ようやく初登りです。
2日はただ林道をワカン着けて歩いただけなので登ったとは言えません。
山域:伊吹山
山行目的:雪山トレーニング
山行日:2010年1月9日(日) 天気 晴れ一時くも、山頂はプチ吹雪
山行者:単独です。
CT:上野登山口7:00…一合目7:23…三合目8:21…五合目8:42…
六合目避難小屋8:55~9:12…山頂10:16~10:31…六合目11:07…
一合目11:49~11:58…上野登山口12:15
先週は殆ど平坦な林道でも膝丈の雪をラッセルすると1Km/1時間ほど掛かることが学習できました。
そんでもってラッセルはキツイ!!と。
今回は駐車場からすぐ登りに入る伊吹山に雪を期待して登りに来ました。
が、先に結果をいうと、ラッセルの必要なし!!
冬道には踏み固められた一筋の道、
この上を歩けばラッセルなんてしなくていい!!
まー、降ったばかりではありませんでしたし、
冬でも登山者で賑わう伊吹山ですからね、
そりゃ足跡いっぱい踏み固められた道が出来るってもんです。
冬道から逸れれば、もう深いところでは腰までラッセルも可!!
でもね、別にラッセルがしたくてしたくて堪らない訳ではないんです。
踏み固められた道があるのにわざわざ埋もれるとこになんか突入しません。
ラッセルするしか先に進めない!!っていうんなら仕方がないですけどねー。
もう言い訳はこれくらいでよろしいでしょうか?先に進みます。
上野登山口駐車場は僕のを入れて4台。
僕が2番手でしたので、先行者は最低でも1人。
ラッセルが必要な状態ならどこかで追いつくはずと思いました。
7時に出発。
登山口から一合目までは大した積雪もなく、殆ど地が出ていて、しかもぐちょぐちょ。
一合目からやっとこさ白い世界。
吹き溜まっているところは別として積雪30~50cmくらい。
草が所々出ている。
道はしっかり踏み固められていて一本の筋となって上へ延びている。
この時点でラッセルの必要のなさをほぼ確定。
2合目を目前にアイゼン装着。
UMAは甘えんぼさんなので、便利な道具があれば頼ります(^^ゞ
アイゼン装着したら機動性アップ、滑ることがないのでガスガスと進んでいきます。
登山口から1時間20分ほどで広い雪原に出ました。
三合目です。
伊吹山の上の方は雲の中。
ちょうど六合目避難小屋あたりに雲の底が来ています。
六合目の避難小屋で先行者に出会います。
どうやら僕と同じ単独のようです。
避難小屋で休憩を撮った模様、僕とあいさつした後登って行かれました。
避難小屋は昨年の2月に訪れた時は風で屋根が破損していましたが、
今日見たら修復して元通りになってました。
修理費用はどこから出たんでしょうねー、感謝感謝です。
休憩のため入ります。
実は初めて入るのですが、金属のドアを開けるとすぐに土間。
板間は8畳くらいですかね?両サイドにベンチ、天井はコンクリ製。
2か所ある窓から十分な光が入りますのでとっても明るいです。
避難小屋から出ると先ほどより見通しが悪くなってきています。
下も上も視界は30mほど、すっかり雲の中です。
ここからは冬道はほぼ直登だと思ったのですが、
実際はジグザグになっているところもありました。
結構急な所もあるうえ、雪が締まってない所なんかもありますので
アイゼンを装着しているとはいえ滑るところがあります。
昨年の2月にここを訪れた時は厳冬期のはずなのに思いっきり残雪期の状態。
暖かく、午前中の早い時期から雪が腐ってしまって、滑る滑る。
今回はそこまではいきませんでしたが、近いものがありました。
九合目近くで先行者に追い付きます。
ここから山頂までは緩やかですが、
ホワイトアウト状態で山頂までいくか迷っているようです。
僕も冬山はまだビギナーですからあんまり無理はしたくありません。
内心は積雪期単独でピークを踏むことに燃えていますが。
後ろからカップル2人組が追い越して行きます。
先行者の方と僕はそのお二人を見て進むことを決意し山頂へ向かいます。
とても視界はいい状態とは言えませんし、
吹雪いていて肌が露出しているところは痛いです。
暫く行くと左手に1億円トイレ、風上側に鎧のような雪が付着しています。
ここまでくれば山頂まであとちょっと。
ちょこちょこと歩いていけば、これまた立派な雪の鎧を着けた山頂標識。
先行者の方とお互い撮りあっこしました…言い方変かな??
