浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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さようなら!メンセンディク先生

2006-03-06 22:50:48 | 出来事
さようなら!メンセンディク先生。
思いがけない訃報にただ驚いております。
夫婦共に教え子にして、東北学院大学の礼拝堂で教会式を挙げた際の牧師を務めていただいた者です。挙式を挙げたのは1988年5月ですからかれこれ18年目になります。まだまだ昨日の事のようですよ。

メンセンディク先生には、学生時代から何かと面倒を見て頂いき、その思い出は今も昨日の事のように思いだされます。

校舎の前で一人友人を待っていると通りがかった先生から突然話しかけられた、

「ナヤミガアルナラ、ギガネナクナンデモイイナサ~イ」

「は?」

「アナタハ、ナニカニナヤンデイマセ~ンカ~?」

「い、いや別に、友達を待ってるだけですから...」

「ハナシガアルトキハ、イツデモ、イラッシャ~ィ」

僕が凄い思い悩んでいるように見えたのでしょうか?
その事自体で思い悩んでしまいました。
どうも一人で立っていた事が寂しげだったのでしょうね
本当に良い人でした。

式もご自宅に通って練習したり、賛美歌を選んだりと何から何まで面倒を見ていただき本当に感謝しております。

さんざん練習したのに、本番ではご自身が

「愛ハ~、ナサケナ~イ。」(本当は「愛は情け深いですよね」)

と言っちゃって僕は腹筋が切れそうになったというのも、懐かしい思い出でした。マジで死ぬかと思いましたよ。

こんなにもお茶目で、異国の地で動じることなく、そしてただ只管愛を分け与える事を教えてくれたメンセンディク先生の事は思い出すとほんと涙が溢れます。
良い人というのは本当に先生のような人を言うのですね~。

本当にありがたいと思っています。ささやかではありますが、先生の人柄を糧に生きている夫婦がいて、地道にがんばっているという事をこのブログで表明したいと思います。

あなたの事は決してわすれません。

さようなら、メンセンディク先生。