桜沢如一氏は中医学の根幹ともいえる陰陽理論(易経)と
石塚左玄氏の食養の考え方とを結びつけ、
広い意味では思想哲学ともいえる考え方をもとに
医食同源としての食を正せば病気も治るし、
自身に適した食を取り入れることで人生を健やかに楽しむ生き方を
手にする方法(マクロビオティック)を提唱しました。
まずは桜沢氏の陰陽についての世界観をみてみましょう。
☆無双原理の12定理
1 一つの無限、すなわち太極から永遠に変化する
相補的、対立的な陰と陽が生まれる
2 陰陽は一つの無限から限りなく生まれ出て、分かれて、
お互いに往来して、活動して、再び無限の中へ帰り、消えて行く
3 陽は求心・圧縮の性質を持ち、陰は遠心・拡散の性質を持っている
陰と陽は反対の性質を持っている
4 陰は陽を引き付け、陽は陰を引き付ける
5 すべての現象(森羅万象)は、違う比率の陰陽によって構成される
6 すべての現象は絶え間なく、陰と陽の構成を変えながら、
釣り合いを取り合いながら動き続けている
7 絶対の陰と陽は存在しない
8 中性は存在しない。必ず陰か陽かが多くなっている
9 すべての現象の引力や親和力は、それぞれの陰陽の量の差に比例する
10 同じ性質のもの、陰と陰、陽と陽同士は排斥する
それらの排斥力は陰陽の力の差に逆比例する
11 陰も陽も極限に達すると逆のものを生じる
陰は陽を、陽は陰を生じる(陰きわまれば陽に転ずる)
12 すべてのものの中心は陽であり、表面・外面は陰である
(新編集版「無双原理・易」著:桜沢如一/編集解説:岡田定三 サンマーク出版)
ちなみに無双原理というのは
「比べるものがないほどすばらしい唯一無二の宇宙法則」との意味らしいです。
☆桜沢氏の陰陽と中国哲理の陰陽に見え隠れする相違点?
中国古来の思想哲学である易を絶賛されていた桜沢氏。
この定理の内容も
易経の表現を現代的な表現に変えてまとめているように思えます。
ところがよくみていくと、
易の場合と桜沢氏の考え方とでは
陰と陽が反対になっている部分もあるのです。
たとえば、上記の12定理の内の3や12などです。
桜沢氏は「陽は求心・圧縮の性質を持ち、
陰は遠心・拡散の性質を持っている」としていますが、
易では陰と陽の性質がそれぞれ反対になります。
つまり前者の表現を借りれば
「陽は遠心・拡散の性質を持ち、
陰は求心・圧縮の性質を持っている」となるのです。
私が学んでいる太極導引も中国古来の陰陽思想に基づきますから
たとえば 天(陽)地(陰)
上(陽)下(陰)
前(陽)後(陰)
軽(陽)重(陰) というように教わっています。
桜沢氏は陰陽バランスから食バランスを考えようとしてますから
陰陽を「エネルギー」としてとらえているようです。
したがってエネルギーとして熱性の高いものは
中心へと向かうものに多く含まれると考えているようです。
たとえば凸レンズで太陽光を集めると熱を発します。
これが陽的エネルギーということかなと、私は理解しました。
反対に広がったり上昇したり(拡散)、あるいは
いまだ何ものにもなり得ていない無限の可能性があるようなものには
陰的エネルギーがあるということなのかと。
しかもこの陰的、陽的エネルギーといった見方による分類の仕方は、
見た目やイメージからの判断が直観的にできそうな気がします。
たとえば地面から上へと伸びるものには陰的エネルギーが、
地中で実る物や豆のようなものは求心性があるので
陽的エネルギーがあるんじゃないかというぐあいに
類推しやすいのではないかと。
ちなみに易経の場合は、自然観察から導き出した哲理ですから
自然現象の営みの(自然界を動かしている)法則=陰陽です。
いわば生命の営みを担う仕組みをもつものを陰
そして生命を支え維持する機能(働きをするもの)を陽としているのかと。
どうも桜沢氏の陰陽バランスは中国古来の陰陽哲理とは
視点が違うように思われてくるのですが。(違うかなぁ…)
極論すれば、それぞれの陰陽の定義が違うくらいに思っておいた方が
無用な混乱をしなくてすむのかもしれないなと思えてきたりしてますけど。
両方の考え方を理解できている人にはどうってこともないのかもですが、