先行者の方とカップル二人は下山へ。
僕は折角なので三角点のところまで行ってみることにします。
山頂標識から5分くらい、三角点はかろうじて頭のてっぺんが出ていました。
グローブをはめたままでは撮りにくいので素手にしたらトンデモナイ寒さ、いや痛さ!!
ヤバいくらい寒い、痛いです。
ふとザックに括り付けたペットボトルのスポーツドリンクを見たらフローズンになってました(怖)
フローズンドリンクなんて買った覚えないのですが…とっても寒いのですね。
こんなアホなことする奴は居ないと思いますが、
服を脱いだら確実に死ねますマジで
凍死一直線です。
三角点を撮ったらそそくさと下山に掛かります。
視界は相変わらず悪いですし、ここに留まっているのは良くない気がします。
1億円トイレを過ぎた辺りで、ちょっと道に迷います。
先行者の方もカップルの方も迷われたようで、右往左往してました。
なんとか登ってきた道を見つけますが、先行者の男性もカップルも
こっちへは来ずどこかへ行ってしまった模様。
探し出して誘導しようかと思いましたが、再び迷ったら危険なのでやめてました。
GPSは勿論持参しましたが頂上で電池切れ寸前。
慌てるな慌てるな換えの電池があるわと思って救急袋を探ったら
単四はあったけど必要な単三は持ってきていませんでした
なんとか野生の感で!?戻れたからいいものの…アブナイねえ
9合目を下回ったところで下界が見えてきました。
というか、山頂は雲の中ですが下界はまだ晴れているようです。
3合目あたりも日の光が当たっているのが見えます。
よーくみてみると、下から登ってこられる方が沢山。
今日は天気予報下り坂だから人少ないなーと思ってたんですが。
ただ単に遅いだけでした。
9合目から6合目まではシリセードで下っていきます。
(足を投げ出してシリセード)
ピッケルの柄の部分で制動を効かせながら滑っていきますが、
思ったほど滑りは良くなく、短い距離を何回かに分けて滑りました。
出来れば、頂上から6合目あたりまで一気に滑りたかったんですが…残念。
登ってこられる方を見ますと、山スキーの方が多いです。
スノーボードを背負ってスノーシューで登っておられる方も見えました。
下りはかなり勢いがついて1時間45分で登山口に到着。
夏道より若干速いような気がします。
登山口駐車場では、待ち構えていた管理人?にばっちり千円を取られてしまいました。
うーん、ここの駐車料金何とかならんかなー。
登山口から遠くなると安くなりますが、なんで取られるのかが意味不明。
岐阜県側の登山口は駐車料金なんてないんですけどねー。
やっぱ、商売上手の近江人だから??
2011年初登りの伊吹山、多少ラッセルも期待していたんですが、
全く無くてがっかりした様な…ラッキーだった様な…贅沢ですか?
