私は東京の調布市に住む年金生活の高齢者4年生の68歳の身であるが、
午前の9時過ぎから、机、脇机の新聞・雑誌の切り抜き記事の整理をした後、
本箱の中の本があふれるようになっているので、やむなく単行本を50冊ぐらい廃棄した後、
整理整頓をしたりした。
この後、私はテラスに下り立ち、ぼんやりと煙草を喫ったりしていた時、
『今日はクリスマス・イブだったよなぁ・・』
と心の中で呟(つぶや)いたりした・・。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
若き日の私たちの結婚前の交際時には、クリスマス・イブの時に逢い、
プレゼントを交換して、私は少し背伸びをして、銀座の高級な食事処を誘って、
ワインなどを呑みながら、イタリアかフランス料理などを頂いていた。
その後、結婚して2年が過ぎた頃から、
私は退社後にプレゼントを買い求めて、カードにささやなな一文を認〈したた〉め、
ケーキを購入して、我が家に帰宅してたりした。
この後は、一軒家を建てて、ローン返済で苦闘していたので、
せめてケーキだけ購入して、帰宅していた。
私が40代の頃には、家内に何か欲しい品、とやんわりと訊(き)いたりしていたが、
必要な品は、デパートで買い求めているので必要はない、
できたら旅行に行って温泉にゆっくり・・と要望されたりした。
この当時は私は多忙であり、40代の後半の頃から、業務が幾分空〈す〉いた2月頃に、
冬の旅をして、家内の念願に応〈こた〉えたりしていた。
定年退職後の年金生活に於いても、我が家はプレゼントの品よりも、
観光ホテルに滞在して、ゆっくりと温泉を満喫することが多い。
このように我が家はクリスマス・イブは、旅先以外の年は、
ささやかな室内飾りを家内がして、平素より幾分多めの料理を私は日本酒を呑みながら頂いているのが、
定年後の我が家の習性となっている。
こうした関係で我が家は、もとよりサンタクロースにも無縁であるが、
たった一度だけ旅先で『サンタクロース』を視(み)たことがある。
過ぎし日の2008〈平成20〉年の12月、
家内が『さっぽろホワイト・イルミネーション』を観てみたい、と要望されたので、
12月21日より私たち夫婦は、市内のホテルに滞在して4泊5日で訪れた。
初めて『さっぽろホワイト・イルミネーション』を観たり、市内の各地をゆっくり散策したりした・・。
こうしたある時、街通りを歩き、回転寿司の清潔感ありそうな一軒に入ったのであるが、
味が良いのに好感し、地酒も良質で、値段も程々である。
私は昼前なので不謹慎と思いながら参合ばかり呑みながら、寿司を10ばかり頂き、
家内も、美味しいわ、と久々に言ったりした。
この後、中島みゆきさんの歌でも知られた『南三条』の街並みを歩いた後、
地酒の『千歳鶴』で知られている即売店、醸造所見学に寄った。
5種類ばかり試飲し、4合瓶を1本と300mi1本を買い求めたりした。
そして、家内が買物をしたい、と言うので、
近くの『サッポロファクトリー』に入店したのであるが、
大規模な造りに私は驚いたりし、疲れ果て、レンガ館が観える前の喫茶店で家内を待つことにした。
喫茶店の少し寒い外庭のテーブルに座って、ぼんやりとコーヒーを飲んだりしていると、
レンガの煙突にサンタの飾りがあり、空から雪が舞い降り、
偶然にクリスマスらしい光景に私は見惚(みと)れてしまったのである。
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そして、サンタクロースかょ、と私は心の中で呟(つぶや)いたりした・・。
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私はこの建物の中で、煙突にサンタクロースを登らせた発想に瞬時に魅了させられて、
心豊かなデザイナーだ、と感服させられたのである。
もとよりサンタクロースは、この時節、世界の数多くの幼い少年、少女に夢をもたらす根源で、
齢ばかり重ねた東京の田舎者の私でも、長らく見つめたりした。