そうではない我々にとっては
このあたりをちょっと注意して抑えておかないと
矛盾している(というか正反対の理論)かのような誤解が生じやすいのかも。
このあたりがもう少し整理できていればいいのでしょうが、
ちょっと限界を感じています。
ということで、ほんの一部ですが、
マクロビオティックの視点からみた食べ物の陰陽分類を参考までに…。
☆マクロビオティックにみる食べ物の陰陽
マクロビオティックでは食べ物の陰陽は食品に含まれる元素の陰陽で決まる
と考えています。つまり陽性の代表元素である
ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)を多く含む食品は陽性、
陰性の代表元素である
カリウム(K)、カルシウム(Ca)を含む食品は陰性となります。
食品成分表などでナトリウムとカルシウムの含有量を比べれば
目安となりますね。
▲極陽性のもの
精製塩
ハム、ベーコン
ソーセージ
大型魚類(クジラ・マグロ・ブリ・サバなど)
有精卵
△陽性のもの
牛肉、豚肉、鶏肉
小型魚類(タイ、サケ、アジ、イワシ、ニシンなど)
エビ、カニ、イカ、タコ
自然塩
味噌、醤油、梅干し
ジネンジョ
ゴボウ、ニンジン
蕎麦
ゴマ塩
三年番茶
□中庸のもの
玄米、三分つき米
海苔、ワカメ、昆布、ヒジキ
小豆、黒ゴマ
ほうじ茶
クズ
▽陰性のもの
白米
パスタ、うどん
天然酵母パン
白菜、キャベツ、レタス、キュウリ、ホウレン草、大根
サツマイモ、サトイモ、タケノコ
リンゴ、イチゴ、ミカン
水、紅茶、煎茶
日本酒、ビール、ジュース(天然果汁)
豆腐(天然にがり使用)、大豆、ピーナッツ
醸造酢
▼極陰性のもの
イーストパン(砂糖入り)、菓子パン
ナス、トマト、ジャガイモ、もやし
バナナ、パイナップル、南国産果物、メロン
山葵、胡椒、唐辛子
豆乳、豆腐(化学凝固剤使用)
コーヒー、コーラ(砂糖入り飲料水)
日本酒(合成酒)、ウィスキー、ブランデー、ワイン
白砂糖、蜂蜜、砂糖菓子、アイスクリーム
化学調味料
食品の組み合わせ方例
生ハム(極陽性)+メロン(極陰性)
肉料理(陽性)の後のデザートやコーヒー(極陰性)
というように、中和させるような組み合せ方を考えるのが基本です。
極陽性⇔極陰性のような極端から極端という組み合わせよりも
なるべく小さな振幅でバランスをとるようにする方が
心身への負担が少なくなるそうです。
石塚左玄氏の食養の考え方とを結びつけ、
広い意味では思想哲学ともいえる考え方をもとに
医食同源としての食を正せば病気も治るし、
自身に適した食を取り入れることで人生を健やかに楽しむ生き方を
手にする方法(マクロビオティック)を提唱しました。
まずは桜沢氏の陰陽についての世界観をみてみましょう。
☆無双原理の12定理
1 一つの無限、すなわち太極から永遠に変化する
相補的、対立的な陰と陽が生まれる
2 陰陽は一つの無限から限りなく生まれ出て、分かれて、
お互いに往来して、活動して、再び無限の中へ帰り、消えて行く
3 陽は求心・圧縮の性質を持ち、陰は遠心・拡散の性質を持っている
陰と陽は反対の性質を持っている
4 陰は陽を引き付け、陽は陰を引き付ける
5 すべての現象(森羅万象)は、違う比率の陰陽によって構成される
6 すべての現象は絶え間なく、陰と陽の構成を変えながら、
釣り合いを取り合いながら動き続けている
7 絶対の陰と陽は存在しない
8 中性は存在しない。必ず陰か陽かが多くなっている
9 すべての現象の引力や親和力は、それぞれの陰陽の量の差に比例する
10 同じ性質のもの、陰と陰、陽と陽同士は排斥する
それらの排斥力は陰陽の力の差に逆比例する
11 陰も陽も極限に達すると逆のものを生じる
陰は陽を、陽は陰を生じる(陰きわまれば陽に転ずる)
12 すべてのものの中心は陽であり、表面・外面は陰である
(新編集版「無双原理・易」著:桜沢如一/編集解説:岡田定三 サンマーク出版)
ちなみに無双原理というのは
「比べるものがないほどすばらしい唯一無二の宇宙法則」との意味らしいです。
☆桜沢氏の陰陽と中国哲理の陰陽に見え隠れする相違点?
中国古来の思想哲学である易を絶賛されていた桜沢氏。
この定理の内容も
易経の表現を現代的な表現に変えてまとめているように思えます。
ところがよくみていくと、
易の場合と桜沢氏の考え方とでは
陰と陽が反対になっている部分もあるのです。
たとえば、上記の12定理の内の3や12などです。
桜沢氏は「陽は求心・圧縮の性質を持ち、
陰は遠心・拡散の性質を持っている」としていますが、
易では陰と陽の性質がそれぞれ反対になります。
つまり前者の表現を借りれば
「陽は遠心・拡散の性質を持ち、
陰は求心・圧縮の性質を持っている」となるのです。
私が学んでいる太極導引も中国古来の陰陽思想に基づきますから
たとえば 天(陽)地(陰)
上(陽)下(陰)
前(陽)後(陰)
軽(陽)重(陰) というように教わっています。
桜沢氏は陰陽バランスから食バランスを考えようとしてますから
陰陽を「エネルギー」としてとらえているようです。
したがってエネルギーとして熱性の高いものは
中心へと向かうものに多く含まれると考えているようです。
たとえば凸レンズで太陽光を集めると熱を発します。
これが陽的エネルギーということかなと、私は理解しました。
反対に広がったり上昇したり(拡散)、あるいは
いまだ何ものにもなり得ていない無限の可能性があるようなものには
陰的エネルギーがあるということなのかと。
しかもこの陰的、陽的エネルギーといった見方による分類の仕方は、
見た目やイメージからの判断が直観的にできそうな気がします。
たとえば地面から上へと伸びるものには陰的エネルギーが、
地中で実る物や豆のようなものは求心性があるので
陽的エネルギーがあるんじゃないかというぐあいに
類推しやすいのではないかと。
ちなみに易経の場合は、自然観察から導き出した哲理ですから
自然現象の営みの(自然界を動かしている)法則=陰陽です。
いわば生命の営みを担う仕組みをもつものを陰
そして生命を支え維持する機能(働きをするもの)を陽としているのかと。
どうも桜沢氏の陰陽バランスは中国古来の陰陽哲理とは
視点が違うように思われてくるのですが。(違うかなぁ…)
極論すれば、それぞれの陰陽の定義が違うくらいに思っておいた方が
無用な混乱をしなくてすむのかもしれないなと思えてきたりしてますけど。
両方の考え方を理解できている人にはどうってこともないのかもですが、
そうではない我々にとっては
このあたりをちょっと注意して抑えておかないと
矛盾している(というか正反対の理論)かのような誤解が生じやすいのかも。
このあたりがもう少し整理できていればいいのでしょうが、
ちょっと限界を感じています。
ということで、ほんの一部ですが、
マクロビオティックの視点からみた食べ物の陰陽分類を参考までに…。
☆マクロビオティックにみる食べ物の陰陽
マクロビオティックでは食べ物の陰陽は食品に含まれる元素の陰陽で決まる
と考えています。つまり陽性の代表元素である
ナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)を多く含む食品は陽性、
陰性の代表元素である
カリウム(K)、カルシウム(Ca)を含む食品は陰性となります。
食品成分表などでナトリウムとカルシウムの含有量を比べれば
目安となりますね。
▲極陽性のもの
精製塩
ハム、ベーコン
ソーセージ
大型魚類(クジラ・マグロ・ブリ・サバなど)
有精卵
△陽性のもの
牛肉、豚肉、鶏肉
小型魚類(タイ、サケ、アジ、イワシ、ニシンなど)
エビ、カニ、イカ、タコ
自然塩
味噌、醤油、梅干し
ジネンジョ
ゴボウ、ニンジン
蕎麦
ゴマ塩
三年番茶
□中庸のもの
玄米、三分つき米
海苔、ワカメ、昆布、ヒジキ
小豆、黒ゴマ
ほうじ茶
クズ
▽陰性のもの
白米
パスタ、うどん
天然酵母パン
白菜、キャベツ、レタス、キュウリ、ホウレン草、大根
サツマイモ、サトイモ、タケノコ
リンゴ、イチゴ、ミカン
水、紅茶、煎茶
日本酒、ビール、ジュース(天然果汁)
豆腐(天然にがり使用)、大豆、ピーナッツ
醸造酢
▼極陰性のもの
イーストパン(砂糖入り)、菓子パン
ナス、トマト、ジャガイモ、もやし
バナナ、パイナップル、南国産果物、メロン
山葵、胡椒、唐辛子
豆乳、豆腐(化学凝固剤使用)
コーヒー、コーラ(砂糖入り飲料水)
日本酒(合成酒)、ウィスキー、ブランデー、ワイン
白砂糖、蜂蜜、砂糖菓子、アイスクリーム
化学調味料
食品の組み合わせ方例
生ハム(極陽性)+メロン(極陰性)
肉料理(陽性)の後のデザートやコーヒー(極陰性)
というように、中和させるような組み合せ方を考えるのが基本です。
極陽性⇔極陰性のような極端から極端という組み合わせよりも
なるべく小さな振幅でバランスをとるようにする方が
心身への負担が少なくなるそうです。
ブログ、いつも拝読しておりまして、
とても、楽しみにしてます!
それで ・・・ ご質問させてください。
この 遠心と求心ですが、
遠心は、左回り(反時計回り)で、
求心は、右回り (時計回り)ですか?
遠心と求心が、わからなくなってしまいました(笑)
時計回りとか、右回りとか そーいう言葉だと
わかったのですが ・・・ (笑)
蛇口をひねってみましたら、時計回り(右回り)
で、閉まります ・・・
すいません(汗)が、教えてください、
お願いいたします。
こんにちは。コメントありがとうございました。
いつもお越しいただいているそうで
どうもありがとうございます。
お返事が遅れてしまい申し訳ございません。
ご質問いただいた遠心と求心についてですが、
私なりに理解している範囲内での
説明となりますことを
はじめにおことわりしておきますね。
先ず遠心と求心の“心”の意味ですが、
私は中心の“心”と同義と考えています。
つまり遠心は、ものの中心から遠ざかろうとする性質をさし、
求心は遠心の反対で
中心へと向かっていく性質をさすのではないかと。
たとえば風船が膨らむ場合、
内部の空気は外へと向かう力、
つまり風船の中心から遠ざかる遠心の力が
はたらいており、
逆に中心へと向かう力がはたらけば
風船は縮んでいきます。
おそらく蛇口で考えるよりも
こちらの方がわかりやすいのではないでしょうか。
でも、せっかくなんで
蛇口についても自分なりに考えてみた意見を
またあとでアップしてみますね。
その仕組みを観察してみますと、
水流をせき止めたり開いて流すための
栓のようなものです。
そしてその栓は上下に動くことで
水流の道を開いたり閉じたりしています。
ただしその上下動は回転しながら行われますから
螺旋状の上下動となっています。
石田さんが時計回り・反時計回りとおっしゃっているのは
回転の向きのことですね。
つまり蛇口の取っ手(把っ手)部分の回転運動を
ご覧になっているわけです。
回転運動(円運動)には回転運動の中心があります。
ここにも当然遠心と求心の力(エネルギー)が
あります。
両方のバランスの具合によって正円になったり
楕円になったりするわけです。
石田さんがもし“回転”に主眼を置くのならば
その場合の遠心・求心とはそういうことになるかと思います。
つまり蛇口の栓の上下動にみられる遠心・求心とは違う
もうひとつの遠心・求心の関係をみることができます。
もし蛇口ほんらいの目的である
水道を調節する開閉運動に主眼を置くのならば
栓の“上下動”へ目を向ける必要がでてきます。
そしてそこにもまた遠心・求心の関係がみてとれます。
それはもうおわかりになるかと思います。
もしヒントとなるものがあるとすれば
遠心・求心の基点となる“心”をどこに置くかということがカギになるといえるかも。
おそらく石田さんが混乱してしまったのは
この“心”の置き所に問題があったのではないかと
推測しています。
もしかしたら石田さんの視点は
その都度移動していたのではありませんか?
先例の蛇口の件にしても、おそらく
水が流れるためには栓を開く
栓を開くためには
蛇口は反時計回りに回すことになる
ゆえに上昇・遠心運動=反時計回り
と考えられのだと思います。
前回のコメントでも触れましたが
反時計回りと認識するには
蛇口を見下ろすような視点の位置になります。
もし視点を見下ろす位置にしたならば
当然ですが栓が開く状態も
この位置から見ることになりますね。
なぜならば蛇口をひねることと栓が開くことは
同時進行の動きだからです。
栓は視点のある方に近づきながら
上昇してくるように見える
というか、そうした見方の方が自然ですよね。
もし蛇口の内部から見上げるような視点で
同じように栓を開くとしたら
今度はどのように見えるでしょうか。
栓は上昇しながら遠ざかっていき
蛇口はどっち方向に回転していますか?
