五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

歴戦の雄 ポルシェ・カレラ6

2011年11月13日 | ミニカー
1967年の第4回日本グランプリ(日本GP)に出場したポルシェ・カレラ6(906)です。
ドライバーは滝進太郎さん、当時29歳でした。

※ポルシェ906というのはシャシー名、市販されている車名はポルシェ・カレラ6です。

この年、ポルシェカレラ6は3台エントリーされ、カーナンバー6のポルシェは予選4位、決勝レースでは5位でした。
同じポルシェカレラ6に乗る生沢徹選手(#8)が、ニッサンR380を抑えて優勝しています。

実はこのクルマ、前年の第3回日本GPでも滝さんのドライブで走っています。
このときはプリンスR380というグループ6のプロトタイプカー4台を相手に、一時は首位を走ったものの、43周目にコースアウトしてその後リタイヤしています。



シャシーナンバー120のこのカレラ6、1966年に日本に輸入されるとその年に優勝2回、1967年は優勝5回、1968年は優勝4回、さらに1969年になっても優勝3回を記録しています。
さすがに70年以降は優勝からは遠ざかりますが、73年4月の西日本オールスター(結果はリタイヤ)まで足掛け8年間現役でいたことになります(全50戦で何と14勝!)。



上記の写真は、1968年の日本GPに出場したタキ・レーシングのポルシェ・カレラ6(決勝7位)ですが、実はこのマシンも同じシャシーナンバー120なのです。

その後このマシンは海外に流出しましたが、現在は大阪在住の某コレクターさんの手元にあるそうです(檜垣和夫著「ポルシェ」より)。

モデルはエブロ製、1/43スケール。
コメント (2)
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