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午前の9時過ぎから、机、脇机の新聞・雑誌の切り抜き記事の整理をした後、
本箱の中の本があふれるようになっているので、やむなく単行本を50冊ぐらい廃棄した後、
整理整頓をしたりした。
この後、私はテラスに下り立ち、ぼんやりと煙草を喫ったりしていた時、
『今日はクリスマス・イブだったよなぁ・・』
と心の中で呟(つぶや)いたりした・・。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。
若き日の私たちの結婚前の交際時には、クリスマス・イブの時に逢い、
プレゼントを交換して、私は少し背伸びをして、銀座の高級な食事処を誘って、
ワインなどを呑みながら、イタリアかフランス料理などを頂いていた。
その後、結婚して2年が過ぎた頃から、
私は退社後にプレゼントを買い求めて、カードにささやなな一文を認〈したた〉め、
ケーキを購入して、我が家に帰宅してたりした。
この後は、一軒家を建てて、ローン返済で苦闘していたので、
せめてケーキだけ購入して、帰宅していた。
私が40代の頃には、家内に何か欲しい品、とやんわりと訊(き)いたりしていたが、
必要な品は、デパートで買い求めているので必要はない、
できたら旅行に行って温泉にゆっくり・・と要望されたりした。
この当時は私は多忙であり、40代の後半の頃から、業務が幾分空〈す〉いた2月頃に、
冬の旅をして、家内の念願に応〈こた〉えたりしていた。
定年退職後の年金生活に於いても、我が家はプレゼントの品よりも、
観光ホテルに滞在して、ゆっくりと温泉を満喫することが多い。
このように我が家はクリスマス・イブは、旅先以外の年は、
ささやかな室内飾りを家内がして、平素より幾分多めの料理を私は日本酒を呑みながら頂いているのが、
定年後の我が家の習性となっている。
こうした関係で我が家は、もとよりサンタクロースにも無縁であるが、
たった一度だけ旅先で『サンタクロース』を視(み)たことがある。
過ぎし日の2008〈平成20〉年の12月、
家内が『さっぽろホワイト・イルミネーション』を観てみたい、と要望されたので、
12月21日より私たち夫婦は、市内のホテルに滞在して4泊5日で訪れた。
初めて『さっぽろホワイト・イルミネーション』を観たり、市内の各地をゆっくり散策したりした・・。
こうしたある時、街通りを歩き、回転寿司の清潔感ありそうな一軒に入ったのであるが、
味が良いのに好感し、地酒も良質で、値段も程々である。
私は昼前なので不謹慎と思いながら参合ばかり呑みながら、寿司を10ばかり頂き、
家内も、美味しいわ、と久々に言ったりした。
この後、中島みゆきさんの歌でも知られた『南三条』の街並みを歩いた後、
地酒の『千歳鶴』で知られている即売店、醸造所見学に寄った。
5種類ばかり試飲し、4合瓶を1本と300mi1本を買い求めたりした。
そして、家内が買物をしたい、と言うので、
近くの『サッポロファクトリー』に入店したのであるが、
大規模な造りに私は驚いたりし、疲れ果て、レンガ館が観える前の喫茶店で家内を待つことにした。
喫茶店の少し寒い外庭のテーブルに座って、ぼんやりとコーヒーを飲んだりしていると、
レンガの煙突にサンタの飾りがあり、空から雪が舞い降り、
偶然にクリスマスらしい光景に私は見惚(みと)れてしまったのである。
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そして、サンタクロースかょ、と私は心の中で呟(つぶや)いたりした・・。
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私はこの建物の中で、煙突にサンタクロースを登らせた発想に瞬時に魅了させられて、
心豊かなデザイナーだ、と感服させられたのである。
もとよりサンタクロースは、この時節、世界の数多くの幼い少年、少女に夢をもたらす根源で、
齢ばかり重ねた東京の田舎者の私でも、長らく見つめたりした。
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