頂上での荒れ模様で、雪山の恐ろしさを垣間見たような気がします。
さー、来週はどこ行こう。
適度なラッセルが楽しめるところがいいなー。
≪おまけ≫
アイゼンを引っ掛けて北壁のパンツに穴をあけてしまいました。
穴が開いたのはパンツだけでなかった…
アイゼンの爪は貫通して足まで刺さってしまった模様。
帰って、着替えているときに気付きました。
痛みも着替えているときに感じました。
どんだけボケボケェ~
2日はただ林道をワカン着けて歩いただけなので登ったとは言えません。
山域:伊吹山
山行目的:雪山トレーニング
山行日:2010年1月9日(日) 天気 晴れ一時くも、山頂はプチ吹雪
山行者:単独です。
CT:上野登山口7:00…一合目7:23…三合目8:21…五合目8:42…
六合目避難小屋8:55~9:12…山頂10:16~10:31…六合目11:07…
一合目11:49~11:58…上野登山口12:15
先週は殆ど平坦な林道でも膝丈の雪をラッセルすると1Km/1時間ほど掛かることが学習できました。
そんでもってラッセルはキツイ!!と。
今回は駐車場からすぐ登りに入る伊吹山に雪を期待して登りに来ました。
が、先に結果をいうと、ラッセルの必要なし!!
冬道には踏み固められた一筋の道、
この上を歩けばラッセルなんてしなくていい!!
まー、降ったばかりではありませんでしたし、
冬でも登山者で賑わう伊吹山ですからね、
そりゃ足跡いっぱい踏み固められた道が出来るってもんです。
冬道から逸れれば、もう深いところでは腰までラッセルも可!!
でもね、別にラッセルがしたくてしたくて堪らない訳ではないんです。
踏み固められた道があるのにわざわざ埋もれるとこになんか突入しません。
ラッセルするしか先に進めない!!っていうんなら仕方がないですけどねー。
もう言い訳はこれくらいでよろしいでしょうか?先に進みます。
上野登山口駐車場は僕のを入れて4台。
僕が2番手でしたので、先行者は最低でも1人。
ラッセルが必要な状態ならどこかで追いつくはずと思いました。
7時に出発。
登山口から一合目までは大した積雪もなく、殆ど地が出ていて、しかもぐちょぐちょ。
一合目からやっとこさ白い世界。
吹き溜まっているところは別として積雪30~50cmくらい。
草が所々出ている。
道はしっかり踏み固められていて一本の筋となって上へ延びている。
この時点でラッセルの必要のなさをほぼ確定。
2合目を目前にアイゼン装着。
UMAは甘えんぼさんなので、便利な道具があれば頼ります(^^ゞ
アイゼン装着したら機動性アップ、滑ることがないのでガスガスと進んでいきます。
登山口から1時間20分ほどで広い雪原に出ました。
三合目です。
伊吹山の上の方は雲の中。
ちょうど六合目避難小屋あたりに雲の底が来ています。
六合目の避難小屋で先行者に出会います。
どうやら僕と同じ単独のようです。
避難小屋で休憩を撮った模様、僕とあいさつした後登って行かれました。
避難小屋は昨年の2月に訪れた時は風で屋根が破損していましたが、
今日見たら修復して元通りになってました。
修理費用はどこから出たんでしょうねー、感謝感謝です。
休憩のため入ります。
実は初めて入るのですが、金属のドアを開けるとすぐに土間。
板間は8畳くらいですかね?両サイドにベンチ、天井はコンクリ製。
2か所ある窓から十分な光が入りますのでとっても明るいです。
避難小屋から出ると先ほどより見通しが悪くなってきています。
下も上も視界は30mほど、すっかり雲の中です。
ここからは冬道はほぼ直登だと思ったのですが、
実際はジグザグになっているところもありました。
結構急な所もあるうえ、雪が締まってない所なんかもありますので
アイゼンを装着しているとはいえ滑るところがあります。
昨年の2月にここを訪れた時は厳冬期のはずなのに思いっきり残雪期の状態。
暖かく、午前中の早い時期から雪が腐ってしまって、滑る滑る。
今回はそこまではいきませんでしたが、近いものがありました。
九合目近くで先行者に追い付きます。
ここから山頂までは緩やかですが、
ホワイトアウト状態で山頂までいくか迷っているようです。
僕も冬山はまだビギナーですからあんまり無理はしたくありません。
内心は積雪期単独でピークを踏むことに燃えていますが。
後ろからカップル2人組が追い越して行きます。
先行者の方と僕はそのお二人を見て進むことを決意し山頂へ向かいます。
とても視界はいい状態とは言えませんし、
吹雪いていて肌が露出しているところは痛いです。
暫く行くと左手に1億円トイレ、風上側に鎧のような雪が付着しています。
ここまでくれば山頂まであとちょっと。
ちょこちょこと歩いていけば、これまた立派な雪の鎧を着けた山頂標識。
先行者の方とお互い撮りあっこしました…言い方変かな??
