その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

受験の神様 その6

2009-02-02 22:22:22 | 世迷言

受験の神様、第6談、『ドイツカズタカ』の話。



学問の神様(仏様)、『亀岡文殊堂』の参道脇に
学僧『独国和尚』の座像がまつられています。
『独国和尚』を「ドイツカズタカ」と読んではいけません。
「どっこくおしょう」と読んでください。
『独国和尚』については、案内看板や説明書きはありませんが、
宮城県女川町出身の高僧で、東北各地に足跡を残し、
地元女川町や福島県いわき市に「三十三観音」を開いたようです。
「開いたようです」というのも、江戸時代の文政の頃、
弟子の「無涯和尚」に西国三十三観音を巡らせ、西国の本尊と
同じ形の石仏と、西国三十三観音堂の土を一緒に安置し、
庶民が西国(京都・大阪をはじめ2府5県)を巡礼しなくとも
現世で犯した罪悪の消滅と極楽浄土への道を開けるという
庶民の菩薩信仰を流布した…くらいしか、私には判りません。

しかし、ありがたいではありませんか?
遠く京都・大阪まで出かけなくとも、雪深き東北で同じ効果を
得ることができるのですから…。
But、学生諸君は、学僧「独国」に学ぶべきであり、安易に
その過程(西国を巡るという努力)を怠ってはいけません。
さすれば、

サクラ咲く、春が訪れることでしょう。
職場に『啓翁桜』が咲きました。
本日は、「独語」の単位を落としそうな学生さんと
「慶応(啓翁)大学」を目指す受験生必見の話題でした。

コメント
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