夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「チョコレート」、心臓と血管を守るのは本当なのか?、79歳の私は学び、微笑み返しして・・。

2024-04-15 16:09:51 | 喜寿の頃からの思い

先程、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイヘネスケア】を見ている中で、
『 「チョコレート」が心臓と血管を守るのは本当なのか? 』、
と題された見出しを見たりした。

こうした中、

そして循環器専門の府中市に所在する『榊原記念病院』に於いて、
10数名の医療スタッフの中で、
私は中央診察台で心電図、造影剤を入れてカテーテル、そしてCTスキャンなどの精密検査、
或いはレントゲン終えたのは、早朝3時半すぎであった・・。

やがて『胸膜炎』(追記・急性冠症候群)と病状とされ、しばらく経過観察したく・・
と入院が余儀なくされて、結果的に8泊9日の入院した、苦い体験がある。

そして幸運にも、この後は再発はなく、今日に至っている。



このような体験のある私は、『心臓』とか『血管』には注視するようになり、
今回の《・・「チョコレート」が心臓と血管を守るのは本当なのか?・・》、
記事を読んでしまった。

「チョコレート」が心臓と血管を守るのは本当なのか?|上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」

「チョコレート」が心臓と血管を守るのは本当なのか?|上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」

「チョコレート」には心臓や血管に有益な効果がある──。かねて広...

日刊ゲンダイヘルスケア

 
「チョコレート」には、心臓や血管に有益な効果がある──。
かねて広く知られているトピックです。

チョコレートには、フラボノイドの一種である
カカオポリフェノール(カテキンやエピカテキンなど)が、豊富に含まれています。

カカオポリフェノールには、抗炎症作用や活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があり、
血管内皮機能を改善させたり、血液が固まりやすくなることを防ぐ働きがあると考えられているのです。


これまで、世界中で、さまざまな研究が行われています。
米国のベイラー医科大学が、チョコレートの摂取量と心筋梗塞の発症頻度について解析したところ、
1週間に1回、あるいは1カ月に3・5回よりも多い頻度でチョコレートを食べる人は、
心筋梗塞の発症リスクが、明らかに低いことがわかっています。


また、米国ハーバード大学公衆衛生大学院の研究では、
チョコレートは、心房細動の予防に役立つ可能性があると報告しています。

デンマークに住む50~64歳の約5万5000人を対象に、
13年以上にわたってチョコレートの摂取量を追跡調査したところ、
1カ月当たり1~3サービング(約30~90グラム)のチョコレートを食べる人は、
1カ月に1サービング未満しか食べない人に比べて、心房細動が起こるリスクが10%低かったといいます。

さらに、1週間当たり1サービング食べる人は、
同じく心房細動リスクが17%低く、1週間当たり2~6サービング食べる人では20%、
1日に1サービング以上食べる人も16%リスクが低いという結果でした。


ほかにも血圧を低下させる効果についても、数多くの研究があります。
海外の栄養学専門誌では、30日間毎日カカオ90%のダークチョコレートを食べた人は、
カカオ含有率の低いダークチョコレートを食べた人より、血圧の値が改善したと報告されています。


日本の愛知学院大学と明治による共同研究でも、45~69歳の347人を対象に、
カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを4週間、
毎日一定量(1日5グラムを5枚)摂取してもらったところ、
血圧が高めの人ほど正常な人より血圧が低下、HDL(善玉)コレステロールが上昇、
動脈硬化の検査などに使われる炎症指標(hs-CRP)と
酸化ストレス指標(8-OHdG)が低下といった作用が認められたそうです。

カカオポリフェノールには、先ほど触れた抗炎症作用や抗酸化作用に加え、
一酸化窒素合成酵素の働きを高める働きがあります。

一酸化窒素は、血管を拡張させたり、血小板の凝集を抑える作用があるため、
血圧を低下させたり、血栓をできにくくして、動脈硬化の予防につながると考えられるのです。



■食生活のローテーションのひとつと考える

一方で、今年1月には、チョコレートの摂取と心血管疾患の発症リスクには
因果関係が認められないとする中国の研究が報告されています。


英国バイオバンクから、ダークチョコレートの摂取量に関する
ゲノムワイド関連研究(GWAS)のデータ6万4945例を抽出して解析したところ、
心不全、冠動脈疾患、心筋梗塞、心房細動といった10種類の心血管疾患との因果関係は
認められなかったといいます。

ただ、高血圧に関しては、リスクが有意に低減していたことが認められ、
研究グループは「本研究はダークチョコレートの摂取と本態性高血圧症のリスク低下との間に
因果関係があることを証明するもの」としています。


これまで何度もお話ししてきたように、
高血圧は、心臓にトラブルを引き起こす代表的なリスク因子です。

血圧が高くなると、心臓が全身に血液を送り込む際に、
大きな力が必要となり、それだけ負担がかかります。

血管にも、大きな圧力がかかるので、
血管の内壁が傷ついて、動脈硬化や瘤化が起こりやすくなります。

すると狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、
大動脈解離といった突然死の危険がある心臓疾患につながるのです。


中国の研究では、チョコレートの摂取は、心血管疾患と関連がないという結果でしたが、
高血圧リスクを下げるということは、長期的に見れば、心血管疾患の抑制につながります。

これまでの数多くの研究を含めて総合的に考えると、
やはりチョコレートには、心臓や血管に対して保護的な作用があるとみていいでしょう。


ただし、当然のことですが、チョコレートは、薬や健康食品ではありません。
定期的に摂取するなら、あくまでも普段の食生活に、
プラスアルファの健康効果が見込めるくらいの感覚で取り入れるのがいいでしょう。

また、こうした研究で使われているチョコレートは、
カカオを多く含む「ダーク」や「ビター」といったチョコレートで、
日本チョコレート・ココア協会では、ミルク(乳製品)が入らないカカオが
40~60
%のものとしています。

チョコレートを選ぶ際に意識する必要があります。


食べ過ぎにも要注意です。
一般的に市販されているチョコレートの多くは、
砂糖と脂肪が多く含まれていて高カロリーなので、
肥満や高血糖につながり、心臓にとっては逆効果になります。

明治のホームページでは、1日の推奨摂取量は板チョコ3~5片とされているので、
目安にするといいでしょう。


また、抗酸化作用のあるポリフェノールは、赤ワイン、コーヒー、お茶にも含まれていますし、
心臓の健康維持に有益な成分を含む飲食品は、
乳製品、大豆製品、青魚など、ほかにもたくさんあります。

特定の食品や成分を偏って摂取すると、かえってマイナスになってしまう場合もあるので、
チョコレートを食べるとしても、食生活のローテーションのひとつとして考えましょう。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


今回、順天堂大学医学部心臓血管外科教授の天野 篤さんより、
「チョコレート」が心臓と血管を守るのは本当なのか?、寄稿文を読み、
多々教示させられ、微苦笑したりした・・。

我が家は、家内の依頼により、買い物メール老ボーイの私は、
ときおり「チョコレート」を買い求めたりしている・・。




この「チョコレート」を家内が大半食べて愛食しているひとつであるが、
何かしら糖尿病の予備軍の私は、週に10枚まで、
私は頂いて食べたりしている・・。

今回、《・・特定の食品や成分を偏って摂取すると、かえってマイナスになってしまう場合もあるので、
チョコレートを食べるとしても、食生活のローテーションのひとつとして考えましょう・・》、
と学び、そうですよねぇ・・と微笑み返しをしたりしている。

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日本史上、最初で最大の文化事件、79歳の私は、多々教示されて・・。