先行者の方とカップル二人は下山へ。
僕は折角なので三角点のところまで行ってみることにします。
山頂標識から5分くらい、三角点はかろうじて頭のてっぺんが出ていました。
グローブをはめたままでは撮りにくいので素手にしたらトンデモナイ寒さ、いや痛さ!!
ヤバいくらい寒い、痛いです。
ふとザックに括り付けたペットボトルのスポーツドリンクを見たらフローズンになってました(怖)
フローズンドリンクなんて買った覚えないのですが…とっても寒いのですね。
こんなアホなことする奴は居ないと思いますが、
服を脱いだら確実に死ねますマジで
凍死一直線です。
三角点を撮ったらそそくさと下山に掛かります。
視界は相変わらず悪いですし、ここに留まっているのは良くない気がします。
1億円トイレを過ぎた辺りで、ちょっと道に迷います。
先行者の方もカップルの方も迷われたようで、右往左往してました。
なんとか登ってきた道を見つけますが、先行者の男性もカップルも
こっちへは来ずどこかへ行ってしまった模様。
探し出して誘導しようかと思いましたが、再び迷ったら危険なのでやめてました。
GPSは勿論持参しましたが頂上で電池切れ寸前。
慌てるな慌てるな換えの電池があるわと思って救急袋を探ったら
単四はあったけど必要な単三は持ってきていませんでした
なんとか野生の感で!?戻れたからいいものの…アブナイねえ
9合目を下回ったところで下界が見えてきました。
というか、山頂は雲の中ですが下界はまだ晴れているようです。
3合目あたりも日の光が当たっているのが見えます。
よーくみてみると、下から登ってこられる方が沢山。
今日は天気予報下り坂だから人少ないなーと思ってたんですが。
ただ単に遅いだけでした。
9合目から6合目まではシリセードで下っていきます。
(足を投げ出してシリセード)
ピッケルの柄の部分で制動を効かせながら滑っていきますが、
思ったほど滑りは良くなく、短い距離を何回かに分けて滑りました。
出来れば、頂上から6合目あたりまで一気に滑りたかったんですが…残念。
登ってこられる方を見ますと、山スキーの方が多いです。
スノーボードを背負ってスノーシューで登っておられる方も見えました。
下りはかなり勢いがついて1時間45分で登山口に到着。
夏道より若干速いような気がします。
登山口駐車場では、待ち構えていた管理人?にばっちり千円を取られてしまいました。
うーん、ここの駐車料金何とかならんかなー。
登山口から遠くなると安くなりますが、なんで取られるのかが意味不明。
岐阜県側の登山口は駐車料金なんてないんですけどねー。
やっぱ、商売上手の近江人だから??
2011年初登りの伊吹山、多少ラッセルも期待していたんですが、
全く無くてがっかりした様な…ラッキーだった様な…贅沢ですか?
頂上での荒れ模様で、雪山の恐ろしさを垣間見たような気がします。
さー、来週はどこ行こう。
適度なラッセルが楽しめるところがいいなー。
≪おまけ≫
アイゼンを引っ掛けて北壁のパンツに穴をあけてしまいました。
穴が開いたのはパンツだけでなかった…
アイゼンの爪は貫通して足まで刺さってしまった模様。
帰って、着替えているときに気付きました。
痛みも着替えているときに感じました。
どんだけボケボケェ~