文字通り真夏の藤。初夏に咲く藤色の花と違い花房10cmほどの白い小さな花

葉っぱもそれに見合うかのように小ぶりの葉とつるである。里山に多く見られ花の

少ない時期なかなか清涼感のある花である。もちろん野生。

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三日月

2019-08-04 | 随筆・雑感

<三日月>

夜のウォーキング、蒸し風呂のような空気の中を東へ1km、交番の前で折り返し

今度は西へ元来た道を引き返すいつものパターン。違うのは西の空低く三日月が

沈んで行く。今できる精いっぱいのスピードでカメラを取りに帰る。ツカレタ。

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あさがおひらく

2019-08-03 | 俳句

 

<あさがおひらく>

おはよう地球。寝苦しい夜がやっとあけた。

花壇の花達もしおれ気味なので朝と夕方水やりをする。勝手に生えた朝顔がやっと

目覚める早朝まだ昨夜の熱気が少し残っている。

遣唐使が朝顔の種を持ち帰ったのは、奈良時代末期ではなく平安時代であるとする

説もある。この場合、古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、キキョウ

あるいはムクゲを指しているとされる。(以上webより)

 

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雲の峰

2019-08-02 | 俳句

<雲の峰>

あちこちで夏祭りの準備をしている。ひょっとして花火上がるかも!と淡い期待を

持ってカメラの準備をしたが、見事に見送り三振。仕方がないので暮れ行く西の空

に残照を見せている雲の峰の撮影に切り替える。

 

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青ぶどう

2019-08-01 | 俳句

<青ぶどう>

「隣の花は赤い」はよそ様の花は綺麗に見えるの例え。 しかし、垣根越しに見える

ぶどうやみかんはヨクミエルというより羨ましい心理が働く。垣根の向こうとこちら

はひとつの結界が有って手を伸ばして触る事もできない他人の花なのである。

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