浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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インクス流!

2006-03-15 23:31:53 | 読書
先週から企画が沈没寸前のクライシスに直面。精神的にモチベーションが低下した事もあり、読書生活も方向感を失い漂流の日々。

朝の通勤時間を本も読まず、外の景色をぼんやり眺めているなんて我ながらかなりヤバイ感じだ。

こんな時には本棚の手の届くところにいつもおいてあるティム・オブライエンの「カチアートを追跡して」につい手が伸びてしまう。

思えば先々に不安を感じる時、いつもこの本を読み返しているようだ。ティム・オブライエンの中でも「カチアートを追跡して」は特に好き。

これは是非どこかでレビューをちゃんと書いてみたいと思います。

麗しのパリィを目指して脱走したカチアートを追って進むプラトーンの面々。何度読んでも心癒される本である。

抱えた企画も予断は許さない状況ではあるものの、水面から顔を出し再び進み始め、少しは自分を取り戻してきたかな。

そんな時目に飛び込んで来た一冊がこれ、「インクス流!―驚異のプロセス・テクノロジーのすべて」まだ冒頭部分だが、今、書店の本棚で一際光っている本である。

個人的にはこの製造業の生産性向上策はホワイトカラーの事務の生産性についかは繋がり、大改革が始まると思っている。

そしてブレイクスルー、目から鱗等という知的経験は大手を振って会社から給料貰ってやるキモチ良い仕事。実務で実施する生産効率向上、改善、BPR、等の作業は実際凄く楽しいのよ。