春、夏、秋、冬の季節に恵まれた日本の各地に於いて、
古来より、その時節に応じた時候が育(はぐく)まれてきたが、
それぞれの人の思い重ねた感性で、
封書に入れた手紙や簡略な葉書が認(したた)められてきた・・。
私は齢ばかり重ねた66歳の身であるが、
屈折した半生を歩んだ拙(つたな)い身なので、
ときおり時候に戸惑う時がある。
先ほどから長月の9月の時候をぼんやりと思いながら、
脳裏から言葉が中々舞い降りてこず、やむなく調べたりしていた。
◎秋色は次第に濃くなって
◎一雨ごとに秋気が深まります。
◎木の葉もそよぎにも涼気を覚える頃
◎月の光も色ももうすっかり秋です。
◎秋照りに稲の穂は次第に熟し
●天高く馬肥ゆる秋
●初秋の空もさわやかな季節
●ぶどうの味覚も秋が感じられる昨今
●秋の色がしだいに深さをまして
●そぞろ涼風の立つころ
前記の◎印は、鑓田研一・著の『手紙百科』(大泉書店)で、
私が東京オリンピックが開催された1964〈昭和39〉年の秋頃に購入した本であった。
10数が記載されていたが、私なりに魅了された時候のことばである。
後記の●印は、私の定年退職の2004〈平成16〉年の秋を過ぎた頃に、
郵便局に置いてあった栞(しおり)のような小さな紙で印刷され、
7つのことばから、選定させていただいた。
私は40数年の間に、日本の各地は大きく変貌したのであるが、
それぞれの日本人の発露された言葉は、余り変わらないことに、
改めて気付き、安堵したりしたのである。
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古来より、その時節に応じた時候が育(はぐく)まれてきたが、
それぞれの人の思い重ねた感性で、
封書に入れた手紙や簡略な葉書が認(したた)められてきた・・。
私は齢ばかり重ねた66歳の身であるが、
屈折した半生を歩んだ拙(つたな)い身なので、
ときおり時候に戸惑う時がある。
先ほどから長月の9月の時候をぼんやりと思いながら、
脳裏から言葉が中々舞い降りてこず、やむなく調べたりしていた。
◎秋色は次第に濃くなって
◎一雨ごとに秋気が深まります。
◎木の葉もそよぎにも涼気を覚える頃
◎月の光も色ももうすっかり秋です。
◎秋照りに稲の穂は次第に熟し
●天高く馬肥ゆる秋
●初秋の空もさわやかな季節
●ぶどうの味覚も秋が感じられる昨今
●秋の色がしだいに深さをまして
●そぞろ涼風の立つころ
前記の◎印は、鑓田研一・著の『手紙百科』(大泉書店)で、
私が東京オリンピックが開催された1964〈昭和39〉年の秋頃に購入した本であった。
10数が記載されていたが、私なりに魅了された時候のことばである。
後記の●印は、私の定年退職の2004〈平成16〉年の秋を過ぎた頃に、
郵便局に置いてあった栞(しおり)のような小さな紙で印刷され、
7つのことばから、選定させていただいた。
私は40数年の間に、日本の各地は大きく変貌したのであるが、
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