その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

真昼の決闘

2010-05-06 05:21:25 | 夢屋王国

ゴールデン・ウイークもアッと言う間に終わってしまいました。帰省していた我が家の長男『ポン太郎』君も豪快な睡眠と食欲を見せ、臨時列車で帰って行きました^^;
近所のおばちゃん(おばあちゃん)たちは、紫外線対策に完全防備の体勢で畑の草と格闘しております。
            
よそ様のネコは、減反の荒地で野ネズミでも探しているのでしょうか?これまた臨戦体勢であります。あまり毛並みがよろしい飼い猫ではありませんが、当世の飼い猫ちゃんと違って、キャットフードで飼いならされていないようであります。エサを真剣に探す様子は、まだ、野性味を残しておりました。
            
荒地に降り立ったカラスもまた、何かを探している様子。しかし、彼らの場合は、半ば遊びであったり、エサ探しであったり、実にファンキーな行動を取ります。農作業に疲れて、友人T宅に訪問しますと、お母さんが大騒ぎ。何かと思いますと、シマヘビとカラス夫妻の決闘シーンに遭遇したとか・・・。カラスのご夫妻は、隣家の縁の下からヘビを引きずり出し、その頭部を攻撃し、遂には死に至らしめたようであります。
「カラスは、ヘビを食べるんかねぇ・・・?」(Tかあさん)
「カラスは雑食だから、肉片は食べるかもしれないが、直接攻撃するところは、俺も見たこと無いわぁ・・・」(夢屋)
「カラスは、結構記憶力が良くってねぇ、一度、卵や雛をヘビに飲まれたりした経験があって恨みに思ってたりして・・・」(夢屋)
食べるための殺戮ならば、お持ち帰りもあるのでしょうが、残されたヘビの死骸を見て、色々な想像を巡らせます。隣家のおばあちゃんは、ヘビの抜け殻を見ただけで、その場に二度と近寄らない方なものですから、急遽、ヘビ回収業と化した夢屋は、おばあちゃんが絶対歩かないであろう休耕田の中にヘビの死骸を捨てて参りました^^;
様々な決闘シーンが繰り広げられた休日最終日でありました。

コメント
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