夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

されど、小さな炬燵(こたつ)・・♪   《初出2006.12.4.》

2008-05-06 13:47:56 | 定年後の思い
家内の母に年末年始に来宅して貰っているが、
家内はこの数日前から準備に掛かっている。

奥の八畳間にガス・ファンヒーターと大き目の文机を置いて、
休むの時は、そのそばに布団を敷いている。

こうした状況が家内の父が亡くなった後、独り住まいの身となった家内の母に、
年末年始の時は来宅して貰い、4泊5日前後、共に新年を迎えたりしている。

通常は、居間のはずれに6人用の家具調の炬燵に入って貰い、
私共と食事をしながら談笑したり、テレビを観て頂いている。

家内が10日前、
『お母さん用に・・ひとり用の炬燵があった方が便利・・』
と言った。

確かに奥の八畳間でガス・ファンヒーターで暖房をしているが、
これに小さな炬燵に入って頂ただいた方が、何かしら気持ちが休める。

そこで私は早速、家電の量販店に行き、買い求めた。
今の時代は、家庭用の家具調の4人、或いは6人用が圧倒的に多く、
小さな炬燵は数種類しかなかったので、この中から選定したが、想像したより安く驚いた。

我家は自動車がないので、遊歩道を10分前後、
小さな炬燵といっても10キロ弱があるのを私は提げて帰ってきた。

家内が早速テストをしながら、
『この炬燵・・余り暖かくならないわ・・
それに・・臭いがするわ・・』
と家内はぼやいた。

『最初の使いたての時は・・、多少の臭いがするが・・
数時間しても駄目だったら、返品し、交換してくるよ・・』
と私は言った。

私はインターネットで我家で愛用しているメーカーの製品を検索して、
家内に
『性能と安全性を重視して、このメーカーの品に決めよう・・』
と言った。

結果として、このメーカーの製品は量販店に取り扱い商品の対象外であったので、特別発注し、
本日着荷の連絡を受けたので、量販店に返品の製品を提げて、
帰路は発注した製品を持って帰宅した。

購入した値段は、4倍となったが、性能、安全性は非常に良い。
されど、小さな炬燵、ということである。



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