夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

白内障、家内も手術を受け、私達お互いに微苦笑して・・。

2024-11-30 15:39:11 | 傘寿からの思い

過ぎし2015年(平成27年)の11月、71歳の時、
白内障の手術を受けたりした・・。
手術前の私は、裸眼0・03は酷い近眼で、メガネを掛けても0・7弱くらいであった・・。

11月17日に左眼の手術を受けて、手術して下さる医院長から指示で、
予定通り24日は、右眼の手術を受けたりした・・。

この時の手術に関して、白内障の水晶体の濁った皮質を細かく粉砕すると同時に、
眼外へ吸引した後、広く手元から遠くまで見える多焦点眼内レンズを
挿入して頂ただいた・・。

そして手術中は、苦痛を感じることなく、
もとより初めての体験で、緊張感を秘めながらも15分ぐらいで終わった。



まもなく手術後、ガーゼ生地を主体とした大きな眼帯をして下さった。

私は当初予約していた保護眼鏡は、大きな眼帯でメガネを掛けることができなくなり、
当面は、右眼の裸眼0.03を頼りに、おぼろげな視界を過ごすこととなった・・。


そして左眼は、翌日の18日には幾つかの検診を受け、早くも眼帯がとれ、
何かしら鮮明で視界が開け、前方が明確に視(み)えたりした。

しかしながら、右眼の裸眼0・03の酷い近眼の視力であり、
左眼は手術後には0・5以上が視(み)えたりした・・。

しかしながら余りにも、右眼と左眼とに差異があり、
私の小さな脳でも、視(み)ようとする神経制御が働き、右眼の裸眼0・03も補助動作が働き、
前景は鮮明に視(み)えるが情景となっている、と思われる。

そして余り長時間を視(み)ようとする神経制御は、
混乱を起こすかも知れないと、私は感じたりした・・。

そして手術の翌日以降は、当面として視(み)ようとする神経制御が働きを自制して、
新聞、本、パソコンは一日3時間以内として
歯を磨いたり、布団の中では、予約購入した保護眼鏡を付けたりしてきた。




この間、手術日の2日前より細菌の感染を抑える薬の『点眼薬(ベガモックス)』を、
朝、昼、夜と日に3回を左眼に、目薬のようにしてきた。

やがて手術後は、毎食後に抗生物質のフロモックス錠剤を飲み、
そして抗菌薬『クラビット点眼薬』、消炎薬『サンベタゾン点眼薬』は、朝、昼、夕、夜と日に4回、
鎮痛消炎薬『ブロナック点眼薬』は朝、夜と日に2回を付けたりしてきた。

通院に関しては、手術後の翌日、そして手術後の3日目に検診を受けて、
医院長より、特に異常なし、と診断されたりしてきた。

洗髪は手術後の翌日に医院長から、
本日より美容室、理容室で、頭を上仰向けで行うことはできますが、自分でしないこと、
と言われたりしたが、安全性から手術後の3日目に、
家内の指示に基づいて、私は生れて初めて美容院で洗髪した。

そして23日は、右眼の手術日の前日であったので、美容院に行き洗髪して、手術日に備えてきた。



24日は、右眼の手術を受けたりしたが、
過ぎし17日に左眼に手術を受けた体験があったので、
緊張感もなくリラックスした心情で、手術を終えた・・。

しかしながら手術後、ガーゼ生地を主体とした大きな眼帯となり、
一週間前に手術した左眼を頼りに視界を見れば、今回手術した右眼は眼帯の下でも眼球が動くので、
この日の24日は、食事、トイレ以外は安静して下さい、と医院長から私は言われたりした。

やがて私は家内と共に帰宅した後、昼食をした後、新聞、本、パソコン上のブログも自制して、
布団にもぐりながら、ラジカセCDで音楽棚から8枚ばかりCDを抜き取り、
深夜まで聴いたりした・・。

この間、ときおり寝付いたり、夕食を頂いたりしたが、ぐうだらな安静日となったりした。

そして翌日、家内と共に眼科医院に行き、手術日の翌日の診察を受けた・・。
手術した右眼の大きな眼帯を女性スタッフから取って頂いた後、視界が鮮明に視(み)えた。

まもなく幾つか検査を受けた後、一週間前に手術した左眼は1・0と診断されて、
確か手術後3日目は0・6前後であったので、視力向上に驚いたりした。

そして前日手術した右眼は、眼帯から解放されて5分過ぎた為か、0・5前後であり、
私は両眼が想定以上で、悦んだりした・・。



そして今回の白内障の手術に伴い、
左眼、右眼を広く手元から遠くまで見える多焦点眼内レンズを挿入した手術を終えた今、
今後の注意事項を守れば、次第に視力の向上もある、と医院長から私は言われたりした。

やがて時が過ぎれば、眼を制御する幾重かの神経が安定した結果、
それまで酷い近眼の0・03であったが、手術後まもなく1・0前後の視力となったりした。

そして私は、高校生よりメガネを長年愛用してきたが、メガネが55年ぶりに不要となり、
何かと酷い近眼で劣等感を感じてきた私は、人生観さえ変わったりした。



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