浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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ジェラルド・カーシュ

2005-02-08 00:08:13 | 読書
今週はジェラルド・カーシュの「壜の中の手記」を読んでいる。随分昔の短編集なのだが、ミステリだったり、SFだったりと、それこそ縦横無尽なのだ。その懐の深さも相まって、一つ一つ終わり近くに進んでも、どんな着地を見せようとしているのか全然予測できない展開が用意されている。これがまたすごく面白い。変な表現だか作者の心根の「悪意」が鋭く心地よい。そしてそのストーリの着地に思わずやられた!!と呟かざるを得ない。うっかり、またあたらしい扉を開いてしまったという嬉しい悲鳴