UMA君のお部屋

山遊びのページ

花房山 東前の谷、反時計回りで周回

2022-01-23 19:27:47 | 山歩き…伊吹・越美の山
山行日:2022年1月23日(日)

山行者:単独です。

天気:曇りのち雪

CT:駐車地6:49…尾根取り付き7:00…△明後8:40…ジャンクションピーク11:06…

花房山山頂12:01~12:13…900m地点で簡単な昼食12:43~12:56…駐車地14:37

ヤマップ記録



東前の谷の林道起点から少し戻ったこところに駐車。

廃墟辺りから廃村を横切って橋を渡り

ログハウスみたいな家の脇から尾根に取り付いた。

△明後までは結構な急登で新雪15cm程プラス下の層同じくらい沈む。

まだまだよく締まってないようで足に負担くる。

△明後を過ぎれば段々と下層の雪も締まってきて体重を支えてくれるが、

時々ズボッと期待を裏切られ疲れる。

しばらくは緩やかな登り下り続く尾根でいくつか小ピークを越えていく。

この尾根も先週同じく植林主体で展望は良くないが植林の中にモミの木?

と思われる大木がちょこちょこ現れ眼を見張る。

950小ピークへの登りは計画段階で懸念材料だったが、

急ではあるが尾根広く重い雪で足のホールドもよく

スノーシューを逆ハの字で登れば苦しいが恐怖は特に感じず登れた。

それよりも手前の痩せた急な岩尾根が雪の付き悪くスノーシューでは登りにくく難儀した。

ジャンクションピーク手前の急登も僅かだが岩場あり登りにくい。

オマケに西側に張り出した雪庇の状態が良くなく亀裂が入っていた。

目の前で長さ5m程崩壊したときは肝を冷やした。

ここまで足が一度攣りそうになり、

立ち休みながら誤魔化して何とかジャンクションピークへたどり着いた。

ここからはゆるく左回りに大きく大回りしたような稜線を

歩き最後の急登をやり過ごせば山頂だ。

ラッセルは新雪部分だけとなるが如何せん

重めの雪で攣りそうな脚にじわじわ負担が来る。

二重稜?鞍部から最後の登り。

表面はバリバリだがモナカになりかけでイヤらしい。

最後は雪庇を避けてやや左へトラバース気味に登ろうと思っていたが

アチラコチラで亀裂を見かけたり、ドン!という音が聞こえたので牛歩で直登した。

この時期の山頂は二度目。

でも前回は雪が締まった時期だったので今回よりも登りやすかった。

朝方は薄雲広がり雲の隙間から太陽も見えたが、

既に空は雲に覆い尽くされていた。

幸いにも高曇りで眺望はよく効いて南は名古屋駅あたりのビル群。

北は白山辺りまで、東は乗鞍・御嶽山・恵那山なんかもハッキリ見えたので満足だった。

下りは夏道ある尾根を下った。

一箇所、痩せ尾根の部分が超怖かった。

とてもじゃないが直立しては進めず膝を着いてピッケルで雪掻きしながら足場を作り、

掴めるものは何でも掴んで牛歩で進んだ。

夏道も怖かったが雪が付いたら恐怖10倍だ。

だいぶ降ったところで可愛い痩せ尾根があったが

先に怖い思いしていたおかげで平常心で通過できた。

短かったしね。

あとはスノーシューで割と快適に滑るように下れ楽しかった。

前回も感じたのだがこのスノーシューの欠点!?

湿った雪だと土踏まずから踵の間で団子になりやすい。

下りは特に。足に違和感があると団子ができていた。

ライトニングアッセントはそんなことなかったような感じがする…。

下山まであと少しのところで空から白い贈り物。

能郷白山の方へ目をやると頭が雪雲で隠れていた。

下山し車で着換え&片付けしていると本降りに。

いい頃合いに下山できた。

グルっと一周して足にキテ、ビビったところもいくつかあったが大満足した周回だった。

テント泊縦走の下見の意味も含めていたが、この雪質だと厳しいなぁ〜。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (もんり)
2022-01-26 18:16:15
相変わらず、パワフルですね〜〜
行きたいけど、真似できそうもありません…
返信する
Unknown (UMA)
2022-01-28 07:10:30
そんなことないでしょ~。
ちなみに距離、獲得標高ともに
小津権現山の方がありますよー。
返信する

コメントを投稿