五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

在宅勤務と休日の違い

2020年10月06日 | 日々のつれづれに

何を今さら的なタイトルですが、しばらくお付き合いください。

私の仕事は月に14日間勤務の契約(祝祭日関係なく)。
すなわち、残りの約8日間くらいの平日はお休みなのです。
出勤簿上は「欠勤」扱いなのが、時に引っかかりますが...。

基本的に出勤日を自由に選べるのはありがたいこと。
公民館や神社の仕事も平日にすることができるし、ゴルフの練習にも平日が選択できて助かります。
同級生にはまだフルタイムで働いている者もいて(もちろん年金受給に支障がないような勤務体系にはなっていますが)、自分からすればキツいだろうなと思わざるを得ません。

違う違う、そんな話をしようと思ったわけではありません。

その「欠勤」であるお休みの日でも、PCに向かっていることが多い私なのですが、世の中は平日なので、お客様からのメールが頻繁に入ってきます。
時には私の携帯にかかってくることも...。

メールは、職場のアドレスに来たメールを私のプライベートなアドレスに転送してもらうように設定してあります。
これは、在宅勤務が始まるずっと前に設定してもらったもの。
自宅から直接メールを返信することもあります。
お客様のリクエストにはできる限り早く応えなければなりませんから、ある程度致し方ないことだと思っています。
何せ、客商売ですので。

こうした対応は、日報に書くのが難しいのです。
何しろ、その日は「欠勤」なのですから。
仕方がないので、翌日出勤して対応したかのように書くことになるわけです。
まあ、それはいいとして...。

一方で、在宅勤務として、14日間の出勤のうち4日間ほど自宅で勤務することになりました。
この4月から。
理由はもちろん職場での「3密を避ける」ため。
マネージャーと3人のサブマネージャー、そしてアシスタントの女性の五人が、同じように在宅勤務をするようになったため、お互い顔を合わす時が少なくなりました。

たとえば、今週は私が月水のお休み、他の方々はなぜか火木のお休み。
ですから私が皆の顔を拝めるのは、金曜日のみ(でも半日は出張の予定)といった具合です。

在宅勤務の日は、朝8時半から気合を入れてPCの前に座っています。
いつメールが来てもいいような態勢で。
でも、そういうときに限ってどこからもメールも電話もかかって来ないことが多いのですねぇ。

仕方がないので、翌日する予定の仕事をしながら、時おりメールチェックをして一日を過ごすことになります。
自宅からリモートで職場のサーバーに入ることができれば、必要なデータを使うことができて、もう少し仕事の幅が広がるのですが、そうなるのはもうしばらく先になるとのことでした。
当然のことながら、データ持ち出しのセキュリティは厳しいのです。

先週は、そんな在宅勤務の日に近くの客先に直接出かけてきました。
前日に突然客先に行かなければならなくなって、しかも翌日は在宅勤務の日。
結局、自宅からの往復ということになりました。

職場から客先に行くのに比べておよそ半分の時間、でも出勤日ではないので交通費は自分持ち。
一応、客先までの往復の距離を地図ソフトで出して、リッターいくらのガソリン代を掛ければ、その分の交通費は請求できるようですが、手続きが面倒くさいのでやりません。

本当はしなくちゃいけないんでしょうね。
でないと、在宅勤務時の日報に客先に行ったと書いてあるのに交通費を請求していない、とチェックが入るかもしれません。
で、日報に本当のことを書くことができなくなってしまう。

今はまだ覚えているからいいようなものの、何か月か経ってから見返したときに、微妙にメールやその他の記録と合わない部分が出てきてしまうことになるかもしれません。
何となく罪の告白をしているようでもあり、あとで「自分でもいけないと思っていたんですぅ」と言い訳をしているようでもあり、ちょっと後ろめたい気持ちではあります。

本当は、在宅勤務でも、休日でもお客様のためにやっていることは同じなんだな、ということを書こうと思ったのですが。
思わず、長めのブログになってしまいました。