2024-04-14 12:04:59 | 喜寿の頃からの思い

先程、ヤフージャパンより配信されている記事を見ている中で、
『  「日本の文明」に圧倒的な衝撃を与えた「3つ目の黒船」の・・・
        史上「最初で最大」の文明的事件    』、
題された見出しを見たりした。

☆史上最初で最大の文明的事件

☆中国語学習ムーブメント

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


今回、松岡正剛さんの著作『日本文化の核心 「ジャパン・スタイル」を読み解く』(講談社現代新書)より、
日本史上、最初で最大の文化事件を学び、79歳の私は、多々教示されたりした・・。

何よりも教示されたことは、《・・日本人が最初に漢字と遭遇したのは、
筑前国(現在の福岡県北西部)の志賀島から出土した、あの「漢委奴国王」という金印であり、
銅鏡に刻印された呪文のような漢字群でした。  

これを初めて見た日本人(倭人)たちは、それが何を意味しているかなど、
まったくわからなかったにちがいありません。

しかし中国は、当時のグローバルスタンダードの機軸国であったので
(このグローバルスタンダードを「華夷秩序」といいます)、
日本人は、すなおにこの未知のプロトコルを採り入れることを決めた。  

ところが、最初こそ漢文のままに漢字を認識し、学習していったのですが、
途中から変わってきた。

日本人は、その当時ですでに1万~2万種類もあった漢字を、
中国のもともとの発音に倣って、読むだけではなく、
縄文時代からずっと喋っていた自分たちのオラル・コミュニケーションの発話性に合わせて、
それをかぶせるように読み下してしまったのです。  

中国語をそのまま使っていくのではなく、
漢字を日本語に合わせて使ったり、日本語的な漢文をつくりだしたりした。
まさに文明的な転換がおこったのです。 ・・》



こうした普及した前提の要素としては、
《・・漢字の束を最初に日本(倭国)に持ってきたのは、百済からの使者たちでした。  
応神天皇の時代だから、4世紀末か5世紀初頭でしょう。

阿直岐が、数冊の経典を持ってきた。
当時の日本は、百済と同盟関係になるほどに親交を深めていました。  

阿直岐の来朝からまもなく、天皇の皇子だった菟道稚郎子が、
この漢字に関心をもち、阿直岐を師と仰いで、読み書きを習いはじめました。

これを見た応神天皇が、宮廷で交わしている言葉を、
文字であらわすことに、重大な将来的意義があると感じて・・》

これ以降、盛んに百済より使者と共に書物が到来・・・
こうした具体的な歴史の流れを私は初めて学んだりした・・。

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百花繚乱のように春の多彩な情景の中、きままに散策すれば・・。

2024-04-13 14:48:26 | 喜寿の頃からの思い

 

こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、





このような景観を見たりして、百花繚乱のように春の多彩な情景に、
心は染められ、確かに今年も春が受容できたと思い深めたりした・・。

この後、『神代植物公園』の『深大寺門』より辞して、
隣接した『深大寺』に向かった・・。



やがて私は、『深大寺』の本堂に行き、お賽銭を上げ、
私たち夫婦が健康で過ごせますように・・祈願したりした。



私は人出の多い処は苦手であるので、人出が少なくなった瞬間、
撮ったりしている・・

この後、『山門』から辞した後、プレイバックで記念に撮ったりした・・。



やがて自宅に向い、帰宅したのは午後一時過ぎであった。

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高齢期の暮らしにかかわる社会保障の制度の介護・年金・保険料の改定、79歳の私は学び・・。

2024-04-12 16:38:34 | 喜寿の頃からの思い
 

無断ながら記事を転載させて頂く。

 

[安心の設計]高齢期の暮らしどう変わる、新年度スタート…介護・年金・保険料

[安心の設計]高齢期の暮らしどう変わる、新年度スタート…介護・年金・保険料

【読売新聞】 新年度がスタートし、高齢期の暮らしにかかわる社会保障の制度が変わった。特別養護老人ホーム(特養)などの介護施設で、入居者が医療を受けやすい体制作り...

読売新聞オンライン

 

 

《・・新年度がスタートし、高齢期の暮らしにかかわる社会保障の制度が変わった。

特別養護老人ホーム(特養)などの介護施設で、入居者が医療を受けやすい体制作りが進むほか、
所得の多い高齢者の介護保険料が引き上げられた。

一方、公的年金は支給額が増える。
見直しのポイントを紹介する。(野島正徳)



☆介護施設と医療機関の連携強化

介護報酬の改定で、特別養護老人ホーム(特養)などの介護施設には、
入居者が 誤嚥ごえん 性肺炎や尿路感染症などで容体が急変した場合、
すぐに医師を派遣してくれる医療機関の確保が義務付けられた。

施設の看護師らが電話で医師に対応を相談できたり、
症状が悪化した際にスムーズに入院させてくれたりする協力も含まれている。

厚生労働省によると、介護施設の入居者は、
病気やけがで入院し、慣れない環境の下、ベッドで安静にしているうちに、
3~4割の人は、心身の機能が低下するという。


できるように支えることで、入居者の生活の質を保つのが、この連携の狙いだ。

 

東京都大田区の特養「 好日苑こうじつえん 」は、義務化の前から、
近くの大森山王病院と「相談、往診、入院」の連携体制をとっている。

「治療中も、顔なじみの職員から、食事やトイレなどの介助を受けられるため、
入居者が穏やかな気持ちで過ごせる」(施設の幹部)という。

改定では、こうした連携を後押しするため、報酬の加算(上乗せ)も行う。

連携している病院の医師の指示で、入居者に点滴をする施設の看護師(東京都大田区の特養「好日苑」で)
連携している病院の医師の指示で、入居者に点滴をする施設の看護師(東京都大田区の特養「好日苑」で)


協力先の医療機関と、入居者の病歴などの情報を共有する会議を定期的に開いた場合、
入居者1人あたり月1000円(2025年度以降は月500円)を加算する。

入居者の利用料もその分増える。
自己負担1割の人の場合、月額100円(同50円)増となる。

また、6月に改定される診療報酬でも、新たな加算ができる。
医師が施設で診察した場合に1回2000円、
往診後に入院を受け入れると6000円が医療機関側に支払われる。
利用者は1~3割を自己負担する。

◆介護報酬 =介護保険サービスの公定価格で、事業者がサービスを提供した対価として受け取る。
       税金と40歳以上が納める保険料、利用者の自己負担(原則1割)で賄われ、
       原則3年ごとに見直される。

☆杖など3種類 購入も可能に

 

介護保険で在宅生活を支える福祉用具のうち、
つえ とスロープ、歩行器の3種類の利用について、レンタルか購入かを選べるようになった。

福祉用具は原則、レンタル制(13種類)で、
要介護状態が変化し、体に合わなくなった場合、スムーズに交換できる。
利用者は毎月、レンタル費用の原則1割を自己負担する。

ただ、3種類は比較的、安価で、レンタル期間が長くなると、
購入した方がトータルの費用負担が軽くなる場合があるため、
販売価格の原則1割負担で購入もできるように見直した。

具体的には、利用者はまずレンタルし、
専門相談員による定期点検(6か月ごと)を受けた上で、購入するか判断できる。
その際、ケアマネジャーらが医師の意見を踏まえ、相談に乗る。

厚労省によると、全国で約258万人(2022年4月時点)が福祉用具をレンタルで利用している。



☆自宅での看取り サービス手厚く

介護報酬の改定では、住み慣れた自宅で、
最期を迎えたいという高齢者の願いに応えるサービスを広げる。

訪問入浴や特養の短期入所(ショートステイ)で利用者の 看取みと り期に、
医師や看護師らと連携して手厚いケアをした場合、
640円(1回または1日)を加算する。
利用者は1割負担の場合、64円の負担増となる。

☆所得420万円以上 介護保険料増

 

介護保険制度の改正で、年間の合計所得が420万円以上ある高齢者の介護保険料が引き上げられた。
対象になるのは、高齢者全体の4%(145万人)に当たる。

一方、世帯全員が住民税非課税などの低所得者(1323万人)の保険料は引き下げた。
高所得者の保険料を引き上げた増額分で穴埋めする。
収入に応じて保険料を納める「応能負担」の強化を図る狙いがある。

65歳以上の保険料は、各市区町村が基準額を定めて、
所得が多い人ほど高くなるように決めている。

厚生労働省が示す標準の設定は従来、所得の区分が9段階あり、
個々人の保険料は所得に応じ、基準額の0・3~1・7倍になっていた。

24年度からは、新たに4段階を設けて13段階とし、
例えば「420万円以上520万円未満」で基準額の1・9倍、「720万円以上」で2・4倍にした。

保険料は3年に1度見直される。
各市区町村は24~26年度の基準額を決めた。

21~23年度の全国平均は6014円だったが、
介護費用の増加を受け、上昇するとみられる。
厚労省が集計し、5月に公表する予定だ。

新たな保険料の支払いは多くの場合、
6月に支給される公的年金(4、5月分)から天引きされる形で始まる。




☆年金支給額実質目減り マクロ経済スライド実施

厚生労働省の試算によると、国民年金(基礎年金、満額)は、
69歳以上で月6万7808円(前年度比1758円増)、
68歳以下で月6万8000円(同1750円増)となる。

厚生年金は、平均的な年収の会社員で40年間加入した夫と、
専業主婦の妻の2人分で月23万483円(同6001円増)となる。

年金は4、5月分が6月14日に支給される。

支給額は、物価や賃金の変動に応じて、毎年度、見直される。
物価が上昇した場合、その分を増やすことで、
実質的な価値(モノやサービスの購買力)を維持させるためだ。

今回は、23年の物価変動率が3・2%、
賃金変動率(20~22年度の平均値などから算出)が3・1%と、
どちらもプラスだったが、賃金が物価ほど伸びていないため、
賃金変動に合わせて改定することになった。

年金制度は、現役世代が賃金の中から納める保険料で支えられており、
支給額は、現役世代の負担能力に合わせる必要があるためだ。

その上で、将来の年金財政の安定に向け、
支給額の伸びを抑える仕組み「マクロ経済スライド」が実施された。

現役世代の減少や高齢者の平均余命の延びなどから算出する「調整率」は今回0・4%で、
これを賃金変動率から差し引き、2・7%となった。
プラス改定だが、物価や賃金の上昇に追いつかず、実質的には目減りしている。



☆厚生年金の加入対象を拡大

パートやアルバイトなどの短時間労働者(週20時間以上)について、
厚生年金や健康保険の加入対象が拡大する。

現在は、「月収8万8000円以上」で、
勤務先が従業員数「101人以上」などの基準を満たす場合、対象となっている。
今年10月からは、従業員数が「51人以上」の勤務先に広がる。

短時間労働者が、厚生年金に加入すると、将来受け取る年金が国民年金よりも多くなり、
老後の生活資金が手厚くなる。

この改正は保険料を納める支え手を増やし、制度の安定につなげる狙いもある。

厚労省の推計では、今回の対象拡大で、新たに約20万人の加入が見込まれる。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


今回、高齢期の暮らしにかかわる社会保障の制度の介護・年金・保険料の改定、
遅ればせながら79歳の私は学び、多々教示を受けたりした。

我が家は、昨今に於いて、何とか日常生活はお互いに自立した健康寿命の範囲にいる為、
特に介護に関しては、私は福祉用具などの活用、そして負担額など、
無知であったりした。

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顧客を囲い込む「ポイント経済圏」の拡大、買物メール老ボーイの私は学び、微苦笑を重ねて・・。

2024-04-11 12:40:27 | 喜寿の頃からの思い
今朝、配達された
『 アマゾンの買い物で「dポイント」
          ドコモ連携 「経済圏」を強化 』
こうしたの大きな見出しであったりした・・。
 




こうした中、我が家の平素の買い物に関して、年金生活を始めた当初より、
私は自主宣言をして、家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に独りで行っている買物メール老ボーイとなっている。

しかしながら3年前の2月に新ウィルスコロナの烈風後は、
感染が怖くて、『三密(密集、密接、密閉)』に伴い、
3日に一度ぐらいに集約して、買い物をしている・・。



私はある民間会社に35年近く奮戦して2004年〈平成16年〉の秋に定年退職となり、
多々の理由で
年金生活を始めたりした・・。

そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。

そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。

この後は、我が家の3キロ範囲にある遊歩道、公園などを独りで散策して、
季節のうつろいを享受している。

 

そして昼食だけは、お互いに制約することなく、自由な時間で、
お互いに殆ど我が家で、きままに食べたりしている。

やがて午後から夜の大半は、私は随筆、ノンフィクション、現代史、総合月刊雑誌などの読書、
ときおり20世紀の私の愛してやまい映画を自宅で鑑賞したり、 或いは音楽も聴いたりしている。

こうした中で、家内は料理、掃除、洗濯など専業主婦の延長戦してくれるので、
せめて家内が煎茶、コーヒーを飲みたい時を、私は素早く察知して、

日に6回ぐらい茶坊主の真似事もしている。

このような平素の年金生活をしている私は、
スーパー、コンビニ、専門店のドラック・ストアーなどに買い物をして、
ときおり本屋に寄ったりしている。

そして年に数回、家内に引率されて、都心のデパートに行ったり、食事処に寄ったり、
冠婚葬祭、懇親会などホテルなどを活用してきたが、家内の予期せぬ大病、
そして新ウィルスコロナの烈風後は、『三密(密集、密接、密閉)』に伴い、激少し、
寂しい日々を感じる時もある。 

しかしながら私たち夫婦は、外出が減少した代わりに、『アマゾン』を初めて利用して、
利便性に魅了されて、我が家は活用している。



私はコンビニに関しては、セブン&アイ・ホールディングスの『nanaco』を使用してきて、
5年半前までは、タバコを喫っていたので、タバコを買い求めたりした。

或いは散策の時に、水分補給して、煎茶のボトルを買い求めている。

ときおり買物した帰路に、 コンビニの『セブンイレブン』に立ち寄り、
家内のお土産としてスイーツを買い求めたりしている、

たまたまポイントが溜まっていたので活用したら、
結果的にはスイーツ代が無料となり、 思わずお得したような心情となり、
微笑んだりしたことが幾たびもあったりした・・。

 

我が家の平素の買物で、スーパーの場合は、
最寄駅にある『京王ストア』仙川店、『クイーンズ伊勢丹』仙川店、
或いは我が家の最寄りの『いなげや』狛江東野川店が圧倒的に多く、
ときおり『イトーヨーカドー』国領店を活用するぐらいとなっている。

このような実態となっているが、ポイントが増えてしまい、
ときにはポイントを差し引いて、支払うと、
何かしらお得感のように感じてしまい、微笑んでしまう・・。
             

そしてデパートの『京王』、『小田急』のカードがあるが、
或いはドラックストアーの『サンドラック』、『トモズ』のカードがあり、
ポイントが増えて、割引なると、私は微笑んでしまう癖もある。



このように我が家の買物メール老ボーイの私として、今回の記事に好奇心に負けて、
記事を読んだりした・・。

この記事と同一の記事が、
読売新聞を購読して47年のよしみに甘えて、記事を転載させていた頂く。

 

アマゾンの買い物で「dポイント」付与、他社ポイントと初の本格的連携…「経済圏」構築は競合他社が先行

アマゾンの買い物で「dポイント」付与、他社ポイントと初の本格的連携…「経済圏」構築は競合他社が先行

【読売新聞】 NTTドコモとインターネット通販大手アマゾンジャパンは10日、アマゾンの買い物で、ドコモの「dポイント」をためて使えるようにすると発表した。アマゾ...

読売新聞オンライン

 

《・・NTTドコモとインターネット通販大手アマゾンジャパンは10日、
アマゾンの買い物で、ドコモの「dポイント」をためて使えるようにすると発表した。

アマゾンが他社ポイントと本格的に連携するのは初めて。
顧客を囲い込む「ポイント経済圏」を互いに強化する狙いがある。

アマゾンの通販サイトで5000円以上の買い物をすると、1%のdポイントを還元する。
注文1回あたりの上限は100ポイント。
dポイントに加え、購入額に応じてたまるアマゾンのポイントもこれまで通り付与される。

 

ドコモの携帯契約者が電子決済サービス「d払い」を使って支払う場合や、
60歳以上の利用者には還元率を上積みし、最大で3・5%を還元する。

ドコモも独自の通販サイトを展開しているが、
国内最大級のアマゾンと組むことで、携帯の契約者増や利用者の囲い込みを狙う。
アマゾンにとっても、約1億人のdポイント会員を取り込める利点がある。

ドコモの井伊基之社長は記者会見で、
「協業でdポイントをよりお得で便利なプログラムに変えていく」と強調した。

アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長も
「アマゾンで買い物をしたことがないdポイント会員にも、買い物を楽しんでほしい」と期待を寄せた。

携帯と小売りなどが連携したポイント経済圏の構築は、競合他社が先行している。



楽天グループは、自社の携帯契約者に対し、
通販サイト「楽天市場」で買い物をした時のポイント還元率を優遇している。

ソフトバンクも、スマートフォン決済「PayPay(ペイペイ)」をテコに携帯利用者を拡大したい考えだ。

KDDIは、「Ponta(ポンタ)ポイント」を展開するローソンに対し、
株式公開買い付け(TOB)を進めており、連携を強化する方針だ。

ドコモは、4月から、ネット契約専用の携帯プランで、d払いを使った時の還元率を引き上げるオプションを始めた。
アマゾンとの連携で、さらなる巻き返しを図る。・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


今回、巨大企業がそれぞれ顧客を囲い込む「ポイント経済圏」の拡大、強化の記事に、
買物メール老ボーイの私は学び、戸惑いを重ねながら、微苦笑をしてしまった・・。

アマゾンのポイント、ドコモの「d払い」、楽天グループのポイント、
ソフトバンクの「PayPay(ペイペイ)」、ローソンの「Ponta(ポンタ)ポイント」・・、
スマホも使えない私は戸惑いながら、時流に溺れないように、
ときおり教えて貰いながら活用している・・。

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ときには桜花に、『年々歳々 花相似 年々歳々 人不同』と思いを馳せて・・。

2024-04-10 16:10:25 | 喜寿の頃からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であるが、
世田谷区と狛江市に隣接した調布市の片隅に結婚前後の5年を除き、
74年この地域に住んでいる。


私の住む地域は、3月21日前後に染井吉野(ソメイヨシノ)の桜が最初に咲き始めると、
その後に山桜(ヤマザクラ)、やがて八重桜(ヤエザクラ)が咲くのが、
平年の習わしとなっている。


過ぎし2月に白梅、やがて紅梅が咲き、3月の上旬に桃の花が咲くが、
ここ30数年、早咲きの河津桜などを2月下旬から、気まぐれに咲き始めて、
季節感が狂ってしまうょ、独り微苦笑する時もある・・。

            

古来より2月は梅の花が咲き、3月は桃、やがて桜の花が咲いてきたので、
『桃色(ももづき)』、『桜月(さくらづき)』、『桜見月(さくらみづき)』と称せられてきた。

寒さが長らく続いた冬の季節が過ぎた後で、暖かな春の訪(おとず)れに、
数多くの人々は共有しながら悦(よろこ)び感じて過ごす時節である。


            

私は桜花(さくらばな)に関しては、ここ10数年は三分咲きに心を寄せたりした後、
やがて満開の情景にも愛(めでた)りしてきた。
          
4月の初旬を迎えると、自宅の近くに流れる野川の桜並木の遊歩道を歩いたりすると、
満開の情景から、やがて花びらが散乱して、歩道の脇には絨毯のように花びらが重なったりする。

こうした情景を観ると、 私は立ち止まり、数多くの桜花を見たりすると大半は小枝に残っているが、
ときおり微風が吹くと、花びらが小枝から離れ、青い空の中をさまようように舞いながら、
やがて地上に落下する。

古来より、桜の散りはじめ、花びらが舞いながら散る情景を花衣(はなごろも)と称してきたことに、
思いを重ねたりした・・。

私は桜花に関しては、3分咲きに魅了されるひとりであるが、
やはり花びらが散りはじめ、空中にゆったりと舞いながら散る光景に、確かな美を感じてきた。

このような情景に私は見惚(みと)れてたりしてきたが、
遥か千年前の人たちも、私のように感じる人が多いかしら、と思わず微笑んだりしてきた。

          

そして私は桜花を観る時、齢ばかり重ねた身であるが、
今年も大病もせず、天上の神々の采配で生かしてもらっている、と思いが強く、
毎年、花衣(はなごろも)の情景を眺めていると、過ぎし日々に愛惜を重ねることが多い。

或いは野川の水の流れを見たりしていると、
川面は陽春の陽射しを受け、光を帯びながら清き流れとなっていた・・。

そして川辺に枯れた薄(すすき)の群生に、桜花が重なっていて、
やがて水の流れに巻き込まれ、花筏(はないかだ)のように下流に向かい、ゆっくと流れていた。

このような桜花のうつろう情景に心を寄せてきた。

          

こうした中で、自宅の周辺の雑木林を歩き廻ったりしていると、
このようなところに桜があったことは知らなかったよ、と教示されることもある。

そして私は山桜を見かけると、 私が若き34歳の時、
自営業をしていた次兄が、資金繰りが破綻して、突然に自宅で自裁されたので、
私はこの山桜に心を託して、山桜の咲く時になると、次兄の言葉、しぐさを思い浮かべたりし、
何かとお世話になった次兄を思い馳せたりし、早くも45年過ぎている。

          


こうした桜花に思いを秘めている私は、本日も自宅の付近に流れている野川の遊歩道を散策した・・。

やがて桜並木の下を歩いたが、ときおり風もなく、花びらが舞い降りたりし、
まもなく路の片隅には、吹き寄せのように桜花が散乱するだろう、と思い馳せたりした。

          

そして早くも川面を眺めると、数多く花びらが流れていて、古人より花筏(はないかだ)と称してきた情景に、
過ぎし日に愛惜を重ねながら、眺めたりした。

やがて再び歩きだして、ときおり見上げると、多彩な数多くの残り花に見惚れたりした。

そしてボンヤリと歩きながら、不意に『年々歳々 花相似 年々歳々 人不同・・』、
漢詩のひとつをが脳裏から舞い降りてきた・・。

            

もとより中国の初唐時代の詩人である劉廷芝(りゅうていし)が、
『白頭(はくとう)を悲しむ翁(おきな)に代(かわり)て」と題する詩の第4節ある。

私は東京オリンピックが開催された1964年〈昭和39年〉の頃に、
小説家・阿川弘之(あがわ・ひろゆき)さんの作品から学んだひとつの詩である。

《・・年々歳々 花相似 年々歳々 人不同・・・》

歳月は過ぎ去ってしまえば、実に早いと感じたりし、
毎年この季節は同じように、桜花が巡って、さりげなく咲いているが、
この桜花を観賞できる人は変っている・・。

もとより自然の悠久さと人間の生命のはかなさを対峙させて、人生の無常を詠歎した句であると思われ、
私はこのように解釈しながら、人生のはかなさ、哀歓を若き二十歳の時に、
この詩を学びだし、早くも59年の歳月が流れてしまった。

私は古稀と称せられる70歳を卒業して、早や79歳となり、
私は50代の後半から、私の大切な6人の友人、同世代の知人が不幸にして大病に遭遇して、
やがて逝去され、幾たびか冥福をしたりしてきた・・。

こうした中、つたない人生航路を歩んだ私は、こうして生きている・・。

たまたま本日、桜花を眺めたりすると、このような思いになってしまったりした。

            

やがて痛切感を振り払うように、いつものようにプラス思考に転じて、
角川春樹さんの書誌より学んだ《・・切実に豊かな人生を楽しむことが大事・・》と銘言を思い馳せて、
惰性に過ごすことなく、残こされた人生の日々を大切に過ごそう、と足早に自宅に向い歩き出した。

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大豆は消化が悪く、大豆の正しい摂り方とは、79歳の私は学び、やがて微笑み・・。

2024-04-09 15:09:57 | 喜寿の頃からの思い
先程、ときおり愛読している【AERA dot. (アエラドット) 】を見ている中で、
『 大豆は消化が悪く、摂りすぎは すい臓がんのリスクを高め!?? 
     医師が解説する、大豆の正しい摂り方とは 』、

と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。
大豆は消化が悪く、摂りすぎはすい臓がんのリスクを高める!? 医師が解説する、大豆の正しい摂り方とは | AERA dot. (アエラドット)

大豆は消化が悪く、摂りすぎはすい臓がんのリスクを高める!? 医師が解説する、大豆の正しい摂り方とは | AERA dot. (アエラドット)

体に良いイメージしかなく、味噌、醤油など和食に欠かせない食材である「大豆」は、実は消化が難しく、摂りすぎは膵臓がんのリスクを高めるとの研究報告も。それでは、大豆...

AERA dot. (アエラドット)

 
 

体に良いイメージしかなく、味噌、醤油など和食に欠かせない食材である「大豆」は、
実は消化が難しく、摂りすぎは膵臓がんのリスクを高めるとの研究報告も。

それでは、大豆のマイナス面を克服する一番、良い摂取法とは何か。

アンチエイジングクリニックを開院した医師・満尾正氏の
新著『ハーバードが教える 最高の長寿食』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。

☆ソイプロテインなどの、長期間の過剰摂取は要注意

大豆は、和食には欠かせない食材であり、
大豆を使った豆腐、湯葉、油揚げなどの大豆製品や、煮豆などの豆料理も種類が豊富です。

大豆は、良質なたんぱく源となるうえ、
糖質、ビタミン・ミネラル、食物繊維もバランスよく含んでいます。
また、大豆イソフラボンという微量成分が含まれています。

大豆イソフラボンは化学構造上、女性ホルモン(エストロゲン)と似ているため、
生体内でエストロゲン受容体と結合し、弱いエストロゲン様の作用を発揮します。
更年期症状の改善のほか、乳がん、前立腺がん、骨粗しょう症などの予防に役立つと言われています。    

健康に寄与する食材であることは確かですが、
大豆偏重志向になって、摂りすぎるのは考えものです。

基本的に大豆は、消化吸収が難しい食材でもあります。

50年ほど前のマウスを使った動物実験でも、
大豆を与えたマウスの膵臓に負担がかかるということが実証されているのですが、
近年、国立がんセンター研究所からも「大豆製品の過剰摂取は、膵臓がんの発症率を増やす」
という警告が出されています(注1)。

実際に、私のクリニックでも、枝豆、豆乳、豆腐など、大豆食品ばかり食べていて、
膵臓がんのマーカーが、上がってしまった人がいました。

こうしたリスクを経験的に知っていたのか、
先人たちは体に消化吸収の負担がかからないように、
大豆を発酵させて食べるという文化を発展させました。

それが日本独自の発酵文化によって生み出された味噌であり、納豆です。
国立がんセンター研究所のデータでも、
味噌、納豆では、膵臓がんの発症率が増えるというデータが見られません。

たんぱく質ブームもあって、サプリメントなどから
大量にソイプロテイン(大豆たんぱく)を摂取している人も少なくありませんが、
こうしたリスクもありますから、長期間、大量に摂取することには注意が必要です。
ほどほどの摂取が賢明です。



☆世界が注目する納豆のすごい実力

大豆を加工した食品の中でも、おすすめの食品が「納豆」です。
「スーパーフード」として、世界で注目されています。

納豆に特有の納豆菌は、食品類の中で最も増殖力が強い菌として知られ、
病原性大腸菌O-157の繁殖を抑えるほど強力であることがわかっています。

腸内細菌叢のバランスを整えることができ、
納豆菌があると、乳酸菌のはたらきを強めることも知られています。

また、大豆を発酵させて作っている発酵食品ですから、
「大豆イソフラボン」という大豆特有のポリフェノール成分も摂取することができます。


さらに、近年の研究で納豆に含まれる「スペルミン」というタンパク質の一種が細胞の代謝を促進し、
体内の炎症を抑えることがわかり、健康長寿にも関係するのではないかと注目されています。

納豆には、ビタミンD、マグネシウム、亜鉛など、
現代人に不足しがちな栄養素も含まれています。

特筆すべきは、ビタミンKが豊富なことです。

ビタミンの名称は、発見された年代順に決まりますので、
Kは発見されたのが最も新しいビタミンなのですが、
近年の研究で重要な働きがあることがわかってきて、ビタミンKの話題もよく耳にするようになりました。

ビタミンKは、動脈壁からカルシウムを抜き取り、
骨へ移動させる作用があり、骨を作るのに欠かせません。

動脈壁からカルシウムを抜き取るということは、
血管へのカルシウムの沈着を起こりにくくするため、動脈硬化の予防効果もあります。

納豆が作り出す酵素の一つ「ナットウキナーゼ」も、
消化管から血液中に取り込まれ、血液をサラサラにして血栓を予防する効果があります。



和食に特有のスーパーフード、納豆の恩恵を享受しない手はありません。
毎日納豆を食べる習慣を持つことで、長期的に体を生活習慣病から守り、
健康長寿に寄与することが期待できます。

国立がん研究センターのチームによる研究では、
過去に循環器疾患にかかったことのない45〜74歳の男女約9万人に対する追跡調査で死亡リスクを調べると、
毎日25g(半パック程度)の納豆を食べるグループは、
全く食べないグループより循環器疾患で死亡するリスクが男女とも2割少ないという結果が出ています。

毎日半分~1パックの納豆を食べる習慣を取り入れましょう。

納豆を冷蔵庫に常備して、おかずの定番にしてください。

白いご飯の食べ過ぎには注意が必要ですから、
「納豆はご飯にかける」というワンパターンな食べ方ばかりではなく、
豆腐にかけたり、青菜と和えたり、納豆オムレツにしたりと、
色々な美味しい食べ方を工夫してみましょう。・・ 》

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これから晩年期を迎え、私たち夫婦は誤嚥しないための食事介助法、私は学び・・。

2024-04-08 15:51:47 | 喜寿の頃からの思い

先程、ときおり愛読している【 日刊ゲンダイヘネスケア】を見ている中で、
『 認知症終末期の親が誤嚥しないための食事介助法は? 』、
と題された見出しを見たりした。

こうした中、私は朝食、夕食の時、家内と共に頂いているが、
私は亡き母の遺伝を素直に受け継いだ為か、男の癖におしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したりしている。


そして私は、食べながら家内に話したりしていると、1か月に1度ぐらい、
食物が食道へ入るべきものが、気管に入ってしまうらしく、
一分ぐらい、むせたり咳き込んだりすることがある。

こうした時、家内は
『高齢者になると誤嚥(ごえん)になる人が多いから、気を付けてねぇ・・』
と私は言われたりしている。

私は70歳のなる前の頃までは、こうした体験がなく、
やはり高齢者になると、食べ物がのみ込む力の嚥下(えんげ)の力が衰えたのかしら、
と戸惑いながら不安を秘めたりしている。

そして家内も、数か月に一度ぐらいあるから、私も気を付けるわ、
と私に微苦笑しながら言ったりしてきた。



こうした私たち夫婦は、誤嚥(ごえん)について、
少しばかり体験をしてきたので、やはり注意1秒で食べる時、お茶を飲む時は、
ゆっくりと頂くことが肝要だなぁ・・と思い深めてきた・・。

このような嚥下(えんげ)の力衰え、そして誤嚥(ごえん)に関しても、
一歩間違えると死のリスクがあると学んだりしてきた・・。

このような体験をしてきた私は、
これから晩年期を迎え、私たち夫婦は誤嚥しないための食事介助法、
真摯に学びたく、記事を読んだりした・・。
認知症終末期の親が誤嚥しないための食事介助法は?|介護の不安は解消できる

認知症終末期の親が誤嚥しないための食事介助法は?|介護の不安は解消できる

 認知症終末期になると、自力で食事を取ることが難しくなり、家...

日刊ゲンダイヘルスケア

 
 認知症終末期になると、自力で食事を取ることが難しくなり、
家族による食事介助が必要になります。

その際、注意したいのが「誤嚥(ごえん)性肺炎」です。
認知症により脳の萎縮が進むと、
嚥下機能が障害されて、
食物をうまくのみ込めなくなります。

通常であれば、水分や食物が誤って気管に入る「誤嚥」が起こると、
その後、咳反射が誘発されて、気管内から食物を喀出(かくしゅつ)しようとしますが、
認知症が進行するにつれ咳反射も低下していきます。

また、誤嚥しても、咳が起こらないことを「不顕性誤嚥」と言い、
このような状態で、食物や口腔内の細菌が気管から肺に入り込むと、
誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなります。



ある50代の男性は、認知症終末期の父親を自宅で介護していて、
1年ほど前から食事の介助を始めたといいます。

メニューは、おかゆや軟らかくつぶした食事で、
スプーンですくって、口元に近づけると、しっかりと食べてくれていたそうです。

しかし、次第に食後に痰(たん)が増え、
原因不明の微熱が続くため、訪問診療を依頼されました。

嚥下診察を行い、嚥下の精密な検査を実施すると、
水分で不顕性誤嚥を起こしていたので、次のような工夫をお伝えしました。

まず、誤嚥を防ぐために、水分には、とろみをつけ、
おかゆや茶碗蒸しなど軟らかくてまとまりがあり、のみ込みやすい食事メニューを心掛けてください。

患者さんによっては、とろみをあまり受け付けない方も少なくないので、
その場合には、本人が好んで食べられるゼリーなどで、代用しても構いません。



次に、食事中の姿勢も重要です。
顎が上を向いて、頭が後方へのけ反ると、誤嚥しやすくなります。

食事介助中は、顎が上を向かないよう介助者は、
本人と目線を合わせ、軽く顎を引いた状態を維持してください。


また、認知症終末期の方は、
うとうとした状態が続く傾眠傾向が見られやすいので、
食事の時間は朝昼晩こだわらず、本人の覚醒状態に合わせた食事の時間を設けることが大切です。

食べ残しがないよう不織布ガーゼや口腔ケア用のウエットシートで
口の中をよく拭いたり、歯が残っている人であれば日頃からしっかりと歯磨きをして、
口の中の清潔を保ちましょう。

これらの工夫により、最期まで口から食べられることができました。
この男性は、「食事介助が父親とのコミュニケーションツールとして
最期まで続けることができて良かった」と、晴れやかな表情で語ってくれました。


認知症終末期の誤嚥を完全に防ぐのは難しいですが、
肺炎球菌ワクチンを接種したり、咳の力を強化する呼吸のリハビリを受けるなど、
誤嚥しても誤嚥性肺炎にならないような対策を行えるといいでしょう。


▽深津ひかり(ふかつ・ひかり) 
2006年岡山大学歯学部卒業、2012年3月大阪大学大学院歯学研究科顎口腔機能治療学講座卒業、
同年4月同大歯学部付属病院顎口腔機能治療部勤務を経て、現在はふかつ歯科に勤務。 ・・ 》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


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ときおり、一日を大切に過ごそう、と79歳の私は、心の中で呟(つぶや)き・・。

2024-04-07 13:35:20 | 喜寿の頃からの思い

樹木葬の墓地(埋葬地)を視察する旅路を一泊二日で、
訪れていた・・。

私たち夫婦は樹木葬の墓地(埋葬地)を仮予約した後、
元町港の街並みを散策した・・。


こうした中で、街通りに、扁額のような形で表現された文に、私は瞬時に深く魅了された・・。

            

まもなく歩くと、簡素な寺院が視え、浄土宗『潮音寺』ちょうおんじと読め、
この『潮音寺』が、
掲げて下さった、と私は理解した。
            
私はある民間会社に奮戦している50代の時、同僚が病死されたり、
そして知人は定年前の59歳で病死し、残されたご家族の心痛な思いが、
痛いほど理解させられたりしてきた・・。

           
やがて私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した後、
多々の理由で年金生活を始め、やがて62歳の時、
現役時代の一時時期に交遊した友も、無念ながら病死したりした。

       
まもなく、知人のひとりの奥様が病死されて、
この知人は『おひとりさま』となり、私たちの多くは哀悼をしながらも、動顛してしまった。

こうした根底には、私たち世代の周囲の男性の多くは、60代で妻が夫より先に亡くなることは、
考えたこともなく、こうしたことがあるんだぁ、とこの人生の怜悧な遭遇に深く学んだりした。

                       
                                 
やがて私は高齢者入門の65歳を過ぎてから、心身ともに自立し健康的に生活できる期間の健康寿命は、
この当時は男性の平均としては71歳であり、平均寿命は男性の場合は80歳と知った時、
恥ずかしながら、うろたえたりした・・。

そして70代となれば、多くの人は体力の衰えを実感して、
75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、

80歳が見えてくる頃には、介護を必要とする御方も多くなり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、
と専門家の人から数多く発言されている。

            
ここ5年は会社時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、
いずれも大病で、入退院を繰り返した後、この世を去ったり、

ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、
数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。

                      

私たち夫婦は、過ぎし2019年は私は入院を2回ばかり体験し、家内も初めて入院したりして、
退院後、ときおり私たち夫婦は、一日を大切に過ごそう、とお互いに言い交したりしている。

この後、幸運にも私たち夫婦は、再発もせずに今日を迎えている・・。

しかしながら、
健康寿命、やがて逝去も余りにも格差がある、と私は思い馳せたりし、
ときおり、一日を大切に過ごそう、と79歳の私は、心の中で呟(つぶや)いたりしている。

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長寿時代の食生活を解説された川口教授の『元気ごはん』、79歳の私、多々教示され・・。

2024-04-06 14:11:29 | 喜寿の頃からの思い
 

私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であり、
 



こうした中で、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、年金生活を丸19年半を過ごしてきた。

そして
読売新聞を購読して47年のよしみに甘えて、

 

長寿時代の食生活を解説…「元気ごはん」川口教授が出版

長寿時代の食生活を解説…「元気ごはん」川口教授が出版

【読売新聞】

読売新聞オンライン

 

 

2022年4月に始まった「元気ごはん」で、
フレイル予防に役立つメニュー20品以上を紹介してきた大妻女子大の川口美喜子教授が、
「低栄養を解決する長生き食べ方 100年栄養」(税込み1540円、サンマーク出版)を出版した。

長寿時代の食生活のポイントを解説しており、「健やかに生活するヒントにしてほしい」と話している。

「人生の最期のときまで、誰かの『おいしく食べる』を支えたい」と執筆した。

著書では、「単に『大食らい』の意味ではなく、
なんでもしっかり食べることができる人」を「 健啖家けんたんか 」と定義し、
「健啖家は長生き」と強調する。

しかし、現状は「栄養が偏っている中高年が増えている」と警鐘を鳴らす。
肥満の原因とされる糖質を控えようとするあまり、
たんぱく質を取り過ぎる偏食に陥っていると分析。

「糖質のエネルギーが足りないと、
(筋肉になるはずの)たんぱく質が、エネルギー源として利用される」という。
こうした状況を「おばけタンパク」と呼び、糖質を含む炭水化物もしっかり取るよう呼びかけている。

また、栄養素の具体的な摂取量を簡単な量り方で伝えている。
例えば、野菜は1食あたり、両方の手のひら分の量が望ましいとする。

使い勝手が良く栄養価が高い食材として、
卵や鶏胸肉、魚の缶詰、ブロッコリー、小松菜、米、サツマイモを「魔法の栄養食材  かみセブン 」と紹介。
それぞれの食材について、「元気ごはん」のように写真付きで簡単なレシピを披露している。

このほか、「低栄養」と呼ばれる状況から身を守る方法や、
病気になった際の食生活に関する注意点などを記している。
・・》

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


私の朝食に関しては、幼年期に農家の児として育ったので、
齢ばかり重ねた今でも、 朝食は、ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた
庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。  

そして朝食の原則として、コンニャク、ゴボウの醤油風味を
前菜として必ず頂いている。

この後、調味料を加味しない納豆を食べた後、
やがて十六穀米の入った白米のご飯を1合ばかり炊(た)いたのを、

三分の一ばかり盛ったお茶碗で頂いている。

そしてニンジンの胡麻和え、コブの佃煮などを必須として、
ピーマンのミソで炒めたものを食べたりし、
魚介類が苦手で、やむなく瓶詰のシャケ、ときには缶詰のサバの味噌煮、
食べたりしている。




家内は時折つきあうが、大半は食パンにジャム、オレンジ・ママレード、或いはブルーベリーを塗り、
二枚ばかり食べながら、呑むヨーグルトを飲みながら頂くことが多い。
そしてバナナなど果物も食べたりしている。  
                                                                        
やがて昼食は、お互いに制約しないフリーとして、
昨今の私は、トウモロコシの缶詰をひとつ、
食パンをハムで挟んで一枚を食べたりしている。

ときおりスーパーのお弁当売場で買い求めた『ハンバーグ弁当』、
或いは『かつどん弁当』を週に一度ぐらい愛食している。
         
やがて夕食の時は、春キャベツを少し炒めた大皿に盛ったのを、
ソースを少しかけて、盛大に頂いている。

或いは冷凍食品のブロッコリー1袋を大皿に盛ったのを、電子レンジで温めて、
そしてポンズを少しかけて、盛大に頂いている。


こうした中、牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など、
その日に応じて230グラム程度を食べたりしている。



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「新年度 生活防衛のツボ」、信愛している荻原博子さんより、私は学び、多々教示されて・・。

2024-04-05 14:51:41 | 喜寿の頃からの思い

先程、ヤフージャパンより配信されている記事を見ている中で、
『  荻原博子氏が解説 「新年度 生活防衛のツボ」
            株価史上最高値でも庶民は投資をやめるべき 
 』、
題された見出しを見たりした。

☆変動金利の125%ルールで元本が減らず…

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


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大谷翔平さん、移籍後初今季1号特大ソロホームラン、79歳の私でも微笑み・・。

2024-04-04 15:51:16 | 喜寿の頃からの思い

先程、ヤフージャパンより配信されている記事を見ている中で、
『  大谷翔平、移籍後初今季1号特大ソロホームラン
      開幕41打席目&224日ぶり
  待望アーチに球場総立ち
 』、
題された見出しを見たりした。

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


私は、大谷翔平さんの昨年度の空前の大活躍に驚き、
移籍された今年は、前後の強力バッターがいるので、
敬遠されることは少ないと思い、ホームランは50号は軽く超える、
と思ったりしてきた。

開幕、直前に予期せぬ難題が大谷翔平さんに襲い、
今回の特大ソロホームランをきっかけに、
大谷翔平さんのホームランの量産化で、チームはもとより、
私たちファンも喜ぶ機会が多くなるだろう・・と微笑んだりしている。

コメント (2)
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齢を重ねると、恥ずかしながら感性も衰えて、79歳の私は、微苦笑して・・。

2024-04-03 15:41:59 | 喜寿の頃からの思い


我が家の平素の買い物に関して、年金生活を始めた
2004年(平成16年)の秋の当初より、
私は自主宣言をして、家内から依頼された品を求めて、
スーパー、専門店に、独りで行っている買物メール老ボーイとなっている。
          

こうした時は、家内が新聞に添付されているスーパーのチラシを見た後、
赤のサインペンで丸印を付けたりする・・。

やがて私は手渡されて、赤丸が付いたのが本日の買物の対象品であり、
そして私が店内で魅せられた品を追加するのが、我が家の鉄則となっている。

このように年金生活をしている私でも、散策とか買い物などで、
地元の天気情報は、優先事項となっている。



この後は、私はブログを原則として、パソコンの故障、旅行、入院をしていない限り、
毎日投稿しているので、加入している【goo blog】を開いたりした・・。

そして少し気になる『アクセス状況』欄の中で、
閲覧・・1064PV、訪問者・・784IP、
見たりして、75歳以前より減少してしまったよなぁ、と苦笑したりした。

あの当時は、ブログに対しても、熱があったが、
ここ数年は平熱よりも低く、まるで低空飛行のようだ、と独り微苦笑してしまった・・。

この後、ブログのランキングのひとつの【ブログ村】を開き、
このブログの人気記事』を見たりした。

この欄は、私が投稿した記事の訪問して下さったベスト5が表示され、
殆ど最近の投稿数で占められたいる。

たまたま昨日は、5位に『映画『ドクトル・ジバコ』の原作者ボリス・パステ..』
表示されて、古い投稿文を読んで下さったのか、と驚きながら、
私自身も詳細内容を忘れてしまったので、読んでしまった・・。



今回、リバイバル上映のように、あえて再掲載をする。

☆-----------------------------☆

映画『ドクトル・ジバコ』の原作者ボリス・パステルナーク、創作者の発想の根源には・・。

                         投稿日・・2012年5月2日

私は昨日の昼下り、居間にある映画棚より、ビデオテープを取りだして、
デビット・リーン監督の『ドクトル・ジバコ』(1966年=昭和41年)を居間で観たりした。

私は洋画の分野としては、この監督の数多くの作品に敬愛しているひとりなので、
名作の数々を繰り返して鑑賞しているが、昨日はこの『ドクトル・ジバコ』を5度目かしらと思いながら鑑賞した。

もとよりこの『ドクトル・ジバコ』の原作者は、
ロシアおよびソ連の詩人・小説家のボリス・パステルナーク(1890年~1960年)である。

ロシア革命の混乱に翻弄される、主人公で医師のユーリー・ジバゴと恋人ララの運命を描いた大河小説であるが、
この当時、アメリカとソ連の冷戦下の時代に、1957年に作品は完成したが、
ロシア革命を批判する作品であると考えられたために、本国のソ連での公刊を拒否された。

そして、密かに国外に持ち出され、1957年にイタリアで刊行され、
世界的に知られることになり、世界の文学史上はもとより、社会的に大きな事件として報道された。

そして今や伝説となり、以下は多くのメディアに報じられている。
翌年にはノーベル文学賞がパステルナークに授与されることになったが、
KGBとソ連作家同盟による反対運動の末、
受賞すれば亡命を余儀なくされると考えたパステルナークは
『母国を去ることは、死に等しい』と言い受賞を辞退した。

そしてソ連の共産党は、この『ドクトル・ジバゴ』の作品は、
『革命が人類の進歩と幸福に必ずしも寄与しないことを証明しようとした無謀な試みである』と非難した。
この当時『社会主義革命の輸出』をしていたソ連政府にとっては、
『ロシア革命は人類史の大きな進歩である』という見解に疑問符をつけることは許しがたいことであった。

やがてパステルナークは1960年の肺癌による死去されたが、
パステルナークに対する反対活動はソ連の国際的信用を傷つけることとなった。
そしてパステルナークは今日までロシア文学界に於ける主要人物であり、
さらに、パステルナークが始めた反体制活動は、
アレクサンドル・ソルジェニーツィンやその他の反体制活動家によって引き継がれ、洗練され、拡大していった。

その後、この作品がソ連で刊行されたのは、1987年のことである。

こうした歴史に翻弄されたパステルナーク、そしてこの作品が、
映画に於いては、脚本担当として劇作家のロバート・ボルトが、
原作の小説よりジバコとラーラの愛の軌跡に焦点を絞り、
ロシア革命の動乱の中で、翻弄されていく、純粋な男の悲劇を完成させている。


私は映画雑誌の講談社が発売した『週刊 20世紀シネマ館』全50冊を私は10数年前に購入したが、
この中で『ドクトル・ジバコ』の作品が取り上げられていたのを読んで、
原作者の創作の発想を知り、読了後に動顚し、敬服させられたのである。

この『週刊 20世紀シネマ館』の中に、定例の特集の【シネマ物語】のコーナーがあり、
《 詩人パステルナークが愛した実在の『ラーラ』》
と題されて、綴られていた。

無断であるが転記をさせて頂く。
《・・
1960年5月30日の深夜、
ノーベル賞作家ポリス・パステルナークが世を去った。
その傍(かたわ)らにいた一人の女性こそ『ドクトル・ジバコ』のヒロイン、
ラーラのモデル、オリガ・イビンスカヤである。

第二次世界大戦直後の1946年、
56歳のパステルナークは、20歳以上も年下のオリガと恋に落ちた。

詩人は妻と別れ、オリガと同棲したが、
オリガは《反革命詩人》の愛人ということで、強制収容所に送られた。
オリガは収容所でパステルナークの子を流産し、4年間を過ごす。

この体験と、オリガへの深い愛情を、パステルナークは小説『ドクトル・ジバコ』を綴り、
世界中を感動させたのだった。
・・》

私は恥ずかしながら原作の翻訳も読んでいないが、この作者の第二次世界大戦後の体験を
第一次世界大戦、そしてロシア革命の時代を背景とした壮大な物語に、
創作者としての発想の根源を作品として結実させたことに驚いている。

創作者は小説家はじめとする人は、
脳裏に幻想をどれだけ豊かにした上、創作し、作品を完成させるかの力量に、
圧倒的に感銘したのである。

☆-----------------------------☆



この当時の私は、写真を掲載する技巧も無知で、ひたすら言霊を信愛して、
文章だけで、投稿文を重ねていた時で、12年前で67歳であったりした。

こうして読み返して、我ながら感性があったなぁ・・と苦笑したりした。

恥ずかしながら70代になると、無念ながら自身の体力の衰えを実感した為か、
健康、病気、介護、葬儀、家計などを学んだことに、
私の思いを前後に加味した投稿文に変貌した内容となり、
まるで餡子(あんこ)の入った『お饅頭(まんじゅう)』のような投稿文となり、
独り微苦笑する時もある。

自身が堕落したのか、齢を重ねると、感性も衰えて、
79歳の私は、微苦笑してしまった・・。

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小倉智昭さん、今のテレビ、情報番組に関して、正鵠な御意見を発露され・・。

2024-04-02 14:43:34 | 喜寿の頃からの思い

 

小倉智昭氏「今のテレビは面白くない」羽鳥慎一アナのインタビューにほえる「もっと政治色を」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

小倉智昭氏「今のテレビは面白くない」羽鳥慎一アナのインタビューにほえる「もっと政治色を」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

 フジテレビ系「とくダネ!」などの情報番組でキャスターを務めた小倉智昭氏(76)が、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、MCを務めるフリーアナウンサー羽鳥慎...

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フジテレビ系「とくダネ!」などの情報番組で、キャスターを務めた小倉智昭氏(76歳)が、
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、MCを務めるフリーアナウンサー羽鳥慎一のインタビューを
自宅で受ける様子が2日、同番組で放送された。

「羽鳥慎一50の質問」という恒例コーナーで、対談が実現。



「とくダネ!」で22年間、フジテレビの「朝の顔」としてキャスターを務めた時代、
羽鳥慎一がMCを務める番組とはライバル関係にあり、
小倉智昭氏は「羽鳥くんをうちに招くのはどうしようかと思った。
裏(番組)の人を招くと、フジテレビから仕事がなくなるんじゃないかと思って」と笑わせ、
羽鳥慎一が「そんなことないです」と恐縮する場面もあった。

元フジテレビアナウンサーで、「モーニングショー」火曜コメンテーターを務める
弁護士の菊間千乃氏から「小倉さんは、いつも何かニュースがあると、わあっとほえていらした。
最近いちばん気になる、ほえたいニュースは何ですか」とのビデオメッセージが贈られると、
小倉氏は「今は大谷だと思う」と、ドジャース大谷翔平投手(29歳)の元通訳水原一平氏の違法スポーツ賭博疑惑問題に言及。

「大谷って、我々の感覚とは違うと思う。
第一線で活躍してあれだけ稼ぐ人は、お金には無頓着な部分があって。
口座の毎月のチェックとかしているわけはない」と私見を口にした。

注)記事の原文に、あえて改行など多くした。


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家計簿、2月度、3月度をまとめてすれば、何かと私たち夫婦は戸惑い・・。

2024-04-01 16:04:26 | 喜寿の頃からの思い

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