《・・暦の上では立秋から秋に入るため、
「今日は(今日から)立秋。暦のうえでは秋となりました」、
「立秋を迎え秋となりましたが・・・」などのフレーズがよく使われます。
立秋から残暑に・・・挨拶などでは残暑を用いる
秋が立つと書くように、暦の上では秋に入り、少しずつ涼しくなって、秋の気配が漂いだします。
とはいえ、まだかなり暑い日が続くため、立秋以降の暑さを「残暑」といいます。
ちょっとした挨拶も「暑さが厳しいですね」ではなく、
「残暑が厳しいですね」にすると季節感が出ます。「
暑中見舞い」は、立秋以降「残暑見舞い」にかわるのでご注意ください。
なお二十四節気では、立秋の前が最も暑い頃という意味の「大暑」で、
立秋の次は、暑さが峠を超えて、朝晩に初秋を感じる頃という意味の「処暑」となります。
立秋の初侯・次侯・末侯
![立秋の初侯・次侯・末侯 ヒグラシの声](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/6/9/9/9/5/201707031154/0807r.jpg)
ヒグラシの声に季節の移ろいを感じる人も多いでしょう
気象や体感的には、夏真っ盛りの時期ですが、
立秋を迎えると、いつまでもこの暑さが続くわけではなく、
秋に向かっていくんだという感じになります。
■初侯:涼風至(すずかぜいたる) 8月7日頃
涼しい風が吹き始める頃。
まだ暑い時期だからこそ、ふとした瞬間に涼風を感じることができます。
↓
■次侯:寒蝉鳴(ひぐらしなく) 8月12日頃
ヒグラシが鳴き始める頃。
夕暮れ時に響くヒグラシの鳴き声が一服の清涼剤になります。
↓
■末侯:蒙霧升降(ふかききりまとう) 8月17日頃
深い霧がまつわりつくように立ち込める頃。
朝夕のひんやりとした空気に秋の足音を感じます。
立秋の過ごし方と食べ物
立秋を迎えても厳しい残暑が続きますが、立秋を通じて秋の気配が感じられます。自分のアンテナを磨いて、季節の変化を感じるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
なお、立秋は行事や風習ではないため、特に行事食はありませんが、
季節の移り変わりを知るためのものですから、旬のものを食べるのは理にかなっています。
また、残暑を乗り切るために暑気払いをする方法もあります。・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
何かと無知なことが多い私は、今回も敬愛している
私は日頃、殆ど毎日、午前中のひととき、散策して、
四季折々のうつろう情景を享受している。
そして無念ながら忘れることもあり、ときおりデジカメで撮ったりして、
記憶のかたみとしている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/9f/6090cd32835efb9fe5f8b38e0611fc94.jpg)
初秋の香りを感じたりすると、暑さに苦手な私は微笑んだりして過ごしてきた・・。
そして空を見上げると、夏の雲もうつろい、微笑んだりしている。
果たして、今年の夏の終りは・・と思い馳せたりしている。