浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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2024年度第4クォーターのレビューのページを追加しました。

Boa BEST OF SOUL

2005-02-06 22:19:19 | やっぱり音楽がいる
年甲斐もなくBoaである。家族でハマってしまった。
そしてBoa BEST OF SOUL良いではないか。かなり
avexも変ちょなコピーガードを断念してメディアとしても使い勝手が向上。心配せんでも、ちゃんとした大人は金だして買います。
おやじは一人m-floとのthe Love Bugにどハマり。ツボなサウンドがどっさり詰まっていて、もうたまらん。

わが手に雨を

2005-02-06 18:08:47 | 読書
「わが手に雨を (A FISTFUL OF RAIN)」
グレッグ・ルッカ (Greg Rucka)

ポップ・ミュージックで人気上昇中のテイルフックは3人組のバンド。リードギターのミムはポップ・ミュージックには不似合いな程ギターが巧い。彼女は本物のアーティストだった。

しかし、バンドの人気と彼女のアートは相関が薄い。大衆の視線を集めているのはルックスでありクールな雰囲気であった。そして今や彼女は預金も数百万ドルを越える押しも押されぬ立派なセレブだった。しかし本人は全く自覚がない。

一方彼女は酒に手を出さずにはいられないという問題を抱えていた。それもかなり深刻な状態だ。長期のライブツアーで演奏中にまで深酒をするようになるに及んで、メンバーからとうとう強制的に休養を命じられ一人ポートランドの家に戻ってきた。飲酒は演奏に何の影響もしていないと主張するミムだが、聞き入れてもらえない続きを読む
http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2004-4.htm#グレッグ・ルッカ

サラマンダー―無限の書

2005-02-06 18:07:12 | 読書
「サラマンダー―無限の書(SALAMANDER)」
トマス・ウォートン (Thomas Wharton)
1759年ケベック、フランス軍のブーゲンヴィル中佐は崩壊した書店の奥で美形の女性に出会う。男性の印刷工の様な服装だが、こんなところで何をしているのか誰何する中佐に対する落ち着き払った立ち居振る舞いから高貴な出である事が伺える。

二人の会話はとても奇妙で、後の物語を示唆する重要なものだ。爆弾にやられなかった本は一冊だけ、しかし彼女はその本をまだ読んでいない、にも係わらずその本の内容を説明するのには一晩かかっても終らないという。その本を説明するには、その本とは別の数冊についても話をしないといけないとも。続きを読む
http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2004-4.htm#トマス・ウォートン