簡単な実験をしてみましょうか。
手を見下ろすような位置で
人差し指を時計回りに回してみてください。
つぎにそのまま指を回しながら
見上げるような状態になるまで
腕を持ち上げていくと
指の回転はどうなってますか?
おもしろいですよね。
桜沢さんの陰陽のとらえ方と
中国伝統の陰陽のとらえ方との間で
反対のようにみえる部分も
こうした視点の違いによるものだろうなと
思うわけです。
石田さんが混乱したのは当たり前。
ガックリなんて思ったりしないでくださいね。
私なんかいっつも“あぁ勘違い~”の連続です。
考え方はシンプルなものほど奥が深い
というか、そのおかげで
ものの見方や感じ方の幅が広がるというのか…
そんな気がしています。
とても感謝してます。うれしいです。
それで・・・
つまりは ・・・ 蛇口の上下運動を考えるならば、
上は陽、下は陰。
陽は、遠心なのですから、上方向で反時計回り。
そうなりますよね?
コメントをコピーさせていただくと ・・・
そうなります。(すみません、不勉強で)
「陽は遠心・拡散の性質を持ち、
陰は求心・圧縮の性質を持っている」となるのです。
上(陽)下(陰)
前(陽)後(陰)
軽(陽)重(陰) というように教わっています。
私がどうして、この動きに関心を持ったかと
いうと、『うずまきは語る』という古代の
遺跡に現れたうずまき文を解説したご本があり、
その中に、陰陽について書かれてあったからです。
ご本によると、
昔は、今のようなあのマークの文様ではなかった
らしいのですが、時計回りと反時計回りで陰陽を
現していたらしく ・・・ 確かに、向きの違う
文様が描かれています。
それで、このうず巻きは、おっしゃる通り、螺旋で
上下運動がありますので、
この陰陽を上から見ると、あら不思議!
球体になっているのです。
すごいなぁ と 思いつつ、
結局、遠心と求心のらせんの巻き方は、一体、
どうなっているんだ (笑) と、
それこそ、クルクル してしまいました。(爆笑)
陰陽のマークは、単純化されていますが、実は
奥が深いと驚きました。
すみません ・・・ まどろっこしい質問で。
私の認識は、合ってますでしょうか?
どうぞ、教えてください。お願いします。
それから、今度、身体にガスを貯める食べ物についても教えてください。キャベツはガスを貯めるとか、そういう事です。
興味深いなぁと思っています。
今後とも、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
実はこのマークを立体化(球体化)することは難しいと聞いたことがあります。
もしこれが可能だったら
北京オリンピックの球技種目の公式ボールには
太極図柄が採用されたかも…。
そのくらい陰陽思想、哲学は深淵なものですし
何よりも調和を表している象徴的なものかとも思います。
さて冒頭から脱線しましたが…。
石田さんは蛇口にこだわりますね(笑
たしかにそういうことにもなるかと。
ただ、見る視点を変えれば
同じ現象が逆の見え方となることも
頭の中に置いておくことは大切かとも思います。
陰陽思想(学説)という考え方は
二つの事象の間にある関係をいいますから
対象となるもののどちらかが変われば
陰陽の立場も変わることがあります。
常にいつも陰である続けたり
陽であり続けるわけではないのです。
ですから、陰陽の考え方を学び始めると
絶対に○○だと決めつけることは
だんだんできなくなるんですよ。
その代わり、行き詰まったときも
まだ何か方法はあるはず…って思えるようになりましたけど。
さて、食養生のことになりますと
私は門外漢なんですよ。
専門家でもしっかり勉強しているわけでもないんです。
ですから身体にガスを貯める食べ物といわれましても…正直、返答に困ってます。
石田さまもどうやら
マクロビなどにご興味がおありなようなので
ぜひご自身でもお調べくださいませんか?
でもって、もしわかったらこっそり教えてくださいませんかと、お願いしてみたり♪
いろいろとありがとうございました。
いえいえ (笑)・・・ こだわりはないんですよ!
ご本に書いてあった事がわからなくて、
それで尋ねてみました。
食も、そんな感じなんです。
お手数をおかけしました。
これからもおじゃまして、拝読させて
いただきます! それでは!
改めて確認したことや気づいたことがありました。
どうもありがとうございました。