今朝も早よから、裏の畑で大根を掘りました。
私が勤勉だからではなく、早朝から家事に励む妻の視線が痛く、
そろそろ我が身の危険を敏感に悟った故の護身術であります。
さて、中国から偏西風によって運ばれた黄砂と暖冬の今年は、
肥沃な雪を生み出し、遂に我が家の畑では大根の雪上栽培に
成功したのであります。
ホラを吹くのも大概にせいや、といったところですが、
私にとっては、ひとつの夢というか、植物の栄養成長有効温度が
0℃以下で育つ野菜があるのであれば、雪上での栽培も可能であり、
来るべき食糧危機も何のそのといったところです。
微生物の世界では、Everything is possible but difficult task.
まぁ、不可能であると言えば、物事それで進歩は止まってしまうし、
気違いじみた発想が、時として世間の常識を覆し、驚異的な変革を
もたらす場合がある。
などと、そんなモゾ(夢、戯言)を見ながら、秋、畑に埋けた大根
を掘っております。
これで、当分、妻の小言を聞く必要が無くなりますし、
我が家の畑に、雪中キャベツが育てば、正直、結構儲かりまっせ。