『 歩行は誰にでもできる【健康法】
1日1万歩は必要なし!正しく歩くことが大切
「週2回以上のウオーキングで認知症リスク半減」
こうした中、ときおり無念ながら、物忘れもあり、自身を叱咤激励をする為に、
人生は気合いだ、と心の中で呟(つぶや)く時もある。
或いは何かと単細胞の私は、好奇心をなくしたら、この世は終りだ、
と思いながら、年金生活の中、享受したりしてきた。
このように年金生活19年半を過ごしてきた私は、
今回の《・・1日1万歩は必要なし! 正しく歩くことが大切
「週2回以上のウオーキングで認知症リスク半減」・・》、
改めて学びたく、記事を読んでしまった。
《・・コロナ禍以降、健康意識の高まりで運動を始める人が増加し、
24時間営業のジムもにぎわいを見せている。
しかし、正しく足を動かすことができれば、自分の力であらゆる病気は予防できる。
誰でも簡単にできる「健康法」を教えます。
☆教えてくれた人
今村大祐さん/プロフェッショナルウォーキング協会代表理事
大谷義夫さん/池袋大谷クリニック院長。『1日1万歩を続けなさい 医者が教える医学的に正しいウォーキング』著者
辻大士さん/筑波大学体育系助教
☆間違った歩き方は危険! 1日4000歩を続けて健康になろう
バラやボタン、シャクヤクなどさまざまな花が、一斉に開花期を迎え、
外を歩くのが楽しい季節になった。
しかし、主婦の山岡望美さん(仮名・63歳)はため息をつく。
「“健康にいい”“ダイエットになるから”と、昔から散歩が趣味でした。
しかし、最近は少し歩くだけで、ひざや腰が痛くなってくるうえ、
肩こりもひどくて、外に出る気力がなくなってしまいました」
山岡さんの感じている不調は、間違った歩き方が原因の可能性があると指摘するのは、
プロフェッショナルウォーキング協会代表理事で、
多くのモデルにウオーキング法を指導している今村大祐さんだ。
「特別な運動をしていない人でも、平均して1日4000~6000歩は歩きます。
それが1か月で12~18万歩、1年で146~216万歩と積み重なっていけば、
どんな歩き方をしているかによって、体の状態は大きく変わってくる。
例えば悪い姿勢で、体の軸が崩れた歩き方をしていると、
本来使うべき筋肉が使えません。
筋肉が衰えることで、ほかの部位に負担がかかって、
筋肉が硬くなり、神経が圧迫される。
結果として、肩こりや腰痛、ひざ痛、座骨神経痛の原因になり、
O脚や下半身太り、下腹ぽっこりにもつながります」
翻っていえば、正しく歩く方法を身につければ、体のラインが整い、不調も改善される。
「太ももの裏側にあるハムストリングや、内ももの内転筋をしっかり使えるようになるので、
下半身に筋肉がついて脚が引き締まり、ヒップアップします。
全身のバランスが整い、バストアップ効果も期待できる。
脚でしっかり蹴りだして歩くようになると、毛細血管まで血液が行き届いて、
末端冷え症も改善されます」(今村さん)
☆1日の歩数が2000歩増えると糖尿病のリスクが下がる
正しいウオーキングが生む健康効果については、多くの研究によって明らかになっている。
『1日1万歩を続けなさい 医者が教える医学的に正しいウォーキング』の著者で、
池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんが解説する。
「米カリフォルニア大学の調査では、1日の歩数が2000歩増えると、
糖尿病発症リスクが12%低下することがわかっています。
私自身、コロナ禍に体重が増えたのが理由で、
ウオーキングを始め、1か月で体重を元に戻しました。
有酸素運動はダイエットにいいですし、高血圧の予防・治療にも有効です。
また、歩くことは、免疫力も高めます。
よく歩く人は、肺炎による死亡リスクが低くなることが明らかになっており、
ウオーキングは、新型コロナウイルスなどの感染症の重症化を防ぐためにも有効だといえます」
がんの予防や死亡率を低下させることも明らかだという。
「アメリカとヨーロッパの約18万7000例のがんを取り上げた大規模調査では、
ウオーキングなどの運動によって、乳がんや大腸がん、肺がんなど13のがんのリスクが、
低下していたことが判明しています。
週150分のウオーキングをしていた大腸がんの患者は、
運動量が少ない患者より、死亡率が低かったというデータもある」(大谷さん・以下同)
このように著書の執筆中、国内外の論文を調べた大谷さんを特に驚かせたのは、
脳を活性化し、メンタルを整える効果だ。
「東北大学の研究では、1日に60分以上の歩行を続けた人は、
30分未満の人より、認知症になるリスクが28%も低いことがわかりました。
週2回以上、ウオーキングなどの軽い運動をすると、
認知症のリスクが、半減するというデータもあります。
ウオーキングに代表される激しすぎない運動は、
副交感神経を優位にするので、不安や緊張、抑うつが改善されて、
自律神経のバランスが整いやすくなる。
太陽の光を浴びながら歩けば、
幸せホルモンである『セロトニン』の分泌量も増え、更年期うつにも有効です」
歩き続けることで、“寝たきり”になるまでの時間を引き延ばせると話すのは、
筑波大学体育系助教の辻大士さんだ。
「65歳以上の高齢者を対象に調査をした結果、
1日に歩く時間が平均30~59分未満の人は、30分未満の人に比べて238日、
1時間以上の人は、360日も健康寿命が延びています。
年齢を重ねると、誰しも体が衰えますが、
たくさん歩いている人ほど、老いるペースを緩められるといえます」(辻さん)
写真/PIXTA
※女性セブン2024年5月23日号・・ 》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
歩き続ければ、多岐に及び心と身体に良い、と改めて教示されたりした・・。
もとより健康であれば、人それぞれのささやかな願いが叶えることもできるので、
79歳の私は改めて学び、微笑み返しをしてしまった・・。
そして私は健康寿命と平均寿命の悩ましい期間を限りなく少なくして、
介護される期間を短くしょうと私は願っているひとりである・・。
私は殆ど毎日のように自宅の周辺3キロ範囲にある遊歩道、公園、住宅街を歩いたりし、
熱い夏も、何とか熱中症対策をしてを乗り越えてきた・・。
やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
陽射しが燦燦と照らす道もあるので、高齢者の私でも、人生は気合いだ、と自身を叱咤激励をしたり、
或いは冬の寒さを思い浮かべて、 足早に歩いているのが実情である。
こうした時、ときおり ♪しあわせは 歩いてこない だから歩いて ゆくんだね・・
何かと単細胞の私は、1968年(昭和43年)の頃に流行(はや)った
【『三百六十五歩のマーチ』の歌を心の中で唄い、歩く時もある。
このように私は、水前寺清子さんが唄った『三百六十五歩のマーチ』の歌に、
ときおり叱咤激励されて、 何とか健康寿命の範囲にいられるので、
作詞された星野哲郎さんに感謝をしながら、
私にとっては『三百六十五歩のマーチ』の歌は、心身のビタミン剤だ、
と思いを深める時もあったりしている。