UMA君のお部屋

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五蛇池山

2021-11-14 21:05:26 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2021年11月14日(日)

山行者:単独です。

天気:晴れのち曇り

CT:駐車地6:57…廃林道終点8:18…峠10:04…五蛇池山10:38~10:59…峠11:33…

廃林道終点13:10…駐車地14:58

谷川工事現場手前の駐車場に停めて出発。

ヘアピンカーブのところから地道の廃林道で踏み跡はしっかりついていた。

崩壊地はまっすぐやや上から巻けるけど普通に真っ直ぐでもいいかな。

林道終点と思われる箇所まで廃林道が崩れてヤバいところは川原にすんなり降りて回避。

そこから登山道はしばらく左岸側についているんだけど、

渡渉して右岸側を歩き尾根取付き辺りまでがとても迷う。

テープは付いているけど道がハッキリしないので

「道がある」とは思わずにテープがある辺りが正解と思ってルーファイしました。

最後は炭焼小屋跡と思われる石垣が残っている尾根が正解っぽい。

ここから鞍部までも道はハッキリせずたまにテープが見つかるのみ。

色がバラバラなのできっと付けた方が違うのだろう。

途中、トラバースして鞍部へ向かう方へ修正しながら鞍部に到達した。

鞍部まで道がハッキリしなかったにもかかわらず、鞍部から山頂までは道はハッキリ。

一部藪が濃くて見失うところはありますが、概ね足元はハッキリしてます。

あとは笹やらシャクナゲやら灌木やらをかき分けて進めば道に迷うことは殆ど無い。

途中景色が開けたところがあり背後には蕎麦粒山と小蕎麦粒山、

左手には冠山から真っ白な能郷白山まで見えました。

山頂直下が少しわかりにくいとこありましたが、少し探したら復帰できました。

山頂は展望なし。

樹間から花房〜権現と天狗辺りからがかろうじて見えるのみ。

畳3畳ほどの切り開きと三角点、山名プレートはとても高い位置できっと積雪期用だと思いますが、

以前積雪期にここを訪れたときは分かりませんでした。ほんと静かな山。

なんにも聞こえません。

昨日の新穂山は奥伊吹のジムカーナのドリフト音や鳥越峠へ上がる車の音がかすかに聞こえたというのに。

復路はムキタケ探したりムカゴ採ったりしてたら往路より時間がかかってしまいました。

登山道があると思ってた五蛇池山でしたが、

実際はかなり自然に帰りつつある山だということがわかりました。

蕎麦粒山も自然に帰りつつあると聞きますし、

人があまり入らない山はこれからどんどん藪山になるのでは?と思いました。


(遠くに白くなった能郷白山)


(蕎麦粒山と小蕎麦粒山をバックに)


(三畳ほどの切り開きの山頂)


△大ヶ屋(新穂山)高津野谷遡行、大ガヤ谷625左俣下降

2021-11-14 05:00:15 | 沢登り
山行日:2021年11月13日(土)

山行者:単独です。

天気:晴れ

CT:駐車地8:07…高津野谷入渓8:11…県境尾根に出る10:03…

△大ヶ屋(新穂山)10:40~11:01…大ガヤ谷下降点11:19…

20m滝12:31…林道に出る13:04…鳥越林道13:31…駐車地13:47



高津野谷は入渓したてから小さな滝やナメが現れるが少々藪っぽい感じ。

標高690m辺りで15m滝を皮切りに標高750mまでの間に5m~10mクラスの滝が出て楽しめた。








ぬめりがあるのがいやらしいがどれも直登&簡単に巻いていける。

これを過ぎると散発的に5m以下の小さな滝が現れ、

水量が少なくなってくると大きな丸岩が現れ谷を塞いでいる。

上手くルーファイしながら進んでいく。

3つほど岩屋みたいなものを見つけた。




水が切れると倒木や藪が出てくるのが残念なところ。

獣道を探しながら県境へ上がっていく。

最後は灌木の幹をつかみながら急なツメを登り県境へ。

県境は登山道なんで楽チン。


ただフェルトの沢靴にはちと歩きにくいところも。

尾根芯は植林がほとんどだがその中に太いブナが混ざっていて面白い。


一部植林帯で倒木で道が塞がっており分かりにくいところがある。

基本的には稜線通しなので適当に歩いていれば県境登山道に合流する。

県境に出てから大ヶ屋までは思ったより時間がかかってしまった。

登山道だからと甘く見ていた。

意外とアップダウンもあり遠かった。

大ヶ屋は点名で山名は新穂山というそうだ。


新穂峠北の1039.8mのピークにある三角点の点名が新穂なのでちょっと変な感じがする。

ちなみに山頂にあった標識から△新穂は新穂谷山というそう。

山頂からは北側が少し伐採されており蕎麦粒山辺りが見えた。

奥には白くなった能郷白山も見えた。

南側へ目をやると樹間から伊吹北尾根とその奥に

台地のように見える伊吹山の頭だけが見えた。

山頂から大ガヤ谷下降点までは登山道ないが、所々に踏み跡が見られた。

下降点からすぐは藪っぽいがすぐに水が流れる谷に降り立つ。

尾根から近いのに流れが現れたのにはびっくりした。

下降した谷は高津野谷より開けていて明るくて感じがいい。

葉っぱを落とした広葉樹林がほとんどで光が入ってくる。

810の二俣を過ぎて少しで20mはありそうな滝。


右岸の立木を使い50mで懸垂したらギリギリやった。

滝の真ん中あたりに引っ掛かってる倒木にムキタケびっしり。

収穫したかったけど、流れの中岩肌は滑ってるし、

余計なことして事故りたくないので止めときました。

その先は滝というようなものはほとんどなく脱渓した林道が

横切るところまでは大岩ゴロゴロの中を縫う様な流れ。

大岩が大きな落差を作っているようなところもあったので慎重に下りました。

林道へ出たらあとは楽ちん、林道を歩いて下った。