五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

役員会のつもりが

2020年06月21日 | 日々のつれづれに
昨夜は、公民館の館長、副館長、主事で集まって、町から依頼されたコロナウィルス感染防止用のガイドラインについて協議する予定でした。

本音を言うと、5月の総会が流れた(委任状による総会になった)ため、久しく会わないので「一杯やりながら」ということだったのですが、そういう気持ちを察したのか(笑)、出席者は館長と私(副館長・主事兼任)の二人だけでした。

仕方がないので、開け拡げた居酒屋の小上がりで、マスクをしたままガイドラインの内容、周知の仕方、分担などを決めました。
教育委員会からひな形が示されているので、その中身を土台にして打ち合わせを行いました。

打ち合わせが終わったので、生ビールで乾杯。
二人だけでは寂しいので、近くの監査役(昨年まで副館長)を呼んで、三人で酒盛りになりました。

館長が私より4歳年上、監査役は7歳上です。
三人が顔を合わせると、決まって話題は地元の町の昔話になります。

今回は三人とも通った昔の小学校(私が卒業した二年後に移転)がテーマ(大げさな!)でした。
今年開校の青洲高校に吸収される敷地内にあった建物です。

周囲を小川が流れていたグランド、隣接する長屋風のトイレ、滑り台が大小二つあったジャングルジムや肋木などの遊具、国旗掲揚台、職員室や講堂、小番室や石炭置き場...。

中でも、興味深かったのはプールの話。

子供たちが川遊びをするので危険だからと学校の敷地の一部にプールを作った話。
監査役は、小学生のころ動員されて、近くの土手から列を作り、石ころを運んだのだとか。

この話は向かい近所の人から聞いたことがありました。
大昔の話だと思っていましたが、まさか実際の石運びの当人がいようとは...。

こうして作られたプールでしたが、(町営だったのか)料金を取ったため、その後も子供たちの川遊びは止まなかったそうです。
笛吹川支流の芦川(私も幼いころ遊んだ記憶があります)で泳ぐ分には問題なかったのですが、笛吹川で小学生(中学生だったかも)が流されるという痛ましい事故があって無料になりました。

この犠牲者も私の友人の兄です。
だからプールの無料化はそんなに昔の話ではないことになります。

そんな話をしながら、痛飲とまではいかないまでも楽しく時を過ごしました。
おかげで、昨夜帰宅してすぐに寝てしまい、日課のブログ更新が翌朝へ、とずれこんでしまった次第です。

すこし二日酔い気味の朝を迎えています。
コメント
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