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粕川支流無名谷遡行、み滝谷下降

2021-07-26 06:51:30 | 沢登り
山行日:2021年7月25日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:駐車地11:12…入渓11:17…尾根12:33/下降開始12:48…脱渓13:41…駐車地14:13



無名谷の出合で水量はほんと少ない感じ。

少し進むと両側が立ってきてゴルジュっぽい感じになってくる。

目の前に大きな角ばった石をまるで積み木を組んだような滝が現れた。


滑ったところも多いがなんとか直登。

上部にはフィックスロープが垂れ下がっていた。

この谷はホースが施設されていて取水用と思われる。

直ぐ上に堰堤、ここに取水用のタンクが設置されていた。

堰堤は左から簡単に巻き。

その先の小さな斜瀑?に取水施設が合体したものが現れた。

これはかなりぬめりが強く慎重に登った。

小さいが面白い形の滝もあり先が気になってしょうがなかったが




良かったのは下流部だけ、中~上流部は植林で倒木が酷かった。

450の二俣で大分水量が減らされ、その上はわずかな伏流区間とともに

あっという間に水が切れた。

等高線がやや混んでいる箇所には多段枯滝。

水がなく乾いているからフリクションが効きなんとか登れるけど。

ぬめっていたりしたら厳しいだろうな…。

滑りやすい急な泥斜面を這い上がり、さらにさらに植林帯を抜け尾根へ。

倒れた巨木に腰掛け一息入れる。

下降の谷も上部は植林帯。

少し下ったところの石垣の辺りからこんこんと水が湧いていました。

この谷も大体植林なのですが中流辺りは花崗岩の巨岩と巨木が点在する何とも言えぬ場所。




下流域にようやく数m程の滝。


まだ出てくるのかと思ったけど、林道が見えて終了でした。

林道に這い上がってみると『み滝谷』と書いてあるではないか。

どれが”み滝”かわからんかったけど、中流域の巨岩と巨木は好きになりました。

そういえばどちらの谷も立派な石垣が沢山ありました。

むかしはお盛んだのかな?