行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

雌雄ジャコウアゲハとその産卵

2015-08-28 20:00:30 | 昆虫
山の草原、
だいぶ前に草刈りがされたようですが
新しい草が生え始めています(8/24)。


そこにウマノスズクサの匂いがするようで
ジャコウアゲハ♀がゆっくりと
飛びまわりながら産卵場所を探しています。


ウマノスズクサはジャコウアゲハ幼虫の食草、
この草だけを食べるのです。
したがって、この草だけに産卵するのです。


ウマノスズクサが生え、
ジャコウアゲハが来ていた多摩川の河原は
昨日、河原一面がきれいに草刈りがされていました。
ブルトーザーのような草刈り車であっという間に草が刈られて行きます。
ウマノスズクサやジャコウアゲハ、ギンイチモンジセセリの卵や幼虫も、
みんな機械に巻き込まれて行きます。
しょうがないことかとも思いますがどうにかならないものでしょうか。


やっと適当な草を見つけ、
産卵を始めました。
ウマノスズクサの葉の裏に
数個ずつ分散して卵を産みます。
これも種維持の本能のように思われます。


ジャコウアゲハの♂。
胴体に紅色が見られるのが
ジャコウアゲハの特徴です。


翅をひろげるとクロアゲハと同じような黒色、
雌との違いがよくわかります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする